特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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種子の予熱とスラッジの使い道

フローレス島はただいま乾季のまっただ中で、種子の収集はもう一段落しました。その代わりにジャトロファ・センターでは集めたジャトロファの種子からの搾油・精製を行っています。

搾油
搾油の様子

種子の予熱器のバーナーがまた不調で、マニュアルでの種子の加熱も行っています。ドラム缶を切ったものに種子を入れ、下から火であぶって加熱。均一に加熱されるようにシャベルでかき混ぜます。

種子の予熱の様子ドラム缶で種子の予熱を行う

「これぞ適正技術だ」とインドネシア人スタッフが言っていました。

搾油で得られた油はろ過した後、精製を行います。下の写真はフィルタープレスによるろ過の様子です。

フィルタープレスを用いたろ過

搾油後に得られる油は、非常に細かい粒からなる泥(スラッジ)を含んでいます。スラッジの量は油の量の10分の1前後なので、あまり多くないのですが、搾油を進めていくと結構な量になります。

スラッジ
スラッジ

このまま、コンポストにしようかと試したこともあったのですが、油がまだ残っているからか固まってしまい、上手く行きませんでした。今では焼却して、灰をコンポストに混ぜています。通常、植物の灰にはカリウムが含まれるので、農産物の栄養分になります。

スラッジを燃やして灰をコンポストに混ぜる
スラッジの焼却の様子

最近はコンポストの売れ行きも伸びてきており、張り切って生産を行いたいと思います。

(APEX彦坂)

アフタヌーンカフェ8月の会を開催します!

アフタヌーンカフェは、APEXのボランティアグループが行っているカフェイベントです。
APEXの活動を分かりやすくご紹介させていただくほか、気になるトピックについて話し合う勉強会も行っています。
今回は、適正技術について改めて勉強したいという声を受けて、前回に引き続き、適正技術勉強会を行います。
インドネシアのコーヒーをご用意してお待ちしています。どうぞお気軽にご参加ください。

★*アフタヌーンカフェ8月の会@鶯谷オフィス*★

▼日時 
2015年8月29日(土)14:00-18:00

▼会場
APEX東京事務所
東京都台東区根岸1-5-12(地図

▼プログラム
14:00-14:10 オープニング
14:10-15:10 第1部 APEXの活動のご紹介
        初めての方に、APEXの活動をご紹介します。
        インドネシアのコーヒーを片手に、お気軽にご参加ください。
15:10-15:20 休憩
15:20-16:50 第2部「適正技術勉強会第2回 ~”見える化”するワークショップ~ 」
        前回の勉強会では様々な論点が出ました。適正技術としては様々な取り組み
        があること、技術だけではなく、周辺環境の整備なども考える必要があるな
        ど、考慮すべき点はたくさんあることが分かりました。この勉強会では、適
        正技術に関する事例から重要な点を学び、議論を通して適正技術への理解を
        深めていくことを目的としています。そのためには、事例の特徴を可視化し、
        議論をしやすくする必要があると思います。今回は、ワークショップ形式で、
        どのような指標で可視化していくかを考えたいと思います。
        初めての方のご参加も歓迎します!どうぞお気軽にお越しください。
16:50-17:00 休憩
17:00-18:00 ボランティアスタッフミーティング(参加自由)
18:00 終了

▼参加費 
無料

▼申し込み方法
メール、電話またはFAXで、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。

▼お申込先
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306 
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org (atを半角@に変えてお送りください)

アフタヌーンカフェ7月の会2015/7/12
前回、7月の会には多数の方にご参加いただきました

ガス化実験、進捗状況

インドネシア現地で、ガス化に使用する触媒粘土の活性評価実験を行っています。

粘土を流動媒体として用いて、小規模ガス化炉でバイオマスの流動接触分解ガス化を行い、活性を評価します。

8月1‐1

実験装置が搬入されたばかりの時は、マイクロヒーターの昇温、ガス化炉内の圧力の上昇、ガス漏れなどの問題も発生しました。

修正した後も、実験を進めている中で、生成ガスの配管系や水供給のチューブのサイズなどが適正ではないなど、装置の改良を行いながらの実験となりました。

8月2

現段階では順調に実験を行い、炭素収率も85%以上と比較的良好な運転を維持することが出来ています。
熱電対、圧力センサーを用いてガス化炉内の温度、圧力を見ながら、粒子の動きを判断し、バイオマスを供給、ガス化後のガス、タール、チャーになった物質をそれぞれ分析します。
炭素の収率から、ガス化に適し粘土触媒の最適化を行っています。

8.jpg

NEDO事業で活性が高いと結果が出たスメクタイト系の粘土に注目し、インドネシア現地で収集を行っています。現段階では9種類の粘土を収集しています。

8月 21

今後も実験を引き続き行っていく予定です。

(APEX須藤)

地域の力―第3回「開発とNGO」研究会

第3回研究会は、<地域づくりの実践に学ぶ>をテーマに、大江正章著『地域の力―食・農・まちづくり』(岩波新書、2008年)を取り上げました。本著は、経済成長や市場原理を至高としてきた近代化によって地方の疲弊が進むなかで、地域に愛着を持った人びとが自らの自然・環境・人的資源を生かして取り組む姿をルポルタージュし、活気のある地域づくりの成功事例を紹介しながら、それらに共通するものを普遍化することで、モデルとして多くの場所で取り組まれることを狙っています。

今年の「開発とNGO研究会は、《日本の持続可能な未来を考える》をテーマに開催していますが、第1回、2回は理論的な本を読みました(前回、前々回のようすはこちらから)。今回と、次回第4回は、事例をベースにしたテキストを題材に、実際にさまざまな地域で行われている活動を考える回となっていて、やはり事例を題材にすることでまた別の視点を得ることができ、参加者の議論もますます深まったように感じます。

テキストでは、公共交通や商店街などの幅広い事例が挙げられていましたが、ディスカッションでは、農業や林業分野での活動事例について議論が交わされていたように思います。参加者の多くが関心を持っていると思われる「環境」について考えたとき、食やエネルギーの問題と直接に関係する1次産業と私たちの関係について考えることは避けられません。そして、環境破壊の根本原因でもありながら、なお多くの人々を魅了する「都市」というものがそこにどのように位置づくのかというのが、やはり今年の研究会で一貫した議題になりそうです。

今回は、参加者の一人がテキストの著者である大江正章さんと現場で関わりがあるということで、プロジェクターに現場の写真を写しながら、『ぼくが百姓になった理由〈わけ〉―山村でめざす自給知足』(コモンズ、2012年)の著者である浅見彰宏 さんの活動地である福島県の山村の様子をご紹介いただきました。自然の中で生きていくということは、魅力的でもありながら、やはり厳しさも多くある世界なのだと実感しました。

私も実は、いつか農山村で暮らしたいと思っているIターン希望者のうちの一人だったりします。(塩原)

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