搾り粕のバイオブリケット化
フローレス島では、ここ1,2週間ほど雨の降る日が続いています。既に乾季に入っており、少し前まではいつもの乾季らしい天気が続いていましたが。とりあえず、ジャトロファの成長には恵みの雨です。
さて、ジャトロファ・センターでは、ジャトロファの搾り粕からのバイオブリケット生産を試みています。これまで、搾り粕はコンポストの生産に利用していましたが、コンポストの生産は2~3ヶ月かかる上にコンポスト生産のための場所に限りがあるため、搾り粕の発生量にコンポストの生産量が追いつかないからです。

上の写真が試作したブリケットです。直径4cm、高さ4cmぐらいの円柱状の形をしています。少し灯油をかけてから火をつけると以下のように燃えることも確認しています。

今後も評価を継続して、製品化したいと考えています。
ジャトロファ事業を実施しているシッカ県では、4分の3の世帯が調理用燃料として薪を利用しており、住民は家の近くの森や自身の畑などから木を採取してきたり、市場で薪を購入したりしています。薪の利用は森林伐採の原因となっているとも考えられるので、搾り粕のバイオブリケット化で森林伐採の抑制に一役買えるようになると良いと思っています。
(APEX彦坂)
さて、ジャトロファ・センターでは、ジャトロファの搾り粕からのバイオブリケット生産を試みています。これまで、搾り粕はコンポストの生産に利用していましたが、コンポストの生産は2~3ヶ月かかる上にコンポスト生産のための場所に限りがあるため、搾り粕の発生量にコンポストの生産量が追いつかないからです。

上の写真が試作したブリケットです。直径4cm、高さ4cmぐらいの円柱状の形をしています。少し灯油をかけてから火をつけると以下のように燃えることも確認しています。

今後も評価を継続して、製品化したいと考えています。
ジャトロファ事業を実施しているシッカ県では、4分の3の世帯が調理用燃料として薪を利用しており、住民は家の近くの森や自身の畑などから木を採取してきたり、市場で薪を購入したりしています。薪の利用は森林伐採の原因となっているとも考えられるので、搾り粕のバイオブリケット化で森林伐採の抑制に一役買えるようになると良いと思っています。
(APEX彦坂)
プカロンガン市:パンジャン・ウェタン地区でのミーティング
5月11日から13日、毎月恒例のプカロンガン市、テガール市訪問に行ってきました。
プカロンガン市では、同市で2番目のモデルシステム導入場所である
パンジャン・ウェタンの住民の皆さんとのミーティングです。

今回は、PUSTEKLIMの技術担当リーダーのヘルマンさんが住民の皆さんに
「配管はこうなりますよ」
「使用技術は回転円板か、接触酸化法のどちらかを選べますよ」
といった技術的な説明を行いました。
住民の皆さんは、そうか、そうか、といった感じ。
それから質問会に入り、
「ここは水はけの悪い土地だけど、パイプに雨水が入ったり、集水枡があふれたりすることはないか?」
「トイレの建設もするみたいだけど、お金がない家もあるんだ」
など、みなさんの心配事をぶつけてもらい
「ちゃんと作れば大丈夫。同じプカロンガン市で水はけが悪いランドゥングサリでも作ったけど、そういうことはないですよ」
「トイレの建設などに、お金を借りることもできますよ」
など、丁寧に説明させていただきました。
最後には、地域の代表の方から
「ここは、ご存じの通り水はけも悪くて、井戸水も臭くて使えないような地域なんです。
そんなところに、排水処理のモデルシステムができて、地域に1つでもキレイな井戸水が取れる場所ができたら、それは素晴らしいことだ!」・
と、期待の言葉が。
衛生問題は生活に関わる重要な問題なんだなぁと再認識しました。
(APEX尾上)
プカロンガン市では、同市で2番目のモデルシステム導入場所である
パンジャン・ウェタンの住民の皆さんとのミーティングです。

今回は、PUSTEKLIMの技術担当リーダーのヘルマンさんが住民の皆さんに
「配管はこうなりますよ」
「使用技術は回転円板か、接触酸化法のどちらかを選べますよ」
といった技術的な説明を行いました。
住民の皆さんは、そうか、そうか、といった感じ。
それから質問会に入り、
「ここは水はけの悪い土地だけど、パイプに雨水が入ったり、集水枡があふれたりすることはないか?」
「トイレの建設もするみたいだけど、お金がない家もあるんだ」
など、みなさんの心配事をぶつけてもらい
「ちゃんと作れば大丈夫。同じプカロンガン市で水はけが悪いランドゥングサリでも作ったけど、そういうことはないですよ」
「トイレの建設などに、お金を借りることもできますよ」
など、丁寧に説明させていただきました。
最後には、地域の代表の方から
「ここは、ご存じの通り水はけも悪くて、井戸水も臭くて使えないような地域なんです。
そんなところに、排水処理のモデルシステムができて、地域に1つでもキレイな井戸水が取れる場所ができたら、それは素晴らしいことだ!」・
と、期待の言葉が。
衛生問題は生活に関わる重要な問題なんだなぁと再認識しました。
(APEX尾上)
今年のアースデイ東京は・・
4月20、21日、代々木公園で行われたアースデイ東京2013に出展しました。
APEXは、NGOビレッジにブース出展し、パネルや会報等で活動をご紹介したほか、インドネシア雑貨の販売も行いました。

(会場の様子)
今年のアースデイは、何といっても天候が大荒れだったのが最大のトピックでした。最高気温が10度以下と、2~3月並みの厳しい寒さ。4月半ばという油断もあって、体の芯から冷えてしまいました・・

(ホットコーヒーに救われる・・)
あいにくのお天気にもかかわらず、会場には大勢の方が訪れ、APEXブースにもたくさんの方が立ち寄って下さって、パネルやチラシをご覧になっていました。広報を開始したばかりの適正技術人材育成研修、「開発とNGO」研究会の評判もまずまずでした。
また、久しぶりにお会いする会員の方や他団体の方などともお話しでき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

(APEXブースの様子)
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
また、出展に協力いただいたAPnetのみなさま、会員のみなさまも、寒い中大変お疲れさまでした。
(APEX三木)
APEXは、NGOビレッジにブース出展し、パネルや会報等で活動をご紹介したほか、インドネシア雑貨の販売も行いました。

(会場の様子)
今年のアースデイは、何といっても天候が大荒れだったのが最大のトピックでした。最高気温が10度以下と、2~3月並みの厳しい寒さ。4月半ばという油断もあって、体の芯から冷えてしまいました・・

(ホットコーヒーに救われる・・)
あいにくのお天気にもかかわらず、会場には大勢の方が訪れ、APEXブースにもたくさんの方が立ち寄って下さって、パネルやチラシをご覧になっていました。広報を開始したばかりの適正技術人材育成研修、「開発とNGO」研究会の評判もまずまずでした。
また、久しぶりにお会いする会員の方や他団体の方などともお話しでき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

(APEXブースの様子)
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
また、出展に協力いただいたAPnetのみなさま、会員のみなさまも、寒い中大変お疲れさまでした。
(APEX三木)
アフタヌーンカフェ4月の会のご報告
ご報告が遅くなりましたが、4月13日に2013年度最初のイベント「アフタヌーンカフェ4月の会@鶯谷オフィス」が行われました。
このイベントは、ボランティアグループ「APnet」が主催する東京事務所のオープンデイです。APEXの事業をご紹介するものですが、勉強会などの企画やボランティアミーティングなどにも自由にご参加いただくことができます。

(4月の会の様子)
さて、今回の4月の会は、6名のお客様を迎え、11名で実施ました。1部では、現地の環境の状況やプロジェクトの内容などをご説明しました。インドネシアに長期滞在されたことがある方にもご参加いただきましたが、環境や衛生状況の劣悪さには当時から問題意識があったと感想を述べられていました。
2部の勉強会では「食のグローバル化」をとりあげ、食をめぐる、システム・カネ・グローバル化などの問題について考えました。

(参考文献を片手に解説するボランティアスタッフ)
今回も大部分の方が最後のスタッフミーティングまでおつき合い下さいました。APnetの活動へのアドバイスなどもいただきまして、本当にありがとうございます。
ちなみにこの日試飲いただいたのは、インドネシア ジャワ島で一般的に飲まれているコーヒーです。インドネシア式の飲み方もご紹介しましたが、インドネシアの雰囲気を感じていただけましたでしょうか。
次回のアフタヌーンカフェは6~7月に開催する予定です。どうぞお楽しみに。
(APEX 三木)
このイベントは、ボランティアグループ「APnet」が主催する東京事務所のオープンデイです。APEXの事業をご紹介するものですが、勉強会などの企画やボランティアミーティングなどにも自由にご参加いただくことができます。

(4月の会の様子)
さて、今回の4月の会は、6名のお客様を迎え、11名で実施ました。1部では、現地の環境の状況やプロジェクトの内容などをご説明しました。インドネシアに長期滞在されたことがある方にもご参加いただきましたが、環境や衛生状況の劣悪さには当時から問題意識があったと感想を述べられていました。
2部の勉強会では「食のグローバル化」をとりあげ、食をめぐる、システム・カネ・グローバル化などの問題について考えました。

(参考文献を片手に解説するボランティアスタッフ)
今回も大部分の方が最後のスタッフミーティングまでおつき合い下さいました。APnetの活動へのアドバイスなどもいただきまして、本当にありがとうございます。
ちなみにこの日試飲いただいたのは、インドネシア ジャワ島で一般的に飲まれているコーヒーです。インドネシア式の飲み方もご紹介しましたが、インドネシアの雰囲気を感じていただけましたでしょうか。
次回のアフタヌーンカフェは6~7月に開催する予定です。どうぞお楽しみに。
(APEX 三木)