特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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アフタヌーンカフェ7月の会を開催します!

アフタヌーンカフェは、APEXのボランティアグループの協力で行っている、
東京事務所のオープンデイです。APEXの活動をご紹介したり、気になるトピックについて話し合うカフェ形式のイベントとなっております。
今回は、第1部でAPEXの活動をご紹介させていただくとともに、第2部では、適正技術をテーマとした勉強会を行います。
インドネシアのコーヒーやお菓子をご用意してお待ちしておりますので、どうぞお気軽にご参加下さい。

★*アフタヌーンカフェ7月の会@鶯谷オフィス*★

【日時】 2015年7月12日(日)14:00-18:00
【場所】 APEX東京事務所
      東京都台東区根岸1-5-12(地図
【プログラム】
     14:00-14:10 オープニング
     14:10-15:10 第1部 APEXの活動のご紹介
                  初めての方に、APEXの活動をわかりやすくご紹介します。
                  インドネシアのコーヒーを飲みながら、お気軽にご参加ください。
     15:10-15:20 休憩
     15:20-16:50 第2部「適正技術勉強会キックオフ~適正技術を考える前に知っておきたいこと~」
                  APnetでは、「改めて適正技術を学びたい!」という声を受けて、このたび、適正技術をテーマとした
                  勉強会を実施していくこととなりました。適正技術の考え方や実践例等を学び、これから必要となる
                  技術について、参加者のみなさまと議論する機会になればと思っています。
                  今回は、そのキックオフ勉強会としまして、適正技術を考えていく上で重要と思われることを整理
                  し、共有したいと思います。適正技術に興味があるけどよくわからない。」などと思われている方は、
                  この機会に是非ご参加ください。
    16:50-17:00 休憩
    17:00-18:00 ボランティアスタッフミーティング(参加自由)
    18:00    終了

SATREPS事業、JCCミーティング

SATREPS事業の第1回目のJCCミーティング(Joint Coordinating Committee)が
5月28日にインドネシアのBPPTで開催されました。日本語でプロジェクト合同調整委員会を意味し、
事業の進捗状況を報告し合い、今後の予定について協議する場です。

日本側としてJICA、群馬大学、APEX(田中代表理事、多川理事、河合、須藤)、
インドネシア側はRISTEK、BPPT、ディアン・デサ財団が参加し、
約30名のプロジェクト関係者の参加者の中、JCCミーティングが開催されました。
JCCミーティングの様子です。

DSC_0988.jpg

昨年度の研究課題の進捗状況について群馬大学、BPPT、APEXから報告し、
今年度の計画や変更点の確認を行いました。その後、Minutes of Meeting(協議議事録)が署名されました。

CIMG0793.jpg  DSC_1064.jpg

午後には、BPPT内の実験室の見学をしました。SATREPS事業に関係する、
小規模ガス化装置による粘土触媒の評価、メタノール合成原料ガス前処理実験、
メタノール合成触媒についてAPEX、BPPTから説明およびデモンストレーションが行われました。

DSC_1085.jpg  DSC_1086.jpg

SATREPS事業は今後2年目に突入していきます。
(APEX須藤)

排水処理適正技術ワークショップの開催

6月10日、11日に、ジョクジャカルタ市内のホテルで排水処理適正技術に関するワークショップを開催しました。同様のワークショップはこれまでにも開催していますが、今回のワークショップでは各都市の排水処理施設の設計や設置に携わるコンサルタントやファシリテーターを招待して、PUSTEKLIMの実践している排水処理技術(嫌気性排水処理と好気性排水処理の組み合わせ)について知ってもらうことを目的としました。また、PUSTEKLIMの技術をさらに広めるためのパートナー探しの意味合いも含まれています。

ジャワ島内全州(ジョクジャカルタ特別州、中部ジャワ州、西ジャワ州、東ジャワ州)から集まった参加者は、総勢32名。各地域で実際に排水処理に携わる方々ばかりですが、PUSTEKLIMの立体格子状回転円板を初めて知った方が多く、その効率性などに注目が集まりました。

ワークショップの参加者

ワークショップでは、ジョクジャカルタ市住宅・地域施設局の排水・衛生担当のヘンドラ氏(左下の写真)を講師としてお迎えするほか、PUSTEKLIMからはAPEX代表の田中、現地で技術リーダーを務めるヘルマン(右下の写真)が講義を行いました。

ジョクジャカルタ市住宅・地域施設局のヘンドラ氏講義を行うPUSTEKLIMのヘルマン氏

ワークショップ中には、ジョクジャカルタ市内のクリチャック・キドゥル地区(2008年設置)、カラングワル地区(2013年設置)に設置された排水処理設備も視察しました。それぞれ設備の運営委員会のメンバーである住民の方にもお越しいただき、設備の運営についてお話を伺いました。

排水処理施設現地視察の様子

ワークショップ終了後には参加者にそれぞれ修了証を贈呈しました。

ワークショップ修了証

ワークショップ中、参加者から排水の水質基準が最近さらに厳しくなっている地域もあるという話を聞きました。インドネシアではもっぱら嫌気性処理だけの排水処理が実施されていますが、嫌気性処理だけでは得られる排水の水質はあまり高くなく、このまま嫌気性処理だけを行っていては排水基準を満たすことが難しくなるのは明らかです。

今回のワークショップで得られたネットワークを元に、電力消費も少なく、運転管理も容易で排水の水質も高い排水処理技術をさらに広められれば良いと思います。

(APEX彦坂)

箱と中身―<社会的共通資本をめぐって>(2015年度「開発とNGO」研究会第1回)

会場のようす1
2015年度も、APEX主催「開発とNGO」研究会が始まりました。

 この研究会は、NGO活動を行う上での世界観を形成するべく2005年から始まったもので、重要文献を輪読し、ディスカッションを行う会です。社会の構造を深く洞察した文献から学び、そこで得たものをもとに、実践的に代替社会を目指すというスタンスのAPEXにとって、たいへん重要な活動です。意外と他のNGOでは聞かない、ユニークな活動でもあります。

 実は、わたしがAPEXに深く関わるきっかけになった会でもあり、当時一緒に研究会に出ていたメンバーは、現在のボランティアグループのコアメンバーだったりします。そのことについては、またの機会にお話します。

 さて、今回は宇沢弘文の「社会的共通資本」をテキストとして取り上げました。社会的共通資本とは、テキストによれば、「一つの国ないし特定の地域に住むすべての人々が、ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置」と定義されていて、具体的には、自然環境、社会的インフラストラクチャー、制度資本が挙げられています。

コメント_中西 今回の議論では、この「社会的共通資本」という概念でなにが見えるのか、という参加者からのコメントがありました。経済学的な視点に則って展開される論は、良くも悪くも新古典派の批判に終始しているのではないか、という指摘です。

 また、炭素税の提案など、外部不経済の内部化という点については大変優れた論を持つこの著書の中で「農社」の事例だけが少し浮いているのではないかという指摘もありました。都市と農村、工業と農業の根本的な性格の違いを踏まえた経済システムの設計という点は、今年度の研究会のシリーズで一貫した論点になりそうです。

 今回の研究会で印象深かったのは、代表のコメントの「箱と中身」という言葉でした。豊かな生活のための必要条件としての「社会的共通資本」を「箱」とすると、「中身」をどうするのか、という問いです。「社会的共通資本」は、「箱」を提示しているだけでも十分に優れた論であり、今年度の研究会の第一回目に相応しい著書でした。「中身」については、今年度の研究会で、参加者のみなさまとともに考えていきたいと思います。

 できれば、今年は何かひとつ目に見える形で成果を作れればいいですね。
(APEX塩原)

 PS:そういえば、著者の言うことが現在実現している点はあるか、という議論がありましたが、個人的には、生態系サービスという考え方が出てきているのは、実現に向かうひとつ流れという気はしています。(当日私だけ発言していなかったので、この場をお借りして。。)

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