排水処理施設の建設までもう少しです
今月も、ランドゥングサリとスレロックに行ってきました。
今回は、それぞれの地域の住民と排水処理施設建設に関する具体的な話し合いをするのが目的です。
建設は、その地域に住む建築関係の仕事の人を中心として、住民の手で行われます。
両方ともジョグジャカルタからは遠いので、現地のローカルNGOスタッフに協力してもらいながら仕事を進めます。
いつ、どのような仕事をするのか
材料の単価はいくらで、どのくらい使うのか
などをチェックしてGOです。
今回のミーティングでは、
工程表や資材購入リストを作ってもらいたいとお願いをし、
誰に、どんな目的で使用するお金を、いつごろ振り込むのか
といったことを伝えたり、
建設にはどのくらいの期間がかかるのかを聞いたりしました。
そして、それぞれの地域の問題点などを話し合いました。
ランドゥングサリでは土地の問題。
設計してみたところ、予定よりも広い土地が必要なことがわかったのでそれを住民に伝えたり、
土地は借りるのか、買うのかを話し合ったりしました。

スレロックでは、それぞれの家からの配管についてが懸案事項。
というのも、このプロジェクトでは
排水処理施設をJICAからのプロジェクト資金で
排水処理施設へ通じる公共のパイプを市の予算で
公共のパイプへ通じる家庭からのパイプを個人のお金で
作ることになっていますが、スレロックの平均的な一家の収入は一か月1万円以下の家庭が多いんです。
配管にかかるお金は、日本円でだいたい3000円くらいですが、とてもじゃないけど出せませんよね。
そこで、APEX独自の排水処理プロジェクト基金(PUSTEKLIM FUND)から配管の費用を貸し出すことになりました。

スレロックでの話し合いの中心は、この貸し出しについて。
APEXでは、1軒あたり
Rp.200,000~300,000くらいかなと予想していましたが
出てきたのは
Rp.400,000~1,200,000
だいぶ違います。。
理由は、トイレを作りたい家もあったり、家が公共のパイプから10m以上離れていたり、といったもの。また、パイプのサイズも太めのもので計算していたようでした。
このほかにも、返済についてや、返済が遅れた場合には○%上乗せされますよ、といったことを説明したり、誤解しているところを正したりして、話し合いは終了しました。
トイレが家にないって、大変ですよね。
公共のトイレで用を足していて、それが普通なのかもしれないけど、日本人的には。。。と思ってしまいます。
いろいろ考えてしまいますが、ともあれこのプロジェクトを通して、地域の中でまだトイレを持っていない数件の家庭には、トイレを作ることができそうです。
<APEX尾上>
今回は、それぞれの地域の住民と排水処理施設建設に関する具体的な話し合いをするのが目的です。
建設は、その地域に住む建築関係の仕事の人を中心として、住民の手で行われます。
両方ともジョグジャカルタからは遠いので、現地のローカルNGOスタッフに協力してもらいながら仕事を進めます。
いつ、どのような仕事をするのか
材料の単価はいくらで、どのくらい使うのか
などをチェックしてGOです。
今回のミーティングでは、
工程表や資材購入リストを作ってもらいたいとお願いをし、
誰に、どんな目的で使用するお金を、いつごろ振り込むのか
といったことを伝えたり、
建設にはどのくらいの期間がかかるのかを聞いたりしました。
そして、それぞれの地域の問題点などを話し合いました。
ランドゥングサリでは土地の問題。
設計してみたところ、予定よりも広い土地が必要なことがわかったのでそれを住民に伝えたり、
土地は借りるのか、買うのかを話し合ったりしました。

スレロックでは、それぞれの家からの配管についてが懸案事項。
というのも、このプロジェクトでは
排水処理施設をJICAからのプロジェクト資金で
排水処理施設へ通じる公共のパイプを市の予算で
公共のパイプへ通じる家庭からのパイプを個人のお金で
作ることになっていますが、スレロックの平均的な一家の収入は一か月1万円以下の家庭が多いんです。
配管にかかるお金は、日本円でだいたい3000円くらいですが、とてもじゃないけど出せませんよね。
そこで、APEX独自の排水処理プロジェクト基金(PUSTEKLIM FUND)から配管の費用を貸し出すことになりました。

スレロックでの話し合いの中心は、この貸し出しについて。
APEXでは、1軒あたり
Rp.200,000~300,000くらいかなと予想していましたが
出てきたのは
Rp.400,000~1,200,000
だいぶ違います。。
理由は、トイレを作りたい家もあったり、家が公共のパイプから10m以上離れていたり、といったもの。また、パイプのサイズも太めのもので計算していたようでした。
このほかにも、返済についてや、返済が遅れた場合には○%上乗せされますよ、といったことを説明したり、誤解しているところを正したりして、話し合いは終了しました。
トイレが家にないって、大変ですよね。
公共のトイレで用を足していて、それが普通なのかもしれないけど、日本人的には。。。と思ってしまいます。
いろいろ考えてしまいますが、ともあれこのプロジェクトを通して、地域の中でまだトイレを持っていない数件の家庭には、トイレを作ることができそうです。
<APEX尾上>
ジャトロファの搾り粕からのコンポスト生産と評価
ジャトロファ事業では、ジャトロファの搾油後の搾り粕(下の写真)からコンポストを作っています。

コンポスト生産は、主に以下のような竹で出来た基礎部の上に搾り粕をかぶせて、水分や温度などに注意しながら発酵させるという方法で実施しています。

水分を調節しながら、頻繁にコンポストを切り返して、全体が空気に触れるようにすることが重要です。

コンポストの発酵過程でアンモニアなどが発生するので、生産現場周辺はアンモニア臭が漂います。コンポストが出来たかどうかの判断基準の一つが匂いがしないことであり、私もよく匂いを嗅ぎまわっています。そのせいか、最近は、アンモニア臭にずいぶん慣れてきました。
実際にコンポストを使って、野菜の試験栽培も行なっています。まずは菜っ葉の一種で行いました。

下の2枚の写真はどちらも左側がコンポストなし、右側がコンポスト有りで約1か月間育てた後の状態です。


コンポスト無し(左)に比べて、コンポストありの場合(右)はより大きく成長しているだけでなく、茎も太くなっているのが分かります。
ちなみに収穫した野菜は、各スタッフで家に持ち帰り、美味しくいただきました。
(APEX彦坂)

コンポスト生産は、主に以下のような竹で出来た基礎部の上に搾り粕をかぶせて、水分や温度などに注意しながら発酵させるという方法で実施しています。

水分を調節しながら、頻繁にコンポストを切り返して、全体が空気に触れるようにすることが重要です。

コンポストの発酵過程でアンモニアなどが発生するので、生産現場周辺はアンモニア臭が漂います。コンポストが出来たかどうかの判断基準の一つが匂いがしないことであり、私もよく匂いを嗅ぎまわっています。そのせいか、最近は、アンモニア臭にずいぶん慣れてきました。
実際にコンポストを使って、野菜の試験栽培も行なっています。まずは菜っ葉の一種で行いました。

下の2枚の写真はどちらも左側がコンポストなし、右側がコンポスト有りで約1か月間育てた後の状態です。


コンポスト無し(左)に比べて、コンポストありの場合(右)はより大きく成長しているだけでなく、茎も太くなっているのが分かります。
ちなみに収穫した野菜は、各スタッフで家に持ち帰り、美味しくいただきました。
(APEX彦坂)
第9回総会を開催しました
2012年6月24日(日)、JICA地球ひろばにおいて、第9回APEX総会が開催されました。総会には、理事、会員など11名が集まり、2011年度の事業・決算報告と2012年度の事業計画・予算案が審議されました。

2011年度は、ジャトロファ事業が助成事業としては終わり、その後自主事業として継続しています。一方、コミュニティ排水処理の普及促進のための事業が始まり、バイオマスガス化の技術開発に関しても、引き続く事業形成に努めました。助成事業の終了と開始、そして新規プロジェクトの申請と、動きの多い1年だったと思います。

(ジャトロファ事業の最後に行われたセミナーでは、インドネシア全土から100名の方が集まりました)

(コミュニティ排水処理新規事業開始後行われた政府関係者、NGOスタッフ向けトレーニング)
国内事業では、参加型の企画(APEXセミナー、「開発とNGO」研究会、スタディーツアー)を連携させつつ展開しました。2011年度は「貧困」をテーマにし、研究会では、「貧困の構造とその克服」というシリーズ(月1回開催、合計7回)を実施。加えて、セミナー4回、スタディーツアー1回を実施しました。

(「開発とNGO」研究会 シリーズ《貧困の構造とその克服》)

(第172回APEXセミナー「現代の貧困とは何か」講師:西川潤氏)
総会では、これら各プロジェクトの進捗をパワーポイントと資料でご報告しました。
引き続く2012年度は、創立25周年を迎える年になります。上記のプロジェクトの継続・展開とともに、人材育成も含めて、適正技術を社会に広めていくことにも取り組んでいきたいと考えています。そのため、人材育成に関する具体的プログラムや25周年記念イベントについての計画についても話し合われ、それに認定NPO法人化なども加わりました。

議事が多かったのですが、ご参加の方からは、今後の事業の進展や創立25周年記念に向けたご意見を多数いただき、真剣な議論が交わされました。それらも含めて、事業報告、計画とも無事に承認されました。
2012年もさまざまな活動が予定されております。プロジェクトの進展と会の発展に努めたいと思います。
(APEX三木)

2011年度は、ジャトロファ事業が助成事業としては終わり、その後自主事業として継続しています。一方、コミュニティ排水処理の普及促進のための事業が始まり、バイオマスガス化の技術開発に関しても、引き続く事業形成に努めました。助成事業の終了と開始、そして新規プロジェクトの申請と、動きの多い1年だったと思います。

(ジャトロファ事業の最後に行われたセミナーでは、インドネシア全土から100名の方が集まりました)

(コミュニティ排水処理新規事業開始後行われた政府関係者、NGOスタッフ向けトレーニング)
国内事業では、参加型の企画(APEXセミナー、「開発とNGO」研究会、スタディーツアー)を連携させつつ展開しました。2011年度は「貧困」をテーマにし、研究会では、「貧困の構造とその克服」というシリーズ(月1回開催、合計7回)を実施。加えて、セミナー4回、スタディーツアー1回を実施しました。

(「開発とNGO」研究会 シリーズ《貧困の構造とその克服》)

(第172回APEXセミナー「現代の貧困とは何か」講師:西川潤氏)
総会では、これら各プロジェクトの進捗をパワーポイントと資料でご報告しました。
引き続く2012年度は、創立25周年を迎える年になります。上記のプロジェクトの継続・展開とともに、人材育成も含めて、適正技術を社会に広めていくことにも取り組んでいきたいと考えています。そのため、人材育成に関する具体的プログラムや25周年記念イベントについての計画についても話し合われ、それに認定NPO法人化なども加わりました。

議事が多かったのですが、ご参加の方からは、今後の事業の進展や創立25周年記念に向けたご意見を多数いただき、真剣な議論が交わされました。それらも含めて、事業報告、計画とも無事に承認されました。
2012年もさまざまな活動が予定されております。プロジェクトの進展と会の発展に努めたいと思います。
(APEX三木)
第175回APEXセミナー報告「外国人看護師・介護福祉士受け入れの現状と今後の課題-インドネシア人候補者を例に-」
6月16日(土)に行われた第175回APEXセミナーではガルーダ・サポーターズ共同代表の星さとる氏をお招きして、インドネシア人看護師・介護福祉士候補を取り巻く問題や今後の課題についてお話をうかがいました。
インドネシアで看護師資格を持ち、実務経験のある候補者の方が日本の受入施設と雇用契約を結び、そこで働きながら学び、3、4年間のうちに日本の国家試験を受験して、合格すればずっと日本で働き続けられるというのが、この制度の概要です。セミナーでは、合格率低迷の要因や関連する問題について、さまざまな角度からお話をうかがうことができました。
まず、問題の大きいところとして、限られた期間に日本語を修得することの難しさや受入れ施設側の経済的負担が大きいことが挙げられます。

日本語を母語としない人が漢字を理解したり、漢字・かな交じりの文章を読み下すこと自体そう簡単なことではないそうで、日本人ならば瞬時に判別できる熟語の区切り方などの感覚も彼らにはなく、国家試験(=筆記試験)では、問題文を読むこと自体がハードルであるとのこと。そのため、外国人受験者の場合の試験時間の延長や、漢字に読み仮名をつける、分かりやすい文章作り(いわゆるひっかけ問題にしない)等の必要性を訴えてこられたそうです。
また、候補者は医療・介護の専門知識を日本語で修得しなければなりませんが、例えば、日本語教師は医療・介護に詳しい方ばかりではなく、逆に受け入れ施設の方は語学を教える専門家ではない、さらに、医療介護のテキストも日本語修得レベルに配慮されているものは少ない、というふうに、教育システムとして充分に対応しきれていない現状もお聞きすることできました。
受け入れ施設側の経済的負担についてはニュース等でも取り上げられているところですが、近年は受け入れ側の減少が続いており、既にピーク時の30%程度まで減ってしまった受け入れ先をどうやって増やしていくかも課題ということです。
さらに細かくは、外国人の就労に関する制度上の問題や行政上の制約、看護・介護の独特な事情なども不安要因となっているようで、詳しくうかがうにつれて実にさまざまな問題があることには驚きました。近頃では、合格しても帰国してしまう方もおり、合格後の就労、生活面への配慮に関する課題なども現れ始めているようです。

星さんは、外国人受け入れ制度が、国の看護・介護分野の人手不足問題への対策を講じる上で行われているのではなく、経済連携協定で始まっているという、目的の不明瞭さを指摘されていましたが、今後加速する少子高齢化に日本国内だけで対応するのは困難であるという見地から、この制度がそれらの問題解決に貢献するための道すじ/ルートマップの整備が急務であると述べられていました。
ガルーダ・サポーターズでは、インドネシア人看護師・介護士候補者の電話相談や学習支援などの直接支援と政策提言を行ってこの制度を支える活動をされています。そのため、メンバーには、看護婦、保健師、メディカルドクター、日本語教師、受け入れ施設の関係者等々、この問題に関わるさまざまな専門性を持つ専門家がいらっしゃるとのことです。問題解決型の活動をすることの難しさを感じながら、少しずつでも改善に向かうことを祈ります。
当日はあいにくの天気にもかかわらず会場は満員のお客さまで熱気があり、質疑の時間には終了時間まで質問が絶えませんでした。この問題への関心の高さもうかがえました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
※なお、後日談となりますが、セミナーでもご紹介いただいた「ガルーダサポーターズ3周年の集い」のご案内をいただきましたので、共有させていただきます。
(7月21日開催)http://garuda-net.jp/data/20120721.pdf
(APEX 三木)
インドネシアで看護師資格を持ち、実務経験のある候補者の方が日本の受入施設と雇用契約を結び、そこで働きながら学び、3、4年間のうちに日本の国家試験を受験して、合格すればずっと日本で働き続けられるというのが、この制度の概要です。セミナーでは、合格率低迷の要因や関連する問題について、さまざまな角度からお話をうかがうことができました。
まず、問題の大きいところとして、限られた期間に日本語を修得することの難しさや受入れ施設側の経済的負担が大きいことが挙げられます。

日本語を母語としない人が漢字を理解したり、漢字・かな交じりの文章を読み下すこと自体そう簡単なことではないそうで、日本人ならば瞬時に判別できる熟語の区切り方などの感覚も彼らにはなく、国家試験(=筆記試験)では、問題文を読むこと自体がハードルであるとのこと。そのため、外国人受験者の場合の試験時間の延長や、漢字に読み仮名をつける、分かりやすい文章作り(いわゆるひっかけ問題にしない)等の必要性を訴えてこられたそうです。
また、候補者は医療・介護の専門知識を日本語で修得しなければなりませんが、例えば、日本語教師は医療・介護に詳しい方ばかりではなく、逆に受け入れ施設の方は語学を教える専門家ではない、さらに、医療介護のテキストも日本語修得レベルに配慮されているものは少ない、というふうに、教育システムとして充分に対応しきれていない現状もお聞きすることできました。
受け入れ施設側の経済的負担についてはニュース等でも取り上げられているところですが、近年は受け入れ側の減少が続いており、既にピーク時の30%程度まで減ってしまった受け入れ先をどうやって増やしていくかも課題ということです。
さらに細かくは、外国人の就労に関する制度上の問題や行政上の制約、看護・介護の独特な事情なども不安要因となっているようで、詳しくうかがうにつれて実にさまざまな問題があることには驚きました。近頃では、合格しても帰国してしまう方もおり、合格後の就労、生活面への配慮に関する課題なども現れ始めているようです。

星さんは、外国人受け入れ制度が、国の看護・介護分野の人手不足問題への対策を講じる上で行われているのではなく、経済連携協定で始まっているという、目的の不明瞭さを指摘されていましたが、今後加速する少子高齢化に日本国内だけで対応するのは困難であるという見地から、この制度がそれらの問題解決に貢献するための道すじ/ルートマップの整備が急務であると述べられていました。
ガルーダ・サポーターズでは、インドネシア人看護師・介護士候補者の電話相談や学習支援などの直接支援と政策提言を行ってこの制度を支える活動をされています。そのため、メンバーには、看護婦、保健師、メディカルドクター、日本語教師、受け入れ施設の関係者等々、この問題に関わるさまざまな専門性を持つ専門家がいらっしゃるとのことです。問題解決型の活動をすることの難しさを感じながら、少しずつでも改善に向かうことを祈ります。
当日はあいにくの天気にもかかわらず会場は満員のお客さまで熱気があり、質疑の時間には終了時間まで質問が絶えませんでした。この問題への関心の高さもうかがえました。
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
※なお、後日談となりますが、セミナーでもご紹介いただいた「ガルーダサポーターズ3周年の集い」のご案内をいただきましたので、共有させていただきます。
(7月21日開催)http://garuda-net.jp/data/20120721.pdf
(APEX 三木)
ジョグジャカルタでも排水処理施設が導入されます!
当初、インドネシア・ジャワ島の3都市(テガール・プカロンガン・ソロ)とバリ島の1都市(タバナン)で行われることになっていた排水処理事業。
ジョグジャカルタ市政府からも
「APEXの技術を使いたい」
とオファーがありました!
ジョグジャカルタ市のプロジェクトは、オーストラリアの援助によるもの。
現地の排水処理事業をしているNGOや企業がジョグジャカルタ市政府からの委託をうけて、住民の合意形成や施設の設置を担当します。APEXの他、いくつかの企業やNGOが決められた地域に施設の導入を行います。
ジョグジャカルタには、APEXが先行事業で作った2つの施設がすでにあります。
去年の11月の政府やNGOを招待した排水処理研修と、12月のジョグジャカルタ市政府訪問で(ブログのバックナンバー:2011年12月21日、2012年1月16日【MARIの突撃リポート】掲載)APEXの排水処理事業をアピールした結果、注目度が上がったようです。
今回のオファーでは、
ジョグジャカルタ市政府から市内の2つの地域に排水処理施設導入するよう委託を受けました。
きのうはその一つの地域での住民説明会。
約50人の人たちが、説明会に参加してくれました。

今回は理事の田中が不在なので、現地スタッフのバキとユニがプレゼンテーション。
立派でした!

いつも思うのですが、インドネシアの人は人懐っこい人が多くて本当に助かります。
私はここに初めて来ましたが、
「あの子は日本から来たんだ。6か月しかインドネシアにいないけど、もう喋れるんだ」
と力いっぱい言われ、私は自己紹介してって言われたりしたらどうしよう。。。と内心不安でした(汗)
幸運なことに、自己紹介してとは言われませんでしたが
「あの日本人の名前はやすこというけれど、おしん(知ってますよね)みたいなもんだ」
と言われ。。
みんなで笑ったのでした。
それはさておき、今回の説明会でも全員の賛成を受けてプロジェクトは実施されることになりました!
ジョグジャでの排水処理施設設置は、今回の草の根技術協力では予定していなかったことです。
でも、私たちの処理装置の性能と、普及を目指して行ってきた様々な活動が報われた一つの結果だなと思いました。
<APEX尾上>
ジョグジャカルタ市政府からも
「APEXの技術を使いたい」
とオファーがありました!
ジョグジャカルタ市のプロジェクトは、オーストラリアの援助によるもの。
現地の排水処理事業をしているNGOや企業がジョグジャカルタ市政府からの委託をうけて、住民の合意形成や施設の設置を担当します。APEXの他、いくつかの企業やNGOが決められた地域に施設の導入を行います。
ジョグジャカルタには、APEXが先行事業で作った2つの施設がすでにあります。
去年の11月の政府やNGOを招待した排水処理研修と、12月のジョグジャカルタ市政府訪問で(ブログのバックナンバー:2011年12月21日、2012年1月16日【MARIの突撃リポート】掲載)APEXの排水処理事業をアピールした結果、注目度が上がったようです。
今回のオファーでは、
ジョグジャカルタ市政府から市内の2つの地域に排水処理施設導入するよう委託を受けました。
きのうはその一つの地域での住民説明会。
約50人の人たちが、説明会に参加してくれました。

今回は理事の田中が不在なので、現地スタッフのバキとユニがプレゼンテーション。
立派でした!

いつも思うのですが、インドネシアの人は人懐っこい人が多くて本当に助かります。
私はここに初めて来ましたが、
「あの子は日本から来たんだ。6か月しかインドネシアにいないけど、もう喋れるんだ」
と力いっぱい言われ、私は自己紹介してって言われたりしたらどうしよう。。。と内心不安でした(汗)
幸運なことに、自己紹介してとは言われませんでしたが
「あの日本人の名前はやすこというけれど、おしん(知ってますよね)みたいなもんだ」
と言われ。。
みんなで笑ったのでした。
それはさておき、今回の説明会でも全員の賛成を受けてプロジェクトは実施されることになりました!
ジョグジャでの排水処理施設設置は、今回の草の根技術協力では予定していなかったことです。
でも、私たちの処理装置の性能と、普及を目指して行ってきた様々な活動が報われた一つの結果だなと思いました。
<APEX尾上>