APEX通信をリニューアル発行[第79号]
APEX広報担当の塩原です。
前号より期間が空いてしまいましたが、2016年5月号としまして、APEX通信79号を発行いたしました。
今回の通信では、装いを新たに、JICA草の根事業としてはプロジェクトを終えたコミュニティ排水処理事業や、パイロット試験の準備が進むバイオマスガス化・液体燃料生産事業、自立に向けたジャトロファセンターの活動、「開発とNGO」研究会の実施報告など、会の最近の状況をお伝えしています。

●排水処理事業
コミュニティ排水処理事業を終えて
●バイオマスエネルギー事業
SATREPS事業経過報告―小規模実験の進展とパイロット試験の準備
PUSPHAの事業進捗報告―種子買い取りに関する新方針とココナッツ・オイル事業の展開
●国内事業
「開発とNGO」研究会―日本の持続可能な未来を考える
●取材 適正技術×人
福澤郁文さん(グラフィックデザイナー/APEX副代表理事)
●情報コーナー/APEX Topics
会員のみなさまには、すでに郵送の手配をしておりますので、どうぞお手にとってご覧ください。
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前号より期間が空いてしまいましたが、2016年5月号としまして、APEX通信79号を発行いたしました。
今回の通信では、装いを新たに、JICA草の根事業としてはプロジェクトを終えたコミュニティ排水処理事業や、パイロット試験の準備が進むバイオマスガス化・液体燃料生産事業、自立に向けたジャトロファセンターの活動、「開発とNGO」研究会の実施報告など、会の最近の状況をお伝えしています。

●排水処理事業
コミュニティ排水処理事業を終えて
●バイオマスエネルギー事業
SATREPS事業経過報告―小規模実験の進展とパイロット試験の準備
PUSPHAの事業進捗報告―種子買い取りに関する新方針とココナッツ・オイル事業の展開
●国内事業
「開発とNGO」研究会―日本の持続可能な未来を考える
●取材 適正技術×人
福澤郁文さん(グラフィックデザイナー/APEX副代表理事)
●情報コーナー/APEX Topics
会員のみなさまには、すでに郵送の手配をしておりますので、どうぞお手にとってご覧ください。
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JCCとメタノール合成実験
年に一度、JICA、JSTと参画研究機関が集まって、現在までの各研究進捗の確認と、今後1年間の研究計画の確認および
変更点の共有と合意を行うJCC(Joint Coordinating Committee)という会議を行います。
その第2回目をちょうど5月18日に行いました。

途中白熱した議論もありましたが、何とかまとまりました。
プロジェクトではメタノール合成を行う予定にしていますが、別の液体燃料生産法も検討し始めています。

描いた設計図をもとに製作を依頼していた、メタノール合成装置も完成し、BPPTの実験室に納入されました。

リークチェックと温度チェックをやっているのですが、昇温がうまい具合いかず。。

JCCの前日に、直さんと野田先生にも立ち合ってもらって一緒にやりました。
朝から始めて、夕方には何とか目標の200℃まで上げることが出来ました。
次はリークチェックですが、COとH2を使うので、慎重に進めていきます。
(APEX・河合)
変更点の共有と合意を行うJCC(Joint Coordinating Committee)という会議を行います。
その第2回目をちょうど5月18日に行いました。

途中白熱した議論もありましたが、何とかまとまりました。
プロジェクトではメタノール合成を行う予定にしていますが、別の液体燃料生産法も検討し始めています。

描いた設計図をもとに製作を依頼していた、メタノール合成装置も完成し、BPPTの実験室に納入されました。

リークチェックと温度チェックをやっているのですが、昇温がうまい具合いかず。。

JCCの前日に、直さんと野田先生にも立ち合ってもらって一緒にやりました。
朝から始めて、夕方には何とか目標の200℃まで上げることが出来ました。
次はリークチェックですが、COとH2を使うので、慎重に進めていきます。
(APEX・河合)
ジャトロファ・センター内の機械の移設
3月から本格的に始まったジャトロファの種子の買い取りも5月に入って、少し落ち着いてきたような気がします。


(左:ジャトロファの種子、右:ジャトロファの果実の殻)
本格的に搾油を開始する前に、ジャトロファ・センターの機械の移設・整備を行っています。まず、ココナッツ・オイル生産用に調整した搾油機とフィルタープレスを、搾油・精製設備建屋から第2種子倉庫に移設し、第2種子倉庫をココナッツ・オイル生産用の建屋に変更しようとしています。ジャトロファ油は毒性があるので、ジャトロファ油と調理用のココナッツ・オイルが混合しないように配慮したものです。

第2種子倉庫に移設されたココナッツ・オイル生産用の搾油機、フィルタープレス
さらに、現在使用しているディーゼル発電機は100kWと高出力のものなので、例えば搾油機を1台動かす場合など電力負荷が小さい場合には燃料消費量が多い(燃費が悪い)のが問題でした。少し離れたところに設置された小規模設備用の30kWの発電機が今は使用されていない状態だったので、それを移設して、電力負荷が小さい時はそちらを使用することにしました。

移設する予定の発電機

移設する発電機が雨に濡れないように雨よけを設置しています。
機械の移設が終了したら、ジャトロファの種子からの搾油を開始する予定です。
(APEX彦坂)


(左:ジャトロファの種子、右:ジャトロファの果実の殻)
本格的に搾油を開始する前に、ジャトロファ・センターの機械の移設・整備を行っています。まず、ココナッツ・オイル生産用に調整した搾油機とフィルタープレスを、搾油・精製設備建屋から第2種子倉庫に移設し、第2種子倉庫をココナッツ・オイル生産用の建屋に変更しようとしています。ジャトロファ油は毒性があるので、ジャトロファ油と調理用のココナッツ・オイルが混合しないように配慮したものです。

第2種子倉庫に移設されたココナッツ・オイル生産用の搾油機、フィルタープレス
さらに、現在使用しているディーゼル発電機は100kWと高出力のものなので、例えば搾油機を1台動かす場合など電力負荷が小さい場合には燃料消費量が多い(燃費が悪い)のが問題でした。少し離れたところに設置された小規模設備用の30kWの発電機が今は使用されていない状態だったので、それを移設して、電力負荷が小さい時はそちらを使用することにしました。

移設する予定の発電機

移設する発電機が雨に濡れないように雨よけを設置しています。
機械の移設が終了したら、ジャトロファの種子からの搾油を開始する予定です。
(APEX彦坂)