スタディーツアー(フローレス島編)
14日から17日にかけて、適正技術人材育成研修の一環のスタディーツアーで10名(APEXスタッフを入れて12名)の方がフローレス島に来訪されました。
フローレス島では、ジャトロファプロジェクトの植栽地視察、住民との会合、ジャトロファ・センターの視察、協力団体のディアン・デサ財団が行う衛生(トイレの設置)事業の視察などを行っていただきました。14日夕方にマウメレに到着して、17日の朝にはマウメレを出発するというスケジュールだったので、実質は15,16日の2日間のみの視察となります。
1日目は、マウメレのホテルを出発した後、シッカ県南部にあるコリドゥトゥン村に向かいました。そこで、この事業で植栽されたジャトロファや既に生け垣として利用されていたジャトロファの木を見ていただきながら、よく種子を売ってくださっている住民の方に話を伺いました。


その後、場所を移動して、周辺の住民の皆さんと意見交換を行いました。話題はジャトロファのみだけでなく、現地での生活や特に困っているという水不足の問題にまで及びました。
近くの海岸で昼食を取ってから、次の訪問地のランギル村に向かいます。ランギル村では、ピントゥ・アイルという協同組合の支部代表の方にお話を伺いました。その後、ジャトロファの植栽地を視察し、去年も訪れた第2次世界大戦中に日本軍が作った(作らせた?)防空壕へも行きました。それから、ホテルに戻り、1日目の視察は終了です。


2日目はまずジャトロファ・センターで各設備や機械などをご覧頂きました。

まだ種子収集量が不足しており、一部はまだ本格的に稼働していない装置もありますが、今後収集量が多くなれば稼働される予定です。ジャトロファ事業は世界各地で行われていますが、特にインドネシアでは種子の収集から油脂の生成、油脂の利用まで一貫したルートを確立しているところは、ここの事業ぐらいしかないのではないかと自負しております。そのため、現在のところ、まずは軽油代替燃料の生産とコンポストの生産に注力している次第です。(これまでの進捗はこちらにも掲載中)

ジャトロファ・センターを見ていただいた後は、ディアン・デサ財団のスタッフに彼らが行っている衛生事業の説明をしてもらいました。現在、住民に提供(格安で販売)しているセプティックタンク付きのトイレについて説明をしてもらった後、これから販売を行おうとしているエコサントイレについて説明してもらいました。
エコサントイレとは便と尿を別々に回収し、それぞれ農作物用の肥料として利用するもので、廃棄物がほとんど出ないのが特徴です。

その後、近くの村にある、トイレを購入した住民のお宅を訪問し、住民の方にお話を伺いました。
以前はトイレがなくて、隣の家のトイレを借りていたので、恥ずかしかったり、遠慮しがちだったりしたが、トイレを設置した後は隣の家に借りにいく必要がなくなったので良かったとおっしゃっていました。普通にトイレを建てようとすると、値段が高いのですが、ディアン・デサ財団のトイレは安く、また分割払いもできるので助かっているということでした。
衛生事業の視察が終わってからは、まだ少し時間もあったので、スーパーや市場に寄って、買い物などを楽しんでいただきました。次に乗るマウメレからデンパサールまでの飛行機の機内預け荷物は10kgまで無料、それ以上は有料なので、かなり控えめに買い物していたようです。その後、ホテルに戻り、2日目の視察は終わりました。
参加者の皆さんはいろいろ学ぶところがあったようで、良かったです。また、こちらも参加者の方々から多くのアイデアと励ましをいただき、大変感謝しております。ありがとうございました。
(APEX彦坂)
フローレス島では、ジャトロファプロジェクトの植栽地視察、住民との会合、ジャトロファ・センターの視察、協力団体のディアン・デサ財団が行う衛生(トイレの設置)事業の視察などを行っていただきました。14日夕方にマウメレに到着して、17日の朝にはマウメレを出発するというスケジュールだったので、実質は15,16日の2日間のみの視察となります。
1日目は、マウメレのホテルを出発した後、シッカ県南部にあるコリドゥトゥン村に向かいました。そこで、この事業で植栽されたジャトロファや既に生け垣として利用されていたジャトロファの木を見ていただきながら、よく種子を売ってくださっている住民の方に話を伺いました。


その後、場所を移動して、周辺の住民の皆さんと意見交換を行いました。話題はジャトロファのみだけでなく、現地での生活や特に困っているという水不足の問題にまで及びました。
近くの海岸で昼食を取ってから、次の訪問地のランギル村に向かいます。ランギル村では、ピントゥ・アイルという協同組合の支部代表の方にお話を伺いました。その後、ジャトロファの植栽地を視察し、去年も訪れた第2次世界大戦中に日本軍が作った(作らせた?)防空壕へも行きました。それから、ホテルに戻り、1日目の視察は終了です。


2日目はまずジャトロファ・センターで各設備や機械などをご覧頂きました。

まだ種子収集量が不足しており、一部はまだ本格的に稼働していない装置もありますが、今後収集量が多くなれば稼働される予定です。ジャトロファ事業は世界各地で行われていますが、特にインドネシアでは種子の収集から油脂の生成、油脂の利用まで一貫したルートを確立しているところは、ここの事業ぐらいしかないのではないかと自負しております。そのため、現在のところ、まずは軽油代替燃料の生産とコンポストの生産に注力している次第です。(これまでの進捗はこちらにも掲載中)

ジャトロファ・センターを見ていただいた後は、ディアン・デサ財団のスタッフに彼らが行っている衛生事業の説明をしてもらいました。現在、住民に提供(格安で販売)しているセプティックタンク付きのトイレについて説明をしてもらった後、これから販売を行おうとしているエコサントイレについて説明してもらいました。
エコサントイレとは便と尿を別々に回収し、それぞれ農作物用の肥料として利用するもので、廃棄物がほとんど出ないのが特徴です。

その後、近くの村にある、トイレを購入した住民のお宅を訪問し、住民の方にお話を伺いました。
以前はトイレがなくて、隣の家のトイレを借りていたので、恥ずかしかったり、遠慮しがちだったりしたが、トイレを設置した後は隣の家に借りにいく必要がなくなったので良かったとおっしゃっていました。普通にトイレを建てようとすると、値段が高いのですが、ディアン・デサ財団のトイレは安く、また分割払いもできるので助かっているということでした。
衛生事業の視察が終わってからは、まだ少し時間もあったので、スーパーや市場に寄って、買い物などを楽しんでいただきました。次に乗るマウメレからデンパサールまでの飛行機の機内預け荷物は10kgまで無料、それ以上は有料なので、かなり控えめに買い物していたようです。その後、ホテルに戻り、2日目の視察は終わりました。
参加者の皆さんはいろいろ学ぶところがあったようで、良かったです。また、こちらも参加者の方々から多くのアイデアと励ましをいただき、大変感謝しております。ありがとうございました。
(APEX彦坂)
新プロジェクトの最近。
SATREPS事業は今年から始まったプロジェクトです。
今年の6月にキックオフミーティングがあり、その後はというと。。

ミーティング。

ミーティング。です。
大きなプロジェクトの始まりの年ということもあり、手探り状態なところもありますが今年のTo Doタスクは待ってくれない!
5年のプロジェクトですが、最終的に大きなプラントを作るにあたり、種々実験が必要になります。
今は、実験のためのリアクターを作ってみよう!という段階なので、実験装置の設計を頑張っているところです。

ミーティングでは作成した設計図について、設計根拠も含めて説明します。
インドネシア語がまだまだ未熟な私たち(河合・須藤)に代わり、直さんが説明することもしばしば。
語学はコミュニケーションのツールとして本当に大切だということを痛感します。
早く一人前にならなければ
!と少々焦りつつ、がんばってます!
プロジェクトのタスクをクリアしていくためにも、参画機関どうしの良い協力関係が大切です。
APEXが抱く志を波及していけるよう、明日からまた挑戦です
!
(APEX河合)
今年の6月にキックオフミーティングがあり、その後はというと。。

ミーティング。

ミーティング。です。
大きなプロジェクトの始まりの年ということもあり、手探り状態なところもありますが今年のTo Doタスクは待ってくれない!
5年のプロジェクトですが、最終的に大きなプラントを作るにあたり、種々実験が必要になります。
今は、実験のためのリアクターを作ってみよう!という段階なので、実験装置の設計を頑張っているところです。

ミーティングでは作成した設計図について、設計根拠も含めて説明します。
インドネシア語がまだまだ未熟な私たち(河合・須藤)に代わり、直さんが説明することもしばしば。
語学はコミュニケーションのツールとして本当に大切だということを痛感します。
早く一人前にならなければ

プロジェクトのタスクをクリアしていくためにも、参画機関どうしの良い協力関係が大切です。
APEXが抱く志を波及していけるよう、明日からまた挑戦です

(APEX河合)