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特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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第11回総会のお知らせ

新緑の美しい季節となりしまたが、会員のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今年も総会の時期となりました。先にお知らせしましたとおり、4月からバイオマスエネルギー
開発の大きな事業も始まり、会としても一回り大きくなった気がします。昨年度から事務局も増強されて、
国内事業も活発になっています。

昨年度の活動を振り返り、新年度の活動について討議すべく、下記のとおり総会を開催します。
会の全体的流れを把握していただくいい機会でもありますので、ご多忙の折とは思いますが、
お繰り合わせの上ご出席のほど、よろしくお願いします。

                           記

     [日時]   2014年6月8日(日)午後2時15分~午後5時45分

     [場所]   JICA東京 セミナールーム403(地図
           京王新線 幡ヶ谷駅下車 南口 徒歩8分、
           地下鉄千代田線代々木上原下車 西口 徒歩12分

     [議題]  1) 2013年度(2013.4.1~2014.3.31)事業報告及び収支決算  
             排水処理プロジェクト、バイオマスエネルギープロジェクト(バイオマスガス化事業、
             ジャトロファ事業)、アジアの現地NGO支援型プロジェクト、APEXセミナー、
             開発とNGO研究会、適正技術人材育成研修、関西支部、東北支部 他     
           2) 2014年度事業計画及び収支予算
           3)その他 

    *総会終了後に近くの会場で懇親会(会費数千円程度)を開きます。ふるってご参加下さい。

    ◎ お送りしましたご案内状に同封の返信用ハガキにてご出欠をお知らせ下さい。
      5月31日(土)までにご投函いただければさいわいです。
                                                                 以上

ミーティング&現場訪問@プカロンガン市

みなさん、こんにちわ!
4月の中旬、プカロンガン、テガールに出張しました。
といっても、私はプロジェクトの会計報告資料作成のため、出張には参加できませんでしたが(涙)。。

でも、協力NGOのフェリさんや、PUSTEKLIM職員のバキさんから話を聞いたので、人づての話ですが
ご報告します!

今回の出張の大きな目的は、
プカロンガン市で、今後、PUSTEKLIM(排水処理適正技術センター)方式の処理システムを
どのように広めていこうかを話し合うことでした。

apakaba1.jpeg

これまでAPEXで設置した処理システムについて、利点や適した場所などを紹介。
市政府の方からは、

「これまで嫌気処理を使った方法しか排水処理方法を知らなかった」

とか、

「これまで作ったシステムに、回転円盤を付け足すことはできますか?」

といった質問も出ていたようです。


ミーティング終了後は、現在、配管工事が行われているサプロ地区を訪問。
工事の皆さん、暑い中がんばっておられました。

apakaba3.jpeg


そして、プカロンガン市政府が次の排水処理事業を行おうとしているコミュニティへ。
カンダン・パンジャンという名前のコミュニティで、海岸のすぐそばだったそうです。
高潮のときなどは、海水があがって来てしまうほどのところだそうです。

apakaba6.jpeg

近所のお母さんから話を聞きます。

apakaba5.jpeg

プカロンガン市に第3の処理施設を作れるといいのですが!



余談ですが、プカロンガン市はバティック(ろうけつ染め)の町として有名です。
なので、川の水がチョコレート色になっているところもたくさんあります。

市政府の方からは、
「バティック排水の処理もなんとかできませんか?」

とも打診されており、今月は、バティック排水処理施設の見学にも行く予定です!
インドネシアは、生活排水だけではなく、いろいろな排水問題が目白押しです。。。


<APEX 尾上>

第181回 APEXセミナー「適正技術とその新しい地平」

講師田中直第181回 APEXセミナー「適正技術とその新しい地平」が5/3 JICA東京にて行われました。

今回は、当団体の別の国内事業である、適正技術人材育成研修の第1回講義と合同開催です。

今年度第一回目のセミナー/講義として、当団体の代表理事田中より、APEXで行っている事業活動の一部を事例に絡めた適正技術のあり方についての講義となりました。

これから社会に必要とされるであろう適正技術の概念について、その様々な定義づけや今日までの流れを説明し、それらを踏まえ、APEXの実践としてインドネシアにおける水処理事業やバイオマスガス化事業を取り上げました。


会場風景


ゴールデンウィークまっただ中にも関わらず、嬉しいことに実に多方面から多くの方にご参加いただき、2部屋を借りきってのセミナールームは写真のようにほぼ満員となりました。

熱心な参加者に包まれた会場は、窓を開けたにもかかわらずセミナー開始時から室温が2℃ほど上昇しました。気合を入れてスーツを着用した司会も汗だくです(初司会の冷や汗ではありません!)。




講義の最後には約30分ほどの質疑応答時間を設けさせていただき、さまざまな質問をいただきました。ご協力いただいたアンケートを見ても思いましたが、多様な方々に参加していただくことで、いろいろな視点から活動を見ていただき、感想や意見をいただくことで活動がより有意義に、より深みを増していくことと思います。

今回ご参加いただいた方には、今後もぜひ当団体のイベントにご参加いただければと思います。
もちろん、そうでない方も大歓迎です。イベント情報はメールマガジンでも配信しています!


受付三木大木



受付案内の表示を今回から使いまわしの効くプラカードにしました。スタッフのお手製です!
今回も、受付や設営などAP-NETのメンバーにご協力いただきました!ありがとうございました!


(APEX国内事業・広報担当 塩原)

パマナ島への納品と試運転

ジャトロファ・センターでは、集めた種子からの搾油および精製により軽油代替燃料の生産を続ける最中、ジャトロファ油の利用に関しても大きな動きがありました。税金などの手続きの都合上、一時中断されていた電力公社への販売が再開され、5月1日にはフローレス島沖合にあるパマナ島の発電所にジャトロファ油を納品しました。

パマナ島までの船は以下のものです。パマナ島は小さな島なので、てっきり小さな船で行くのかと思っていましたが、意外と大きな船で安心しました。

パマナ島まで運航する船

船に油の入ったポリタンクを積み込むのは、もちろん手作業です。

船にジャトロファ油を積み込む

マウメレを出て2時間、徐々に近づくパマナ島。

徐々に近づくパマナ島

下の写真はパマナ島の玄関である港から街を望んだ風景です。狭い地域に住宅が密集する様はフローレス島では珍しく、ジャワ島に入ったかのような雰囲気です。それもそのはず、この島の住民はほとんどスラウェシ(マカッサル)からの移民が多く、イスラム教徒も多いとのことです。

パマナ島の港

港から出て、やたらと隣家との距離が狭い住宅地域を7、8分ほど歩くとPLN(電力公社)の発電所に着きます。

パマナ島内の発電所

以下の発電機を使用して、早速その日のうちにジャトロファ油を用いた試運転(ジャトロファ油20%、軽油との混合)を行いました。結果としてはジャトロファ油を混ぜても、問題なく稼働することが確認できています。

ジャトロファ油を使用する発電機

ちなみに、この発電所からは島内の約1150世帯に電気を供給しており、夜間のピーク時(18~19時ごろ)には約195kW、昼間は大体90~95kW発電を行っているそうです。1世帯あたりの電気消費量は、夜間で170W、昼間で80Wほどしかありません。

(APEX彦坂)

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