FC2ブログ
特定非営利活動法人APEX
サイト内の検索Googleホームページロゴ

インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

 | ブログトップへ戻る |  »

第17回総会開催報告

2020年6月14日(日)にAPEXの第17回総会が開催され、正会員13名とオブザーバーとしてAPEXのスタッフ/インターン2名が参加しました。今回の総会は、新型コロナウイルス対策として、Zoomを使用してのオンライン開催となりました。

総会のようす


まず代表の田中から2019年度の全般の状況と、インドネシアでのコミュニティ排水処理事業を中心に海外事業に関するご報告、2020年度の活動計画案の説明がありました。その後、私(国内事業・広報担当ジェンキンソン陽)より、国内事業の活動報告と活動計画案についてご報告差し上げました。発表は資料を画面共有しながら行われました。

質疑応答は、コロナ下での活動予定や、包括的フレームワーク関連の質問が中心でした。最後に、活動報告案と活動計画案、そして決算案と予算案は、無事採択されました。

国内では新型コロナウィルスの新規感染者がかなり少なくなりましたが、本当に収束するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。みなさま、どうぞご自愛くださいませ。

国際会議 Seminar Internasional Indonesia dan Jepang “IPAL Komunal yang ditingkatkan untuk Indonesia maju”

Seminar Internasional Indonesia dan Jepang “IPAL Komunal yang ditingkatkan untuk Indonesia maju”(インドネシアと日本の国際セミナー インドネシアの成長に向けた、地域型排水処理施設の強化)と題しまして、国際会議が開かれましたのでその報告を致します。

ジョグジャカルタ州の上下水のインフラマネージメントの部署のIbu Rosdianaさんに、オープニングのスピーチをして頂きました。
ibu Rosdiana


「インドネシアの生活排水マネージメントに対する、政策とプログラム」として、公共事業国民居住省の生活排水マネージメント局のNanda Lasroさんから講演して頂きました。インドネシアでは去年大統領選があり、様々な公約が打ち出されています。2020年の今丁度プログラムが始まり、2024年に向けて動き出しているそうです。そういった政府の方針やターゲットについてのお話が聞けました。
seminar-3.jpg


続いて「水質汚染防止政策」として、環境林業省の家庭廃棄物、水質汚染管理局のIr. Noor Rachmaniahさんから講演がありました。水質汚染の種類や最近の増加傾向、水質汚染の原因や、それらにどのようなアクションを起こす必要があるのかについて説明して頂きました。
seminar-4.jpg


「嫌気性と好気性の組み合わせにより強化される中規模排水処理施設の開発と普及」としてAPEX代表理事の田中直からは、現状よく使われている、嫌気性処理施設の処理能力の問題点と、APEXがすすめる好気性処理である回転円盤を用いたシステムについてを解説し、今までのインドネシアでの成果について説明を行いました。
seminar-5.jpg


「組み立て式のコミュニティ型排水処理施設の試験基準の開発」として、公共事業国民居住省の開発研究機関住宅居住研究センターのElis HastutiさんとSri Darwatiさんから講演がありました。彼女らのラボラトリーで、様々な製品をどうやってテストしてその性能を測っているのか、つまり、性能をテストする基準を開発する過程について説明して頂きました。
seminar-6.jpg


「スポンジ担体を使用した家庭廃水処理システムと小規模産業廃水の開発と応用」香川高等専門学校の多川正准教授からの講演では、スポンジ状担体を充填した新規の散水ろ床(DHSろ床)というものがどういった物体なのか、それを用いたシステムの性能や、実際にエジプトで設置した話などを説明して頂きました。
seminar-7.jpg


「水辺の集落(川、ビーチ、沼地)向けの家庭排水技術の概要」としてバンドゥン工科大学のTjandra教授の講演がありました。インドネシアでは川岸に作られた水上集落などがあり、生活排水はそのまま水源に垂れ流されている現状があるので、その対策の必要性が説明されました。また、嫌気性処理や、回転円盤、バイオフィルターなどのシステムについても説明があり、それぞれの地域の条件によって適切に選ばれるべき、設計基準の開発も大事だということを説明して頂きました。
seminar-8.jpg


また2日目は実際にPUSTEKLIM/APEXが設置した回転円盤があるジョンカン地区に皆さんで見学に行き、会場に戻ってからはジョンカンから住民の方々に来てもらい、実際に使ってみてどうかを説明してもらいました。
seminar-10.jpgjongkang.jpeg
KSM Jongkang



ジャカルタの政府の方や、その中の研究所の方、そして大学、NGOと様々な立場の方々が登壇され、それぞれの役割の大事さや、協働の必要性をとても感じられました。参加者はトータルで100名程度になり、ジョグジャカルタ内はもちろん、ジャワ島他都市や、スマトラ島などからも参加頂き、盛況で良かったと思います。
closing.jpg


中村

はじめまして!海外事業コーディネーターの中村です。

みなさま、はじめまして
海外事業コーディネーターとして、1月からYogyakartaに出張しております中村です。
以前Yogyakartaのガジャマダ大学というところに留学していたこともあり、あまり「海外」という気構えはなく落ち着いて仕事をはじめております。
これからインドネシアの現地の情報を発信していきますので、宜しくお願いいたします。

そして今日は、平成30年度日本NGO連携無償署名式のために、ジャカルタに来ております。
コミュニティ排水処理事業第3年次が無事採択されたためです!
3月1日から3年次がはじまりますが、現地スタッフ一同気を引き締めて頑張ります。


さて、最近のPUSTEKLIMの様子ですが、上記の通り排水処理事業は2月が年度の締め。
今年度のプロジェクトをまとめなければなかったのでスタッフは追い込みで各々忙しくしておりました。
回転円板の設置作業、プロジェクトの検収作業のため各地への出張、書類の作成と関係者のサイン集め、ニュースレターの作成や報告書作り、付属品の購入と輸送などを手分けしてすすめていたようでした。
代表の田中曰く、今年度のプロジェクトは、事業の現場はいつも何があるかわからず、いろいろな問題は起きたが、都度
対応して全体的に順調に終わったのでよかった、とのことでした。


プロジェクトの検収は、PUSTEKLIMオフィスがあるYogyakartaをはじめ、Wonosobo, Pati, Pasuruan, Bandungなどのジャワ島の各都市。そして、南スラウェシのSoppengという地区にも足を運びました。
わたしがその中で同行したのは、SoppengとBandungですので、その写真をいくつか載せておきます。

◯BandungのCikembangのプロジェクトは、高山地帯でじゃがいもやキャベツなどの野菜を見渡す限り作っているような地域です。
ここでは、MCKという共同トイレ・シャワー・洗濯場を使っていて、各家庭にはトイレがないということでした。
回転円板はそこに設置するもので、嫌気層の上は花壇にされるなど、きれいに作られている印象でした。代表の田中は、特に住民の方々の歓迎を感じられ、嬉しい瞬間だったとコメントしておりました。

写真1
写真2
写真4

◯Soppengはマカッサルという南スラウェシ大きな都市の空港まで飛行機で行き、そこから車で4時間ほど北上したところにあります。
田んぼと小さな集落を延々と抜けた先に、大きな街があったのでびっくりしたのですが、調べたところによると昔は王国があったようです。
今回設置した処理施設は川の近くの、ため池の真横にあり、処理水を使って魚を飼えるのではという話もしました。
その隣の集落も来年是非設置してほしいという話も出ました。

写真5
写真6
写真7

 | ブログトップへ戻る |  »

カレンダー

« | 2020-07 | »
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

カテゴリ別

現在の位置

アパ・カバール?
 トップページ
  └ カテゴリー
        └ 未分類
by AlphaWolfy

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

Appendix




携帯用QRコード
QRコード

Copyright (C) 2015 特定非営利活動法人APEX, All Rights Reserved.
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル2F(地図・アクセス
電話TEL:03-3875-9286 / ファックスFAX:03-3875-9306 / 電子メールE-mail:tokyo-office@apex-ngo.org