特定非営利活動法人APEX
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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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住民が主体的に参加できる技術―第189回セミナーにて


20160423APEXの塩原です。さて、新年度が始まりましたがAPEXでは、毎年この時期に、適正技術APEXの活動内容、さらに最新の動向などを代表の田中からお話させていただくセミナーを開催しています。いつもは5月頃ですが、今年は少し早い4月23日に、第189回APEXセミナー「アジアに適合的なコミュニティ排水処理システムの普及をめざして―適正技術と住民―」として開催いたしました。

タイトルからもわかる通り、今回はコミュニティ排水処理事業にスポットライトを当てた内容でした。というのも、モデルシステムの普及促進として実施してきたJICA草の根パートナー事業(通称草パト)のプロジェクト期間が2016年1月に終了し、今がちょうど、さらなる普及に向けて動き出す節目の時期だからです。

今回は、プロジェクトの内容や経緯、技術の概要などに加え、モデルシステムを設置した地域のそれぞれの状況などにも触れながら、適正技術の文脈に欠かすことのできない、住民と技術の関係性について考えるセミナーとなりました。

質疑応答の場面では、参加者の方からさまざまな質問が投げかけられました。システムのカバレッジやスラッジの抜出しなどの技術的な質問から、住民意識の醸成などの社会的な側面からの質問など、学生から社会人、理系から文系まで幅広い方が参加されているということを象徴するような時間となりました。

中でも、インドネシアのさまざまな排水処理システムを見られてきた方から、政府が推奨する一般的なシステム(Sanimas)との比較を述べていただいたのは私としてもたいへん勉強になりました。特にSanimasが嫌気性処理のみで専門的なオペレーターを必ずつけている一方、APEXでは住民がオペレーションチームを作ってシステムを管理しているという部分が、まさに今回の「技術と住民」というテーマを考えさせる部分でした。

なお、今回のセミナーは、2016年度適正技術人材育成研修初球コースの講義と合同で開催しました。例年は、初回と最終回の講義以外は研修参加者にクローズにしていましたが、今年度の研修の講義はすべて外部に公開にしたいと思います。

詳細については、メールマガジンやホームページ上で随時情報を発信していきますので、ご関心のある方はチェックしてみてください。

▼今年度の研修講義の講師の方々はこちら。
http://www.apex-ngo.org/kensyu.html

技術と国際協力の分野の第一線で活躍する方々で、しかもみなさん遠方から来られますので、たいへん貴重な機会です。ぜひお見逃しなく。

塩原

エルニーニョの影響でいつもより遅いジャトロファの収穫開始

いつも11月ごろには雨季が始まるフローレス島ですが、今年はエルニーニョの影響で12月後半ごろからやっと雨が本格的に降り出しました。その影響で、ジャトロファの種子の買い取りはいつもより1ヶ月半遅く、3月から本格的に始まりました。

始まったのもつかの間ですが、4月上旬には、すでにフローレス島のある東ヌサトゥンガラ州の一部は乾季に入ったとインドネシア気象庁が発表しており、今年の収集量はあまり多くないかもしれないという不安に襲われます。

しかし、とにかく全力を尽くして集めるのみです。


と、書いていたら、雨が降り出しました。にわか雨かもしれませんが。

種子倉庫
種子倉庫に集まった種子の測量を行う現地スタッフ

なお、ニュースなどでは、今年も東ヌサトゥンガラ州は不作に悩まされているという記事がいくつも出ています。
Farmers struggle as rains stay away - The Jakarta Post

東ヌサトゥンガラ州のナゲケオ県と南中ティモール県内の39ヶ所の村では飢饉の危険性があり(Penduduk di 39 desa di NTT terancam kelaparan - BBC Indonesia)、その2県のうち、フローレス島にあるナゲケオ県の21ヶ所の村では水がなく、地面に穴を掘って湧き出る泥混じりの水を利用している(Kemarau, Warga 21 Desa di NTT Minum Air Lumpur)そうです。

ジャトロファの収集だけでなく、こちらの方も心配ですが、状況が改善するのを祈るばかりです。

(APEX彦坂)

ジョクジャカルタにて

SATREPS事業に用いるコールドモデル実験のため、
4月からジョクジャカルタに移動してきました。

早速、ジョクジャカルタにある、コールドモデル製作を依頼した
マダニ・テクノロジー社を訪問し、製作状況を確認しました。

CIMG2008.jpg    CIMG2028.jpg

修正箇所を改良してもらい、その後ディアン・デサ財団に送られ、
現在は工場内で設置している最中です。

透明なアクリル板で作られているため、流動層の状態が観察できます。
常温で運転し、循環流動層での、流動媒体の挙動解析、
流動層からチャーを抜き出す実験を行う予定になっています。

CIMG2114.jpg     CIMG2161.jpg

文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム生」として、
香川高専専攻科(現在大学4年生相当)の大野翔平さんがインターンシップ生
としてジョクジャカルタに来ています。

香川高専では、多川理事のもとで水処理関係の研究をしているとのことで、
最初の2ヶ月は語学研修を行い、その後、排水プロジェクト等仕事をしていくとのことです。

2014年から4ヶ月間程度いたジョクジャカルタですが、非常に懐かしいです。
仕事にプライベート、充実させていきます。

(APEX 須藤)

アフタヌーンカフェ4月の会を開催します!

アフタヌーンカフェは、APEXのボランティアグループの協力で行っている、
東京事務所のオープンデイです。APEXの活動をご紹介したり、気になるトピックに
ついて話し合うカフェ形式のイベントとなっております。

今回のアフタヌーンカフェでは、第1部でAPEXの目的や活動についてご紹介
させていただくとともに、第2部の勉強会では、「技能実習制度」をとりあげます。
インドネシア人技能実習生の方にお越しいただき、日本での実習や生活面について
お話をうかがいますので、ご関心がございましたら、どうぞお気軽にご参加下さい。

★*アフタヌーンカフェ4月の会@鶯谷オフィス*★

▼日時 
2016年4月24日(日)14:00-18:00

▼会場
APEX東京事務所 (地図
東京都台東区根岸1-5-12

▼プログラム

14:00-14:10 オープニング
14:10-15:10 第1部 APEX事業説明
          初めての方に、APEXの活動を分かりやすくご紹介します。
※インドネシアのコーヒーを飲みながら、お気軽にご参加ください。
15:10-15:20 休憩
15:20-17:00 第2部 グループスタディ「インドネシア人技能実習生と語る」

          技能実習制度は、途上国の経済発展を担う人材の育成に貢献
          することを目的として、青壮年労働者を日本の企業等で受け入れ、
          技能・技術・知識を移転する制度です。平成5年に発足し、現在では、
          約16万人の実習生が在留しています。
          技能実習制度については、さまざまな問題が指摘されている側面がありますが、
          実習生の方がどのような動機で来日し、どのような実習生活を送り、
          本制度をどのようにとらえているのか等は、あまり知られていません。                 
          今回は、技能実習制度の概要を資料等で確認するとともに、
          インドネシア人実習生の方をお招きして、お話をうかがいたいと思います。
          日本語でご質問いただけますので、どうぞ奮ってご参加ください。      
          
17:00-17:10 休憩
17:10-18:00 第3部 スタッフミーティング(参加自由)
18:00 終了

▼参加費 
無料

▼申し込み方法
メール、電話またはFAXで、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。

▼お申込先
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306 
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org (atを半角@に変えてお送りください)
AFC4-3.jpg




●アフタヌーンカフェの前に~読書会を行っています~●

アフタヌーンカフェが始まる前の1時間、APnet屈指の本好きメンバーによる読書会を開催しています!

テーマは「東南アジア史」。
一見難しそうなテーマですが、旅行記、経済史、農業、歴史など、『東南アジア』をキーワードに
さまざまなジャンルの本を紹介しながら、東南アジアを複合的に理解しようと始まった企画です。

ただ、短い時間では難しさがあるため、
今回は、対象の本を1冊に絞り、読合せていく形にしたいと思います!

基本的には本を読んできていただき、それについて話し合うという内容ですが、
事前に読んで来れない方も、メンバーがレジメを持参しますので大丈夫です。

今回取り上げる本は、永積昭著『東南アジアの歴史』(講談社現代新書)です。

読みやすい文章ですので、内容に入りやすいのではないかと思います。
国際協力的活動を知るうえで、その社会的背景を知る機会になればさいわいです!

アフタヌーンカフェの前の時間に、ちょこっと参加してみませんかo(^▽^)o
4月24日(日)12:30-13:30 APEX東京事務所で開催します。
参加料は無料です。

AFC4-1.jpg


ご参加をご希望の場合は、上記のアフタヌーンカフェお申し込みの際に、
「読書会から参加」と明記のうえ、お申し込みください。

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