中国が世界最大のCO2排出国に
asahi.com:中国、06年のCO2排出量は世界最大 - 国際
イギリスのBBCニュース(BBC NEWS | Asia-Pacific | China building more power plants)では、中国の経済発展を支えているのは、安い労働力を求めて進出している先進国の企業や、中国から製品を買っている先進国の顧客であると述べられています。先進国では中国で作られた製品を安く購入できるが、それは将来の環境を犠牲にしたものであるとのことです。
また、財務省が2007年4月25日に発表した2006年度の貿易統計(速報)によると、日本の相手国別貿易額で中国(香港を除く)が米国を抜き、最大の貿易相手国になったそうです。(J-CAST ニュース : 最大の貿易相手国は中国に)
労働力が安い上に、温暖化ガスの排出基準が京都議定書で定められていないので、日系企業をはじめ先進国の企業が多く進出しているのでしょう。
中国の温暖化ガス排出量の増加は、中国だけの責任ではありません。
(APEX彦坂)
中国の二酸化炭素(CO2)排出量が06年は米国を抜き、初めて世界最大になったとオランダ環境評価機関(MNP)が19日発表した。経済成長に伴い、セメント生産などが急増したことが排出量増加につながったという。
MNPによると、中国の06年の排出量は前年比8.7%増の62億トン。米国は1.4%減の58億トンだった。セメント生産の過程では多くのCO2を排出する。石炭の消費が増えたことも要因という。ただ、1人当たりの排出量では、中国は米国の4分の1、英国の半分としている。
イギリスのBBCニュース(BBC NEWS | Asia-Pacific | China building more power plants)では、中国の経済発展を支えているのは、安い労働力を求めて進出している先進国の企業や、中国から製品を買っている先進国の顧客であると述べられています。先進国では中国で作られた製品を安く購入できるが、それは将来の環境を犠牲にしたものであるとのことです。
また、財務省が2007年4月25日に発表した2006年度の貿易統計(速報)によると、日本の相手国別貿易額で中国(香港を除く)が米国を抜き、最大の貿易相手国になったそうです。(J-CAST ニュース : 最大の貿易相手国は中国に)
労働力が安い上に、温暖化ガスの排出基準が京都議定書で定められていないので、日系企業をはじめ先進国の企業が多く進出しているのでしょう。
中国の温暖化ガス排出量の増加は、中国だけの責任ではありません。
(APEX彦坂)