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特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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ご報告「NGO・大学生による 海外フィールドワークの学び!」

事務局の三木です。
27日(土)に6団体のNGOが集まり、合同のスタディーツアー報告会が開催されました。

第1部は、NGOのツアー企画担当者によるパネルセッションが行われました。
はじめに、自己紹介と「なぜスタディーツアーを行っているのか」に答える形でセッションがスタートしました。

NGOスタッフによるパネルセッション
(NGOスタッフによるパネルセッション)

○まず自分の目で現地を見てもらいたい○通常の旅行では体験できないような思いや学びを体験してもらいたい○日本社会やこれまでの生活を見直すきっかけになれば・・などなど、ぞくぞくと意見が寄せられました。

他にも、「特に気をつけている点は」という質問で、安全対策や事前学習などが挙げられました。事前・事後のフォローアップなどは、NGOならではですね。APEXでも事前に安全対策に関する研修と訪問地を理解のための研修(現地基礎情報、語学研修)を行っています。

参加者のビフォア・アフターの事例を訪ねた質問では、もともとは内気な青年だったのに、ツアー後は現地で協力活動を始め、その後NGOスタッフになった方もいた、という例を紹介してくれた団体もありました。

そういう要素はおそらくどのNGOのツアーにもあるのだと思いますが、行動にも結びついているのはすごいですね。

第2部は、ツアーに参加した学生のみなさんに何を学んだかを語っていただきました。さまざまな事例が挙げられる中で、「物質的豊かさよりも心の豊かさ」を感じたという学生さんが何人もいました。他には、逆に日本が恵まれていることを実感したという方や修士論文のテーマを変えるほどのインスピレーションを得たという方もいらっしゃいました。

参加者による報告
(学生参加者によるパネルトーク)

参加された方は、目算で4、50名くらいだったと思います。小さな教室が一杯になり、ほとんどの方が最後まで参加してくださいました。
NGO合同でツアーの報告会をする機会はこれまでになく、スタッフにとっても良い情報共有の場になったと思います。

ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

(APEX 三木)

【現地レポート】苗木生産の進捗

APEXの彦坂です。

先日もこのブログで書いたのですが、現在、ジャトロファ・センターでは50,000本の苗木生産を行っています。この苗木はワークショップの際に、各村に配布する予定のものです。10月から生産を開始しており、現在は挿し木を行ってから約1ヶ月~1ヶ月半が経ったところです。

PB130156

PB130160

順調に育っているようです。12月初めには植栽可能な状態になり、各村の住民に配布される予定です。

 

ちなみに、私も下宿先でジャトロファを植えてみました。私の場合は種から育てていますが、6日ほどでやっと芽が出て、2週間ほどで以下の写真のような感じになりました。こちらも今後の成長が楽しみです。

PB131934

(APEX彦坂)

APnet(Asian People's network)始めました

事務局の三木です。

沿道の並木もすっかり落葉し、クリスマスが待ち遠しいこのごろです。

さて、このたび、APEXのボランティアチーム「APnet(エーピーネット)」が活動を開始しましたのでお知らせします。

APnetは、Asian People's networkの略称です。グループの目的は、APEXの活動のお手伝いをしながら、自らも学び、交流し、ネットワークを広げることにあります。メンバーは、20~30代中心です。

APnet主催の活動第1弾として、2ヶ月毎にAPEXオープンディを開催することになりました。オープンディでは、APEXの活動についてご説明したり、APnet独自に勉強会・交流会なども行います。

オープンディ開催のお知らせやAPnetの活動につきましては、APEXのHP事務局のブログでお知らせしてまいりますので、ご関心がございましたらどうぞご参加下さい。

なお、第2回目のオープンデイは2月19日に行う予定になっております。グループスタディのテーマは「自然エネルギー」です。

(APEX三木)

11/27開催「NGO・大学生による 海外フィールドワークの学び!」のご案内

事務局の三木です。

来る11月27日に6団体合同のスタディーツアー報告会を行いますので、ご案内します。

フローレス島マウメレを望む
(マウメレの街を望む in インドネシア フローレス島)
                
スタディーツアーやワークキャンプに関心があっても実際に参加したことがない方々にとっては、おそらく、きっかけがなかったり、自分に合ったツアーをどうやって見つければ良いのか分からないなどの理由があると思います。

小学校への訪問
(地元の小学生との交流)


さまざまなNGOがスタディーツアーやワークキャンプを実施しておりますが、団体によってどのような特色があり、どのような体験が得られるのかをある程度まとめて知りたいという方は、下記のイベントにぜひお越し下さい。
当日は「NGOスタディーツアー・ワークキャンプネットワーク」に集う6団体のNGOのツアー企画担当者がセッションをしたり、この夏、それぞれのツアーに参加した大学生が現地での学びについて報告します。

また、春休みにスタディーツアーやワークキャンプを実施するNGOがブースで相談会も行います。

NGO・大学生による
海外フィールドワークの学び!
関連URL:http://ameblo.jp/studytour-workcamp/

【日時】2010年11月27日(土)13:30-16:30(13:00受付開始)
【場所】日本大学法学部1063号教室(地図
【参加費】無料
【参加申込】メールでお名前、ご所属、ご連絡先をお知らせ下さい。
【お申し込み先】
NGOスタディーツアー・ワークキャンプネットワーク 事務局
E-mail:info@studytour-workcamp.net(@を半角に変えて下さい)

詳細はチラシをご覧下さい。

スタディーツアーのご報告(ジョグジャ編)

スタディーツアーのご報告後半です。

ジョクジャカルタへ出発
国内線を乗り継ぎ、フローレスから一路ジャワ島のジョクジャカルタへ向かいました。

ディアンデサを訪ねる
翌日は、APEXと協力関係にある現地のNGO、ディアンデサ財団を訪ねました。ディアンデサ財団も適正技術開発を行っているNGOで、水供給や農村開発、マイクロクレジット分野などで事業を行っています。この日は、APEXのバイオマス事業、排水処理事業の説明を聞いてから、事業を行っている地域を訪れました。

バイオマスガス化炉の見学
APEXが開発を進めているバイオマスのガス化施設を見学しました。

排水処理実施地区を訪ねる
次に排水処理事業の実施地区(クリチャック地区)を訪ねました。事業終了後も住民達による管理運営がなされているようです。

人なつこい子供たち
子供たちはここでも人なつっこい笑顔で近寄ってきてくれました。早くきれいな川で遊べるといいですね。

スクナン地区の排水処理設備
もう一方の排水事業対象地区(スクナン)です。クリチャック地区とは印象が異なり、周りには落ち着いた田園風景が広がっています。違いがある2地区それぞれに合った排水処理設備が設置されています。

スクナンの活動体験
スクナン地区は環境に対する意識が高い地区で、ゴミの分別が徹底し、廃棄物を販売・加工し現金収入を得る道も模索しています。排水処理後の水も利用しているとのことです。
ここで一晩ホームステイしながら、プラスチックのパッケージからバックを作る活動も体験しました。

ジョグジャ市街観光
自由行動の時間には、ジョグジャの市街地で買い物をしたり、伝統舞踊を見に行ったり、エステに行ったりと思い思いの時間を過ごしました。

世界遺産ボロブドゥール見学
最終日は、世界遺産ボロブドゥール遺跡を訪ねました。日差しが強く、勾配もきつかったですが、頂上は爽快でした。
ここに写ってる大学生のみなさんは、全員ジョグジャの街中で購入したポロのTシャツを着ているんですが、それくらい仲がよく、また一晩中ディスカッションなどもしていて、お互いに刺激し合い、よい関係ができたようです。

全員集合

スタッフとしてもとても楽しく、新たな発見の多い旅でした。どうもありがとうございます。
今回ご参加下さった皆様の今後ますますのご活躍をお祈りしています。

(APEX 三木)





第33回理事会が行われました

すっかり秋めいて、絶好のお出かけ日和となった11月6日、第33回理事会が行われました。

理事会では、プロジェクトの進捗や今後の取り進めについて審議されます。今回は海外事業の新規事業形成に向けて、国内事業は次年度のテーマと企画などが中心となりました。

今回ご参加いただいたのは、APEXの理事や会員など11名の方々でした。理事会とはいえ、理事以外のみなさまも積極的に参加してくださっております。それぞれの担当者からプロジェクトの進捗報告があるため、プロジェクトの全体の進捗をとらえやすく、課題なども話し合われます。今回もたくさんのご意見、ご教示をいただきました。

rijikai.jpg

次回の理事会は2010年1月8日(土)に行われます。会員の方はオブザーバー参加が可能ですので、ご関心がございましたらどうぞご参加下さい。

(APEX三木)


【現地レポート】苗木生産・植栽・養生に関するワークショップ

APEXの彦坂です。

現在、ジャトロファの植栽を他地域にも広めるために、30ヶ所以上の村で苗木生産・植栽・養生に関するワークショップを開催しております。この事業はこれまでフローレス島シッカ県内の2つの村を中心に行なわれてきましたが、このワークショップはシッカ県以外にも隣のエンデ県および東フローレス県の村々でも行なっています。

 

計画では少なくとも10ヵ所以上の村で行なう予定でしたが、新聞などにジャトロファ・センター竣工式の様子が報じられたりするなど、この事業が広く知れ渡ったためか要望が殺到して、30箇所以上の村で開催することとなりました。

 

以下の写真のような、約100へクタールほどの広大な荒れ地も植栽候補地のひとつです。

PA240071

 

ワークショップで苗木生産の方法について説明するスタッフ。

PA301809

 

各ワークショップでは、苗木生産に必要な資材を住民に手渡しています。第3年次に住民に引き渡される資材は、合計で25万本の苗木生産・植栽に必要な量の資材です。1ヘクタールあたり2500本植栽すると仮定すると、100ヘクタール分の量になります。

PA301825

 

引き渡した資材を使用して、いざ実践練習です。苗木生産では女性の積極的参加も得られます。

Foto0709

 

挿し木作業の様子。

Foto0664

 

このワークショップは、その後のフォローアップも含めて、12月ごろまで行なわれます。今年はラニーニャ現象の影響で、この地域でも例年に比べて雨が多く、ジャトロファもよく育ちそうです。

(APEX彦坂)

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