特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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テガール市スレロック地区のモデルシステム竣工式

12月13日、テガール市スレロック地区のモデルシステム竣工式がありました!
JICA資金による処理システム部分の建設は昨年度に終わっていたのですが、
市政府負担分の管渠部分の工事がなかなか終わらず。。。
1年越しでやっと竣工式を迎えました!!

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テガール市長以下、市政府関係者とコミュニティの皆さんが参加しました。

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市長さんからは、完成に対するお祝いとともに、

「今回の処理施設は、1つのコミュニティを対象とした小規模のものですが、
いくつかのコミュニティからの排水を処理できるような、中規模のものができる
ことを期待しています」

といった、新たなアイディアともいうべきスピーチをいただきました。

そして、市長さんから記念のサインをもらい

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お祝いのご飯を市長さんから取り分けてもらい、みんなで食べました。
なんか、ほのぼのしてますよね~
市長さんからご飯を受け取って「ありがとう」の握手です(笑)

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スレロックコミュニティ町内会長さんの奥さん、エンダンさん(黒い服の方)もうれしそうです!
女性ながら、ミーティングや住民との調整など、様々な面で頑張ってくれました!

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ともあれ、運転開始までずいぶんかかりましたが、テガール市でも1件モデルシステムが
完成しました!

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処理水もきれいです。

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テガール市では、今年度建設分のモデルシステムの建設が、同じスレロック地区内
(少し離れた場所です)ですでに始まっています!
また報告しますので、ご期待ください~~~



(APEX 尾上)








バティック排水をなんとかしなきゃ!Part 2

少し前になりますが、バティック排水処理の過程に「炭」を使えないかという
アイディアがあることを書きました(バティック排水を何とかしなきゃ!)
今回は、そのお試し実験編です☆

目的
1.「普通の炭を食塩水につけると炭の吸着能力が上がる」という報告があるので
  活性炭、備長炭と普通の炭を使って実際に確かめてみよう!
2.活性炭、備長炭と普通の炭の吸着能力を調べてみよう!

ということで、実験は始まりました。

まず、それぞれの炭を小さく砕きます。

トンカチで砕いて

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その後、大まかに砕いた炭をすりばちでさらに小さく砕きます。

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実は、実際に実験をしたときは、炭の粉がすごくて写真は撮れなかったんです(汗)
実験室中が炭の粉まみれ&手伝ってくれたPUSTEKLIMスタッフのジュニと私の鼻の孔
まで炭の粉で真っ黒。。。という状態でした。
なので、上の写真たちは、実は砕くふりをしている写真です(笑)

砕いた後に、ふるいにかけて大きさをそろえます。

apakaba3_2013112816400175c.jpg

その後、それぞれの炭を食塩水に浸けました。

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左から、普通の炭、備長炭、活性炭の浸けてから24時間後です。
全て10gずつ取り分けたのですが、普通の炭は備長炭や活性炭と比べると
とても軽く、24時間後も沈んでいません。
また、比較のために、3種類の炭を24時間蒸留水に浸したものも用意しました。

その後、乾燥させて、あらかじめ作っておいた色付きの水に浸けます。
色水は、食品用の色素で作りました。

apakaba5_20131128164003a5c.jpg

それぞれの炭を24時間色水に浸けた結果です。
左から、活性炭、活性炭の食塩水処理、備長炭、備長炭の食塩水処理、普通の炭、
普通の炭の食塩水処理です。
同じ種類の炭では、食塩水で処理したものと、処理していないものではそんなに
明瞭には変化が見られませんでした。

そして、3種類の炭で比較すると、活性炭が一番色が透明になりました~。
約60mlの色水に対して1gしか入れていなかったですが、この透明さ!びっくりでした!!
備長炭も活性炭にはかないませんが、結構色が落ちました(写真ではそんなに落ちている
ように見えないのが残念。。)。

さらにフィルターで濾して比べるてみると、以下のような感じになりました。

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並び順は、上のビンの写真と同じですが、一番右には、もとの色水を置きました。

この後、色の濃さを測定できる機械(分光光度計)で測ってみました。

この結果、食塩水に浸けたことによる、炭の明瞭な吸着能力の変化はなさそうでしたが、
活性炭の吸着能力はすごく、備長炭も結構がんばるということがわかりました。

今はまだ実験段階ですが、今後につながっていくといいなぁ、と思いました。



(APEX 尾上)

排水処理適正技術研修@テガール県

12月11、12日とテガール県というところで研修を行いました!

テガール県は、プロジェクトの普及拠点都市であるテガール市の北部に位置する県で
テガール市からは車でちょうど30分くらいのところにあります。

ちょっとややこしいですが、インドネシアの行政区分は日本とは異なります。
日本のように、県の下に市があるのではなくて、市と県は州の下にあります。

で、今回の研修は、「テガール県」の環境衛生局からの依頼により、PUSTEKLIMが講師として
招かれての研修でした。

2013年6月にプカロンガン市でワークショップと研修を行いましたが、
そこにテガール県の方が参加しており、

「テガール県でも、排水処理技術研修をしてもらえませんか?」

と依頼を受けての実施となりました。

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会場は、テガール県の中心部にあるホテルを借りて行いました。
参加者は県政府のそれぞれの地域担当者や、県内の事業者(食品加工やバティック産業)の方々で
全部で109名参加されました。

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同県の環境衛生局長や、都市部衛生改善促進計画(PPSP)の担当者からのプレゼンテーション
また、田中からPUSTEKLIMの排水処理事業紹介を行いました。

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面白かったのは、PPSP担当者のプレゼンのはじめに、
『環境改善「イエス!」「ノー!」』みたいな掛け声的な標語のようなものを紹介し、

「ごみはゴミ箱?」  「イエス!」
「ごみのポイ捨て?」 「ノー!」

「吸い殻は吸い殻入れに?」  「イエス!」
「たばこのポイ捨て?」      「ノー!」

「トイレは川で?」    「ノー!」

みたいな掛け声を、参加者にも立ってもらいながら一緒に「えいえいおー!!」
みたいな感じでやったことです(笑)
この方は、フィールドの担当者なので住民への環境教育などもしているのかなと思いました。


ところで、インドネシアでは、まだまだ一般の人たちの環境に関する意識が薄いかなと感じます。
処理システムを導入する場所を探しに、コミュニティ訪問をしたときにも

「排水?川に流しているから大丈夫だよ」

と普通に答える人や、

ごみが明らかに不法投棄されているような空き地を見て、

「。。。。」

となったりします。

環境の改善は一日にしてならず!
フィールド担当者さん!頑張ってくださいーーー!!!


さてさて、研修ですが、プロジェクトで建設したテガール市スレロック地区の施設見学
にも行きました。
あいにくの晴天(笑)で、太陽ジリジリ!
すごく暑かったです!

ありがたいことに、たくさんの方が興味津々で見てくださり、
施設の説明図の前にも人だかりです。

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説明も、田中だけでは足りず、PUSTEKLIMスタッフのバキも活躍していました。
回転円板の紹介をしています。

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処理施設の評判は上々です!

2日目は排水処理に関する技術講義を行いました。

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嫌気性処理技術についてはPUSTEKLIMのヘルマンさんから
好気性処理技術については田中からの講義です。

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そして最後に、県政府の方々とパチリ。
みなさん、お疲れ様でした!!



<APEX尾上>

種子買い取り価格の値上げ

ジャトロファの種子収集量がなかなか思うように増えないジャトロファ事業ですが、2年ぶりに2014年1月から種子買い取り価格を 少しだけですが 値上げすることにしました。

インドネシアでは昨年6月にガソリン・軽油の値上げ(それぞれ44%、22%の値上げ)があり、それに伴い様々な商品の販売価格も値上がりしつつあります。公務員のお給料も上がっています。物価は上がる一方で、ジャトロファの種子の買取価格を上げないと、これまで種子を販売してくれていた住民もなかなか売らなくなるようになるのではという心配もあっての値上げです。

この値上げを機に種子収集量が増えると良いと思います。

一方、ジャトロファの種子を使って生産した油脂やコンポストに関しては、明るい兆しが見え始めています。油脂に関しては、一時中断していたPLNへの販売がもうそろそろ再開される予定であり、コンポストは前回の大量受注で在庫はなくなりましたが、その後もコンポストを買いたいという住民が多くいるという状況です。

今年はジャトロファ以外にも、ココヤシの実(コプラ)からの搾油など新しいことにもチャレンジして、ジャトロファ・センターの自立に向けて努力してまいりたいと思います。今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。

ココヤシの木 コプラ
(左:ココヤシ(ココナッツ)の木、右:ココナッツの実(コプラ))

(APEX彦坂)

APEX通信74号のご紹介

こんにちは、事務局の三木です。

昨年12月に会報「APEX通信74号」が発行されましたので、ご紹介いたします。

当会では、今年4月よりバイオマスエネルギー開発分野において、バイオマスガス化と液体燃料生産を組み合わせた国際共同研究開発事業((SATREPS:地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)が始まる予定です。それをふまえて今号の特集記事では、本プロジェクトの内容やこれまでの流れをご紹介しています。
また、プロジェクトの中間点を迎えたコミュニティ排水処理事業(JICA草の根パートナー事業)の経過や、国内で実施している「適正技術人材育成研修」の実施状況などの記事も掲載しています。ご高覧いただければさいわいです。

APEX通信74号

-コンテンツー

●[特集] バイオマスガス化と液体燃料生産の新規事業
●ジャトロファ事業 
 事業の自立性の向上に向けて
●コミュニティ排水処理事業
 プロジェクトの中間点を迎えて
●国内活動「適正技術人材育成研修」
 初級コース
 中級コース
●会員の広場
●APEX Topics&Information

「APEX通信」は、原則年3回発行し、会員の方にお送りしています(会員制度について)。事前登録によりホームページの「会員のページ」からもご覧いただけますので、どうぞご利用下さい。また、登録をご希望の方は、事務局にご連絡ください。

なお、会員以外の方にもご送付が可能です。恐れ入りますが、1部につき300円のご寄付と郵送料(80円)のご納入をお願いいたします。ご希望の方は、メール・お電話にてAPEX事務局にお申し込みください。

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