最近の進捗
最近のSATREPS事業ですが、
共同研究先である群馬大学の宝田教授がインドネシアに来訪され、
現在行っている実験の進捗状況やBPPTと共同で開発予定のメタノール合成触媒に関して話し合いを行いました。

1日目は主にガス化実験に関してアドバイスをいただき、2日目はメタノール合成のパイロットプラントを製作している会社訪問、メタノール合成触媒に関して実験装置を見ながら、今後の開発について検討しました。

各研究機関が協力しながら事業を進めています。
⒓月10日と11日にBPPT研究員ガス化チームのイムロンと触媒候補の粘土収集として、スラバヤにある会社を2社訪問し、3つのサンプルを入手しました。

現在は12種類のサンプルを入手しています。目標の5種類は達成しましたが、
情報を集め、より多くの粘土を入手し、実験を行い、活性を調べ触媒の最適化を行います。
(須藤裕太)
共同研究先である群馬大学の宝田教授がインドネシアに来訪され、
現在行っている実験の進捗状況やBPPTと共同で開発予定のメタノール合成触媒に関して話し合いを行いました。


1日目は主にガス化実験に関してアドバイスをいただき、2日目はメタノール合成のパイロットプラントを製作している会社訪問、メタノール合成触媒に関して実験装置を見ながら、今後の開発について検討しました。


各研究機関が協力しながら事業を進めています。
⒓月10日と11日にBPPT研究員ガス化チームのイムロンと触媒候補の粘土収集として、スラバヤにある会社を2社訪問し、3つのサンプルを入手しました。

現在は12種類のサンプルを入手しています。目標の5種類は達成しましたが、
情報を集め、より多くの粘土を入手し、実験を行い、活性を調べ触媒の最適化を行います。
(須藤裕太)
10基目のコミュニティ排水処理 モデルプラントを建設しています
2011年10月から始まったコミュニテイ排水処理事業も、いよいよ大詰め。本事業10基目、最後のモデルプラント建設が始まっています。
(当初、事業期間は2015年9月までの予定でしたが、2016年1月までに変更になりました。)
最後のモデルプラントが建設されているのは、ジョクジャカルタ市の隣にあるスレマン県のトゥルン地区というコミュニティです。既に嫌気性処理部分の工事は完了しており、現在、好気性処理部分(回転円板を使用)と管渠の建設工事を行っているところです。
(左:好気性処理槽の底にコンクリートを詰める、右:好気性処理部分、右奥にあるのが嫌気性処理部分)

(左:各戸と排水処理設備の間をつなぐパイプ、右:パイプを埋める溝)
このトゥルン地区を含めると、本事業(JICA草の根事業草の根パートナー型)で設置された、または設置予定のコミュニテイ排水処理設備の設置地区、接続世帯数、運転開始時期は以下の表のとおりとなります。
この中でも最もトラブルの多かった排水処理設備は、テガール市スレロック地区(第4町内会第2,3隣組)のもので、その竣工式が先月やっと開催されました。その様子を、APEX代表の田中がブログで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
コミュニティ排水処理システムの竣工式 - APEX代表理事のブログ
トゥルン地区を含めると、この事業全体では約400世帯(約1600人)が安価で、住民自ら運転管理でき、かつ処理水質も良好な排水処理設備に接続できたことになります。裨益者数としてはまだ少ないですが、これらのコミュニテイ排水処理設備をモデルとして、全国的に普及が進むことを期待しています。
(APEX彦坂)
(当初、事業期間は2015年9月までの予定でしたが、2016年1月までに変更になりました。)
最後のモデルプラントが建設されているのは、ジョクジャカルタ市の隣にあるスレマン県のトゥルン地区というコミュニティです。既に嫌気性処理部分の工事は完了しており、現在、好気性処理部分(回転円板を使用)と管渠の建設工事を行っているところです。


(左:好気性処理槽の底にコンクリートを詰める、右:好気性処理部分、右奥にあるのが嫌気性処理部分)


(左:各戸と排水処理設備の間をつなぐパイプ、右:パイプを埋める溝)
このトゥルン地区を含めると、本事業(JICA草の根事業草の根パートナー型)で設置された、または設置予定のコミュニテイ排水処理設備の設置地区、接続世帯数、運転開始時期は以下の表のとおりとなります。
設置都市 | 地区 | 接続世帯数 | 運転開始時期 |
---|---|---|---|
ジョクジャカルタ市 | カラングワル地区 | 81 | 2013年2月 |
クリチャック・ロール地区 | 70 | 2013年2月 | |
スレマン県トゥルン地区 | 65 | 2016年1月(予定) | |
プカロンガン市 | ランドゥングサリ地区 | 36 | 2012年12月 |
サプロ地区 | 38 | 2014年12月 | |
テガール市 | スレロック地区(第2町内会第12隣組) | 40 | 2013年9月 |
スレロック地区(第4町内会第2,3隣組) | 43 | 2015年11月 | |
タバナン県 | パスカン・ベロダン地区 | 45 | 2013年2月 |
この中でも最もトラブルの多かった排水処理設備は、テガール市スレロック地区(第4町内会第2,3隣組)のもので、その竣工式が先月やっと開催されました。その様子を、APEX代表の田中がブログで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
コミュニティ排水処理システムの竣工式 - APEX代表理事のブログ
トゥルン地区を含めると、この事業全体では約400世帯(約1600人)が安価で、住民自ら運転管理でき、かつ処理水質も良好な排水処理設備に接続できたことになります。裨益者数としてはまだ少ないですが、これらのコミュニテイ排水処理設備をモデルとして、全国的に普及が進むことを期待しています。
(APEX彦坂)
持続可能な日本の未来と地域の胎動―第187回APEXセミナー
去る12月6日(日)に、第187回APEXセミナー「持続可能な日本の未来と地域の胎動」を開催しました。
今回は、出版社コモンズ代表/ジャーナリストの大江正章さんを講師に招き、地域に根差して生きていこうとする日本各地の活動事例を紹介していただきつつ、そのような活動の広がりによって実現される日本の未来について、お話を伺いました。
今回は、出版社コモンズ代表/ジャーナリストの大江正章さんを講師に招き、地域に根差して生きていこうとする日本各地の活動事例を紹介していただきつつ、そのような活動の広がりによって実現される日本の未来について、お話を伺いました。
今年最後のアフタヌーンカフェ!12月の会@鶯谷オフィス開催のお知らせ
アフタヌーンカフェは、APEXのボランティアグループの協力で行っている、カフェイベントです。
インドネシアのコーヒーをお飲みいただきながら、APEXの活動をご覧いただいたり、気になるテーマについて話し合う勉強会などを行っています。
今回は2015年の最終回としまして、APEXの今年のハイライトを含めて活動をご紹介します。勉強会では、引き続き適正技術勉強会を行います。
インドネシアのコーヒーやお菓子をご用意してお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください!
★*今年最後のアフタヌーンカフェ!12月の会@鶯谷オフィス*★
▼日時
2015年12月13日(日)14:00-17:30
▼会場
APEX東京事務所 (地図)
▼プログラム
14:00-14:10 オープニング
14:10-15:10 第1部 APEXの活動のご紹介~今年の活動を振り返って~
APEXの活動を分かりやすくご紹介します。今回は、
2015年の活動のハイライトを含めてご説明したいと思います。
インドネシアのコーヒーを片手に、お気軽にご参加ください!
15:10-15:20 休憩
15:20-16:50 第2部 適正技術勉強会第4回 ~適正技術事例ワークショップ~
この勉強会は、技術が関わる国際協力事例を取り上げ、議論を通じて
適正技術への理解を深めていくことを目的としています。
今回は、担当者が提供する事例について、その特徴や効果・影響などを
ワークショップ形式で話合うとともに、共通の評価項目などを用いて、
複数の事例の特徴を可視化していきたいと思います。
初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。
16:50-17:00 休憩
17:00-17:30 スタッフミーティング(自由参加)
17:30 終了
※終了後、近くのレストランで懇親会兼忘年会を行います!よろしければこちらにもぜひご参加ください。
▼参加費
無料
▼申し込み方法
メール、電話またはFAXで、「アフタヌーンカフェ参加希望」と明記のうえ、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。
▼お申込先
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org
URL:http://www.apex-ngo.org/
(前回のワークショップの様子)
担当者が適正技術の事例を紹介しています

目的や効果などさまざまな項目ごとに意見を出し合いました
(評価項目ごとに意見を出し合いながら、事例の特徴をシンプルな形に整理していき、別の事例と比較できるような形にまとめることを目標にしています)
なお、アフタヌーンカフェ開始前の時間に、本好きのメンバーによる読書会も開催しています!
(12/13 12:30~13:00 場所は上記に同じ、参加費無料)
今回は、担当者がおすすめの本をご紹介させていただく内容になりますので、手ぶらでご参加いただけます。
ご参加を希望される方は、上記お申込み先に、「読書会ともに参加希望」と明記の上、お申し込みください。

本好きなメンバーによる読書会も開催します!
インドネシアのコーヒーをお飲みいただきながら、APEXの活動をご覧いただいたり、気になるテーマについて話し合う勉強会などを行っています。
今回は2015年の最終回としまして、APEXの今年のハイライトを含めて活動をご紹介します。勉強会では、引き続き適正技術勉強会を行います。
インドネシアのコーヒーやお菓子をご用意してお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください!
★*今年最後のアフタヌーンカフェ!12月の会@鶯谷オフィス*★
▼日時
2015年12月13日(日)14:00-17:30
▼会場
APEX東京事務所 (地図)
▼プログラム
14:00-14:10 オープニング
14:10-15:10 第1部 APEXの活動のご紹介~今年の活動を振り返って~
APEXの活動を分かりやすくご紹介します。今回は、
2015年の活動のハイライトを含めてご説明したいと思います。
インドネシアのコーヒーを片手に、お気軽にご参加ください!
15:10-15:20 休憩
15:20-16:50 第2部 適正技術勉強会第4回 ~適正技術事例ワークショップ~
この勉強会は、技術が関わる国際協力事例を取り上げ、議論を通じて
適正技術への理解を深めていくことを目的としています。
今回は、担当者が提供する事例について、その特徴や効果・影響などを
ワークショップ形式で話合うとともに、共通の評価項目などを用いて、
複数の事例の特徴を可視化していきたいと思います。
初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。
16:50-17:00 休憩
17:00-17:30 スタッフミーティング(自由参加)
17:30 終了
※終了後、近くのレストランで懇親会兼忘年会を行います!よろしければこちらにもぜひご参加ください。
▼参加費
無料
▼申し込み方法
メール、電話またはFAXで、「アフタヌーンカフェ参加希望」と明記のうえ、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。
▼お申込先
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org
URL:http://www.apex-ngo.org/
(前回のワークショップの様子)

担当者が適正技術の事例を紹介しています

目的や効果などさまざまな項目ごとに意見を出し合いました
(評価項目ごとに意見を出し合いながら、事例の特徴をシンプルな形に整理していき、別の事例と比較できるような形にまとめることを目標にしています)
なお、アフタヌーンカフェ開始前の時間に、本好きのメンバーによる読書会も開催しています!
(12/13 12:30~13:00 場所は上記に同じ、参加費無料)
今回は、担当者がおすすめの本をご紹介させていただく内容になりますので、手ぶらでご参加いただけます。
ご参加を希望される方は、上記お申込み先に、「読書会ともに参加希望」と明記の上、お申し込みください。

本好きなメンバーによる読書会も開催します!