fc2ブログ
特定非営利活動法人APEX
サイト内の検索Googleホームページロゴ

インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

 | ブログトップへ戻る | 

ちょっとそこまで お買い物♪

さて、実験の際にAquades(蒸留水)などを買っているという話は前のブログでも書きましたが
やっと写真を撮ってきました!!!

じゃーん
IMG_2083.jpg

TOKO KIMIA SUMBER ABADIという店です~
1番はじめは水を入れるタンクも買う必要があるので1タンク20Lの水が入ってRp. 37,500くらいでしたが
今はタンクはあるので、水だけ入れてもらいます。20Lの水はRp.8,000です~

逞しいお兄さんたちがせっせと水を入れていきます。
IMG_2090.jpg

お店はこんな感じ。
IMG_2084.jpg
色んな薬品が置いてあります。
BPPTのスタッフもちょっと薬品を買いに~という時には、ココを利用しているようです。

8月から出張という形で、滞在していたコーディネーターの福田さんも一緒です♪
IMG_2086.jpg

詰め終わったタンクは車に載せてもらいます。。
IMG_2094.jpg

今回は私たちが購入する400Lに加え、BPPTスタッフも100Lほしいということで、全部で500L(タンク25個)を運びます。
IMG_2096.jpg


BPPTについたら、早速実験室まで運びます。
以前は一つずつ自力で運んでいたのですが、今はカートを購入したので、大分楽になりました笑。
Primaくんが頑張ってくれてます~
IMG_2100.jpg


実験の状況にもよりますが、多いときでは週に2回Aquadesを買いに行きます。
一度お店が分かれば、慣れたもので、お店の人とも顔見知り笑。

メールやホームページがあるようなお店はきちんとしているところが多いですが、とても高く、購入してから納品までに時間がかかることがほとんど。
今回のお店などは、ほとんどが電話しかありませんが、「ちょっとそこまで」という感覚で、しかもかなり安く手に入れられます。
インドネシアでは、こういうお店が沢山道沿いに並んでいます。
薬品の質なども様々なので選ぶ必要がありますが、一度いいお店を見つければ、使い勝手がいいのも事実。

いやぁ~重宝しています笑。

(APEX 河合)

排水処理適正技術国際セミナーの開催

ご報告が少し遅くなりましたが、8月27日~28日にジョクジャカルタ市内のホテルで、コミュニティ排水処理の適正技術に関する国際セミナーを開催しました。参加申し込みを受け付けてからも、最初はなかなか参加申し込みが集まらず少し焦りましたが、広報先を広げることで最終的には講師を含めて111名の方が集まりました。

セミナー講師として、インドネシア国内からは、公共事業省傘下の研究開発センターやBPPT(技術応用評価庁)などの中央政府機関の他、バンドゥン工科大学、BORDA(嫌気性処理を中心に展開するNGOで、本部はドイツにある)などで排水処理技術の研究開発に携わる方々をお招きし、それぞれの機関で開発されている排水処理技術についてご紹介いただきました。

また、中央・地方政府の衛生関連政策や方針などについてご紹介いただくために、BAPPENAS(国家開発企画庁)居住・住宅局、中部ジャワ州PPLP(居住地域における環境改善機関)からも講師の方をお呼びしました。

そして、セミナーのタイトルにはインドネシア-日本の国際セミナーと名がついている通り、日本からは東北大学大学院の原田先生にお越しいただき、先生が開発されているUASB-DHSという排水処理技術についてお話いただきました。

田中代表による開会の辞
APEXの田中による開会の辞

1日目は田中による開会の辞の後、JICAインドネシアから参加された富原氏、ジョクジャカルタ特別州公共事業局のマンスル氏からご挨拶をいただきました。

富原氏(JICAインドネシア) マンスル氏(ジョクジャカルタ特別州公共事業局住宅建設部)
(左)JICAインドネシアの富原氏、(右)ジョクジャカルタ特別州公共事業局のマンスル氏

セミナー会場の様子
セミナー会場の様子

APEX代表の田中を含めて、講師陣は以下の方々です。

ワハヌディン氏(国家開発企画庁居住・住宅局) スハルソノ氏(中部ジャワ州PPLP(居住地域における環境改善機関))
(左)ワハヌディン氏(国家開発企画庁居住・住宅局)、(右)スハルソノ氏(中部ジャワ州PPLP(居住地域における環境改善機関))

ルディ氏(BPPT(科学技術応用評価庁)環境技術センター) 右:原田氏(東北大学)
(左)ルディ氏(BPPT(科学技術応用評価庁)環境技術センター)、(右)APEXの田中と東北大学の原田秀樹先生

イカ氏(BORDA) プラヤトゥニ氏(バンドゥン工科大学)
(左)イカ氏(BORDA)、(右)プラヤトゥニ氏(バンドゥン工科大学)

エリス氏(公共事業省人間居住研究開発センター)
エリス氏(公共事業省人間居住研究開発センター)

2日目の午前中にはAPEXの実施するJICA草パト事業で建設された、ジョクジャカルタ市クリチャック地区およびカラングワル地区のコミュニティ排水処理設備を視察、また、その日の午後にはパネルディスカッションも実施しました。

排水処理視察(カラングワル地区) パネルディスカッションの様子

インドネシアの生活排水処理は、まだセプティックタンクなどの嫌気性処理が中心となっていますが、嫌気性処理だけでは処理水質がまだ良好ではなく好気性処理の追加が必要だということを、参加者とともに確認することが出来ました。これを機に、適正なコミュニティ排水処理技術が広く普及することを願っております。

(APEX彦坂)

 | ブログトップへ戻る | 

カレンダー

« | 2015-09 | »
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

カテゴリ別

現在の位置

アパ・カバール?
 トップページ
  └ 月別アーカイブ
        └ 2015年09月
by AlphaWolfy

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

Appendix




携帯用QRコード
QRコード

Copyright (C) 2015 特定非営利活動法人APEX, All Rights Reserved.
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル2F(地図・アクセス
電話TEL:03-3875-9286 / ファックスFAX:03-3875-9306 / 電子メールE-mail:tokyo-office@apex-ngo.org