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特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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建設の進捗状況の確認を進めています

皆さん、こんにちは。引き続きN連の排水事業の報告をいたします。
前回のブログでは、モデルシステムの設置候補地がほぼ確定してきたことを書きました。
これで一安心と思いきや、ここからが本番です。なぜなら実際に工事がはじまるからです!

実際の手続きがうまく進んでいるだろうか、工事が進んでいるかどうか、図面通りに建設されているだろうか、とチェックとフォローアップすることがとても大事なので、その作業を今スタッフが現地に出張するなどして、進めているところです。


以下は中部ジャワのバタンにあるイスラム学校の建設現場です。
ここでは、嫌気槽を含めてすべて新設する予定です。コンクリート型枠とパイプが見えますが、パイプの位置が水位に関係してくるので、高さ関係や位置や数・太さが正しく設置されているかをここでは確認することになります。
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東ジャワのグレシックには、今年3箇所設置することが決まっています。
当初の予定は2箇所だったのですが、もう1箇所追加することが決まり、そこの住民と話すことと、現場の実測が今回の目的でした。
先に決まっていた2箇所はまだ工事が始まっていませんが、今工事会社を探しているとのことでした。
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追加になったこの地域では、排水施設(既存は嫌気処理のみ)とゴミセンター(プラスチックのリサイクルの目的)、魚の養殖場が一箇所になって作られています。様々な賞を受賞するなど、地域住民の環境意識はとても高いです。
この小さなゴミセンターの倉庫の横にRBCを設置することになりました。
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東ジャワのシドアルジョでは、手続き上の問題でつまづいていた状況だったので、その会議をしに行きました。
シドアルジョは、コミュニティ単位の排水処理施設の建設に着手しはじめたばかりなので、慣れていないのは仕方ありません。今回の設置箇所がこの地域のモデルプラントになると思うと、一層心が引き締まると現地スタッフは話しています。
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こういった実現に向けての取り組みを今年は一層丁寧に行う予定です。
APEX,PUSTEKLIMへの応援をどうぞよろしくお願いいたします。


ジョグジャカルタより 中村でした。






コミュニティ排水処理事業、第3年次が半年経過 順調に設置地域が決まっています

2017年2月から、処理水質の良好な、住民参加型のコミュニティ排水処理システムを広域的に普及させるための事業が、外務省の日本NGO連携無償資金協力の資金を得て始まりました。三年計画の事業の第3年次の半年が過ぎ、中間報告を行いました。2019年3月から2019年8月までの状況をご報告します。


第3年次は、南スマトラ州、ランプン州、西ジャワ州、中部ジャワ州、ジョクジャカルタ特別州、東ジャワ州を重点的対象州として、15基の設置を目処にプロジェクトを進めています。
以下、主な活動を3つ紹介いたします。


①技術の周知 地方政府担当者、ファシリテーター等への技術紹介
プカロンガン

重点的対象州をはじめとする州の、地方政府の衛生・環境改善担当部門の担当者、コミュニティ排水処理システムの設置をコーディネートするファシリテーター等の関係者約214名を対象に、事業で推奨するシステムの紹介を計18回実施しました。重点対象州には入っていませんが、スラウェシ島北部のゴロンタロや、東ヌサトゥンガラ州、ロンボク島などにも紹介し、技術の周知に尽力しています。重点対象州である、ランプン州にも今後技術紹介に伺う予定です。
技術の周知



②コミュニティ排水処理モデルシステムの建設 設置先コミュニティの選定支援
チレボン
重点的対象州を中心に、推奨システムを設置するコミュニティの選択を、現場に同行するなどして支援しています。
これまでに、南スマトラ州、西ジャワ州、中部ジャワ州、東ジャワ州、ゴロンタロ州の、10ケ所のコミュニティと、9校のイスラム学校から推奨システムへの関心と、設置・運転の意志を示す文書が寄せられました。技術スタッフが現地を視察・実測の上、こちらから参考図面を送るなど、プロジェクトを着々と進めています。
モデルシステム


③人材育成 排水処理適正技術プログラム研修の実施
重点的に推奨システムを設置する地域を担当する地方政府担当者、ファシリテーター等を対象に、コミュニティ排水処理適正技術と推奨システムの設計手法に関するプログラム研修を、計3回、平均53名の参加者を得て実施しました。
①2019年5月2日北スマトラ州メダン市、 67名参加
②2019年6月25,26日ジョクジャカルタ特別州ジョクジャカルタ市、31名参加→こちらでも報告しました
③2019年8月7日ウォノソボ県 、63名参加



上記は8月20日時点の状況でしたが、今日(9月24日)の時点において、すでに11箇所のコミュニティ及びイスラム学校とMOU(基本合意書)を結んでおり、5箇所からの送付を待っている状態です。
後半期は、100名規模のセミナーの実施や、ニュースレターの発行、マニュアルブックの発行なども控えており、現地スタッフは仕事に励んでいます。

今後も報告をしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、どういったことを書いて欲しい等、もしご意見等ありましたら、お気軽にお寄せください!

中村



【報告】第7回適正技術フォーラム 「持続可能な開発のための適正技術に関する包括的フレームワークをめぐって-国際会議『SDGs×適正技術×アジア』プレイベント-」

 2019年9月7日(土)に第7回適正技術フォーラム「持続可能な開発のための適正技術に関する包括的フレームワークをめぐって-国際会議『SDGs×適正技術×アジア』プレイベント-」が、地球環境パートナーシッププラザで開催されました。今回は、グループディスカッションを中心とした構成になっており、35名(講師・スタッフ除く)の方々にご参加いただきました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
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 まず、APEX/ATFJ代表理事田中より、適正技術に関する包括的フレームワークの意義と素案についてプレゼンテーションがありました。今日、SDGsは多方面から支持されているにかかわらず、実際に使われている技術や主流的技術開発の方向性はSDGsからかけはなれている、という指摘があり、①貧困・格差の問題、②環境・資源の問題、③人間・労働疎外の問題という3つのカテゴリの問題に焦点を当てながら、これからの技術のあり方がどのようなものでなければならないかを論じるものでした。
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 次に、公益財団法人地球環境戦略研究機関参与西岡秀三先生と、國學院大學経済学部教授古沢広祐先生より、お二人のご専門も踏まえてフレームワークへのアドバイスをいただきました。特に西岡先生の「人間社会の「持続可能性」とは、「人」が幸福である状況が続いている状態ではないか」という提起が印象深かったのと、古沢先生の「フレームワークが、ある技術が適正かどうかなどを判断する基準のようなものになったらいいのでは」というご提案もとてもためになるものでした。古沢先生は、今こそ、このようなフレームワークを広く社会に訴えていくべきといわれ、たいへん力づけられました。
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 続くグループディスカッションでは、①②③のテーマごとに分かれ、議論を行いました。どのグループも熱心にディスカッションを行ってくださり、時間が足りなかったという声も聞かれました。
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終了後の懇親会は、今回は一般のお店で行いましたが、多くの方にご参加いただきました。次回はいよいよ12月7日(土)、8日(日)の国際会議になります。みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

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