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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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エルニーニョの影響でいつもより遅いジャトロファの収穫開始

いつも11月ごろには雨季が始まるフローレス島ですが、今年はエルニーニョの影響で12月後半ごろからやっと雨が本格的に降り出しました。その影響で、ジャトロファの種子の買い取りはいつもより1ヶ月半遅く、3月から本格的に始まりました。

始まったのもつかの間ですが、4月上旬には、すでにフローレス島のある東ヌサトゥンガラ州の一部は乾季に入ったとインドネシア気象庁が発表しており、今年の収集量はあまり多くないかもしれないという不安に襲われます。

しかし、とにかく全力を尽くして集めるのみです。


と、書いていたら、雨が降り出しました。にわか雨かもしれませんが。

種子倉庫
種子倉庫に集まった種子の測量を行う現地スタッフ

なお、ニュースなどでは、今年も東ヌサトゥンガラ州は不作に悩まされているという記事がいくつも出ています。
Farmers struggle as rains stay away - The Jakarta Post

東ヌサトゥンガラ州のナゲケオ県と南中ティモール県内の39ヶ所の村では飢饉の危険性があり(Penduduk di 39 desa di NTT terancam kelaparan - BBC Indonesia)、その2県のうち、フローレス島にあるナゲケオ県の21ヶ所の村では水がなく、地面に穴を掘って湧き出る泥混じりの水を利用している(Kemarau, Warga 21 Desa di NTT Minum Air Lumpur)そうです。

ジャトロファの収集だけでなく、こちらの方も心配ですが、状況が改善するのを祈るばかりです。

(APEX彦坂)

ジョクジャカルタにて

SATREPS事業に用いるコールドモデル実験のため、
4月からジョクジャカルタに移動してきました。

早速、ジョクジャカルタにある、コールドモデル製作を依頼した
マダニ・テクノロジー社を訪問し、製作状況を確認しました。

CIMG2008.jpg    CIMG2028.jpg

修正箇所を改良してもらい、その後ディアン・デサ財団に送られ、
現在は工場内で設置している最中です。

透明なアクリル板で作られているため、流動層の状態が観察できます。
常温で運転し、循環流動層での、流動媒体の挙動解析、
流動層からチャーを抜き出す実験を行う予定になっています。

CIMG2114.jpg     CIMG2161.jpg

文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム生」として、
香川高専専攻科(現在大学4年生相当)の大野翔平さんがインターンシップ生
としてジョクジャカルタに来ています。

香川高専では、多川理事のもとで水処理関係の研究をしているとのことで、
最初の2ヶ月は語学研修を行い、その後、排水プロジェクト等仕事をしていくとのことです。

2014年から4ヶ月間程度いたジョクジャカルタですが、非常に懐かしいです。
仕事にプライベート、充実させていきます。

(APEX 須藤)

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