特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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アフタヌーンカフェ11月の会@鶯谷オフィス 参加者募集!

事務局の三木です。
日増しに寒さが身に染みるようになり、秋の深まりを感じます。そろそろ紅葉の季節ですね。

さて、APEXのボランティアチームAPnetより、アフタヌーンカフェ開催のお知らせが届きました。

アフタヌーンカフェは、APnetが主催しているAPEX事務所のオープンディです。初めての方にAPEXの活動についてご紹介するほか、毎回テーマを変えて勉強会も行っています。今年は、「グリーンツーリズム」、「環境倫理」というテーマをとりあげており、それぞれ10名を超える方にお越しいただいてます。
今回のテーマは「種」です。先日、遺伝子組み換え植物を取り上げた映画が話題になりましたが、食糧生産についてや種をめぐる問題について話し合えればと思います。

紅葉狩りのついでに、APEX東京事務所にお立ち寄りください。みなさまのお越しをお待ちしています!

アフタヌーンカフェ
(お気軽にご参加ください!!)



★*アフタヌーンカフェ11月の会@鶯谷office*★(参加無料、要申込)

●日時:2012年11月17日(土)14:30-18:00
●場所:APEX東京事務所
     東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
     (JR鶯谷駅北口より徒歩3分)

●プログラム:
14:30-14:40 オープニング
14:40-15:40 APEX事業説明 
        初めての方に、APEXのプロジェクトをご紹介します。
        インドネシアのお茶を飲みながら、お気軽にご参加下さい。
15:40-15:50 休憩
15:50-16:50 グループスタディ テーマ「種」 (参加自由)
        F1や遺伝子組み換えなど、種(種子)の現状、問題について紹介し、
        持続可能な農業について考えてみたいと思います。
16:50-17:00 休憩
17:00-18:00 ボランティアミーティング(ご希望の方はどなたでも自由にご参加いただけます)

●参加費:無料

●申し込み方法:メール、電話またはFAXで、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。

●お申込先:
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306 E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org
twitterで情報配信中!http://twitter.com/apexvolunteer


※アフタヌーンカフェは、ボランティアグループ(APnet)が主催する東京事務所オープンデーです。APEXの活動をご紹介し、同時に勉強会や交流イベントなどの企画を行っています。

※勉強会では、アジアの社会、環境、社会貢献活動等で気になる話題を取りあげ、情報共有と意見交換を目的としています。リラックスした雰囲気で行っておりますので、お気軽にご参加下さい。

(APEX三木)

排水処理設備の処理槽ができあがりました!

10月22日から23日まで、プカロンガンとテガールに行ってきました。
今回の訪問の目的は、工事が終わった処理槽の確認です。

まずはプカロンガンのランドゥングサリ
朝ジョクジャカルタを出発して、夕方の4時ころ到着です。
処理施設、立派に出来上がりました。きれいな出来でびっくり!
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上の写真の穴の部分には、回転円板が入ります。
今回の訪問には、ディアン・デサ財団の加工技術者の人も同行。
回転円板を覆う屋根などのための測量をしました。
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さらに、パイプが正しい位置についているかなどの確認をし、
小さいふたも開けて、ちゃんとできているか確認します。
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確認終了後は、工事責任者のおうちで一休み。
今回のおやつは、マンゴーでした。
日本では1個1000円で売れるよ、と話すと、びっくりしていました(笑)
そして、一休み中にも配管についての打ち合わせです。
プカロンガンは事務所のあるジョクジャカルタからは遠く、普段なかなか直接話ができません。
なので、いろいろな場面で打ち合わせをします。
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次の日の朝は、プカロンガンの環境衛生局とのミーティングです。
今回、局長が変わったので初顔合わせ。
今年は日本側が予算の3分の2をだしたから、来年はプカロンガン市で3分の2をお願いしますね。
もう予算はとれましたか?などなど。。。
今後の予定や来年の候補地のことなどを話し合いました。
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そして、テガールへ移動。
プカロンガンからテガールへも割と遠くて2,3時間かかります。
直接、建設現場のスレロックへ。
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こちらは、すべての槽が地下にあります。
ここでも回転円板を配置する槽の寸法を測ります。
ここでは建設担当の人の技術力が少し及ばず、、
寸法が正しくないため、回転円板が正しく水に浸からない位置に設置されそうなつくりになってしまいましたが、なんとか調整可能な方法を考えて、ことなきを得られそうです。
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排水処理システムの確認を終えて、
今度は配管工事の様子を見に行きます。
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家の裏まで、草の根分けて!
本当に暑くて私は吐きそうでしたが、田中は元気。
インドネシア人も日陰にいるのにな。。本当にすごいです。。
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午後は、テガール市の環境衛生局へ
こちらでもプカロンガン市と同様に、今後の予定や来年の予算などについて確認しました。
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あとは、回転円板や嫌気フィルターを入れたらAPEXが担当する仕事は終わりです。
配管が通り、システムの運転講習をしたら、いよいよ処理ができるようになります。

<APEX尾上>


コンポストの販売開始

フローレス島駐在の彦坂です。10月も残りわずかとなりましたが、ここ、フローレス島では10月といえば聖母マリアを祀る月です。今月いっぱいは、毎晩7時から1時間程度、その周辺に住むカトリック信者の住民が1軒の家に集まり、お祈りを捧げています。

ジャトロファ事業の拠点となる事務所が建てられているディアン・デサ財団の農園内には、ゴア・マリアというマリア像のある洞窟(下の写真)があります。そのため、10月はこの農園を訪ねてくる人も増えるのです。

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先日も、事務所の近くを目の見えないお爺さんが杖をつきながら1人で歩いているのを現地スタッフが見つけて、バイクでゴア・マリアまで送り届けたそうです。

さて、前置きが長くなりました。前回の記事でコンポストの粉砕の様子をお伝えしましたが、既にコンポストの梱包を行い、販売を開始しています。

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包装用の袋は、協力先NGOであるディアン・デサ財団が昔販売していた有機肥料の袋の余りを、使い回した有効利用したものです。

まずは、周辺の農民の人に直接販売したり、観葉植物などを販売している店においてもらったりしています。また、植栽地のある村へモニタリングなどで訪問した際にコンポストを持参して、住民に紹介・販売なども行なっています。

販売を開始したばかりで、まだ売れ行きはそれほどありませんが、このような副産物の利用はジャトロファ事業の経済的自立のためには欠かせないものですので、これから勢力的に販売を行いたいと思います。

(APEX彦坂)

【報告】25周年記念行事「日本・インドネシア適正技術会議-共通で多様な未来をめざせるか」

2012年10月6日(土)に、APEX創立25周年記念行事「日本・インドネシア適正技術会議-共通で多様な未来をめざせるか」が開催されました。
この会議では、日本とインドネシアで、私たちがそれぞれめざすべき社会のあり方、そのために必要とされる技術の転換や新しい技術体系について話し合うものです。第一線でご活躍されている方々をゲストスピーカーとしてお招きし、上記のテーマに基づく講演をしていただくとともに、それを踏まえてシンポジウムを行うという内容でした。

会議に先駆けて、APEXの田中より今回の会議の主題である「適正技術」という言葉をめぐる2つの文脈についてや開催趣旨などを説明させていただきました。(よろしければ「適正技術をめぐって」もご覧ください)

最初のご講演は、インドネシア大統領顧問団議長のエミールサリム氏です。

国際会議1
(エミール・サリム氏「経済・社会・環境の調和したインドネシアの発展に向けて」)
エミール・サリム氏は、ますます悪化する人口増加の中で、いわゆる先進国が成長を維持し、途上国から貧困をなくすためには、経済・社会・環境の調和が不可欠とし、エコロジカル・フットプリントという指標を例に、限られた資源を有効に生かす技術(特に再生可能な資源を用いた付加価値の高い技術や再生不可能な資源を用いたグリーン技術など)や企業活動の転換、パートナーシップの構築が必要と述べられていました。

国際会議2
(植田和弘氏「持続可能な日本社会-エネルギー問題を中心に-」)
植田和弘氏のご講演では、原発の問題やこれまでのエネルギー政策の課題が掘り下げられました。その上で、脱原発社会における代替エネルギーについてや再生可能エネルギーを利用した地域発展型事業の展望などについてお話がありました。

国際会議3
(田村政美氏「持続可能なアジアの構築へ向けての国際的対話・協力の促進」)
田村氏は、京都議定書の国際交渉にもあたられた方だということです。その際のエピソード等も交えながら、アジア地域の低炭素成長の実現に向けた日本の活動指針について話されました。田村氏は、2国間オフセット・クレジット制度の活用と技術移転など、官民が連携した技術開発・移転が必要と述べられていました。ご講演後、会場からは、その上でNGO的にはどんな協力がありえるのか、といった質問もありました。

国際会議5
(アントン・スジャルウォ氏「インドネシアの持続可能な開発における適正技術の役割」)
次はアントン・スジャルウォ氏の講演です。ディアン・デサ財団が1970年頃から取り組んできた衛生改善、水供給、エネルギー関連技術の開発を示しつつ、より現場的な視点から適正技術や貧困を克服する技術のあり方などを述べる内容でした。アントン氏は、適正技術をめぐるこれまでの議論の中で、この言葉が時に誤った解釈もされてきたことを説明しながら、「適正技術は、人との繋がりの中で構築されていくものであり、必ずその人に対して何かしらの影響力を持たなければならないもの。そうでなければ、単なるスローガンで終わってしまう。」と述べられており、強く印象に残りました。

国際会議4
(西岡秀三氏「低炭素社会へ向けての産業構造・技術体系の構築」)
西岡氏のご講演では、気候変化を回避しながら持続的な発展を可能にする社会をいかに構築していくかということを主題とし、2050年の80%の温室効果ガス排出量削減へ向けて、どのような技術革新、産業構造などの変化が必要であるか等についてお話をうかがいました。世界的にはアジアが気候変化の鍵を握っているとのことで、技術社会の構築と(低炭素社会の)国家政策化の実現のために、科学者、研究者、政策担当者のネットワーク化も進んでいるそうです。

国際会議6
(田中直「適正技術と代替社会」)
そして、最後はAPEXの田中が講演しました。講演は、近代科学技術が引き起こしている問題提起から始まり、「適正技術」をめぐる議論、そして、「適正技術」がなぜ今日新しい意義を持って論じられるべきなのか、というところが主題でしたが、これに、アントンさんと同様、インドネシアでの実践から得た適正技術の要件などが盛り込まれていました。

これまでの既存の近代科学技術の体系は、環境の破壊や汚染、資源の浪費、人間の疎外、そして貧困と格差を拡大させるようなものでした。APEXが目指すもの、そして「適正な技術」のあり方とは、一部の近代セクターや資本家、エリート層のための技術開発ではなく、世界人口の大多数を占める途上国の人々の立場に立ち、彼らの生活をいい意味で豊かにし、かつ環境に負担をかけず、資源を浪費することもない技術にあります。先進国と途上国での対話と相互理解も極めて重要であり、そこでの連携・連鎖を代替社会へ向けての技術体系として構築していく必要があると述べられていました。

午前中から始まった会議は、午後6時ごろまで続きましたが、退出される方も少なかったです。人口増加、温暖化、エネルギー問題、貧困、格差といろいろな問題を乗り越えていくために、あたらしい技術体系の構築や価値観の変化、国際間の相互理解・ネットワーク化が必要など、多角的ですがある一定の方向性を持って議論が行われていたのは、大変意味のあることだったと思います。
※なお、当日の講演資料は、APEXのHP「会員のページ」に掲載しています。会員の方でまだ登録をしていない方は、事務局にご連絡下さい。

国際会議7

会議終了後、会場を移してAPEXの25周年記念パーティーが行われました。講師の方々やAPEXの会員の方など多くの方が参加され、サリム氏ご夫妻やアントン氏も楽しんでいるようでした。
パーティの最後では、ボランティアチームの演奏で、「心の友」とインドネシア民謡の「ブンガワン・ソロ」を合唱。

25周年を迎えて、これからも「適正技術」の流れを大きくしていくためにますます努力していく必要がありますが、それと同時に、活動を支えて下さっている方への感謝の気持ちを忘れてはいけないと再認識させられました。

(APEX岩崎佳恵)

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