炭のガス化事業がインドネシアのWEB新聞に掲載
APEXでは、インドネシア西カリマンタン州の無電化村にて、現地で生産した炭を用いた発電事業に取り組んでいますが、10月に炭のガス化装置第2号機を村に導入したときのようすがインドネシア最大の全国紙「KOMPAS」の電子版に掲載されました。
10月25日~27日のポンティアナックの現地を訪問したのですが、その道中、レゲエ風の若い男性がずっとついてきていたので、現地パートナー団体のスタッフですかと聞いたところ、自分は新聞のライターなのだということでした。聞いてみるとインドネシア最大手の電子新聞であるKOMPAS.comの記者さんでした。日本で考える新聞記者のイメージとあまりにも違うのでびっくりしました。(写真:記者のヨヨンさん)
今回の記事では、炭のガス化事業の全般的な紹介として、地域の現状やプロジェクトの意義などがわかりやすく書かれています。途中には、村への険しい道のりや、実際に装置を動かしている場面の映像も挿入されているので、なんとなく現地のようすがおわかりいただけるのではないでしょうか?
駐在員の須藤スタッフが日本語要約してくれたものを下記に貼付しますので、よろしければぜひ読んでみてください。
なお、炭のガス化発電事業は近々日本語でも映像化予定です。ご期待ください。
APEX 塩原
↓KOMPAS.com 記事の日本語要約↓

今回の記事では、炭のガス化事業の全般的な紹介として、地域の現状やプロジェクトの意義などがわかりやすく書かれています。途中には、村への険しい道のりや、実際に装置を動かしている場面の映像も挿入されているので、なんとなく現地のようすがおわかりいただけるのではないでしょうか?
駐在員の須藤スタッフが日本語要約してくれたものを下記に貼付しますので、よろしければぜひ読んでみてください。
なお、炭のガス化発電事業は近々日本語でも映像化予定です。ご期待ください。
APEX 塩原
↓KOMPAS.com 記事の日本語要約↓
2016年最終のアフタヌーンカフェのお知らせ~アフタヌーンカフェ12月の会を開催します!
アフタヌーンカフェは、APEXのボランティアグループの協力で行っている、カフェイベントです。
インドネシアのコーヒーをお飲みいただきながら、APEXの活動をご覧いただいたり、
気になるテーマについて話し合う勉強会などを行っています。
今回は、2016年の最後の回としまして、APEXが今年行った国際協力事業をダイジェストでご紹介します。
第2部では、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとする勉強会を行います。
お飲みものやお菓子をご用意してお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください!
★*今年最後のアフタヌーンカフェ!12月の会@鶯谷オフィス*★
▼日時
2016年12月17日(土)14:00-17:30
▼会場
APEX東京事務所(地図)
東京都台東区根岸 1-5-12 井上ビル2F
▼プログラム
14:00-14:10 オープニング
14:10-15:10 第1部 APEXの活動のご紹介~2016年の活動を振り返って~
はじめての方に、APEXの活動を分かりやすくご紹介いたします。
今回は、2016年の最後の回としまして、今年1年の活動を
振り返ります。インドネシアのコーヒーを片手に、お気軽に
ご参加ください!
15:10-15:20 休憩
15:20-16:20 第2部 グループスタディ
テーマ「持続可能な開発目標の歴史的経緯と今後の可能性」
"持続可能な開発"という概念は1980年代に生み出され、今では、
広く知れ渡るようになりました。しかし、世界の現状を見渡し
た時、どれほどの持続可能な開発が実行され、今日の世界の
問題を解決してきたというのでしょうか。
SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Developoment Goals)
は、2015年に策定され、貧困の撲滅や不平等の是正、生態系の
保全など、17の分野における2030年までの達成目標を掲げています。
今回の勉強会では、SDGsの具体的内容と策定経緯などを共有し、
今後、国あるいは企業、個人がどのような活動をしていけば
よいかについて話し合いたいと思います。
16:20-16:30 休憩
16:30-17:30 ボランティアミーティング(参加自由)
17:30 終了
※終了後、近くのレストランで懇親会兼忘年会を行います!こちらへもお気軽にご参加ください。
▼参加費
無料
▼申し込み方法
メール、電話またはFAXで、「アフタヌーンカフェ参加希望」と明記のうえ、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。
▼お申込先
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org
URL:http://www.apex-ngo.org/

インドネシアのコーヒーをお飲みいただきながら、APEXの活動をご覧いただいたり、
気になるテーマについて話し合う勉強会などを行っています。
今回は、2016年の最後の回としまして、APEXが今年行った国際協力事業をダイジェストでご紹介します。
第2部では、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとする勉強会を行います。
お飲みものやお菓子をご用意してお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください!
★*今年最後のアフタヌーンカフェ!12月の会@鶯谷オフィス*★
▼日時
2016年12月17日(土)14:00-17:30
▼会場
APEX東京事務所(地図)
東京都台東区根岸 1-5-12 井上ビル2F
▼プログラム
14:00-14:10 オープニング
14:10-15:10 第1部 APEXの活動のご紹介~2016年の活動を振り返って~
はじめての方に、APEXの活動を分かりやすくご紹介いたします。
今回は、2016年の最後の回としまして、今年1年の活動を
振り返ります。インドネシアのコーヒーを片手に、お気軽に
ご参加ください!
15:10-15:20 休憩
15:20-16:20 第2部 グループスタディ
テーマ「持続可能な開発目標の歴史的経緯と今後の可能性」
"持続可能な開発"という概念は1980年代に生み出され、今では、
広く知れ渡るようになりました。しかし、世界の現状を見渡し
た時、どれほどの持続可能な開発が実行され、今日の世界の
問題を解決してきたというのでしょうか。
SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Developoment Goals)
は、2015年に策定され、貧困の撲滅や不平等の是正、生態系の
保全など、17の分野における2030年までの達成目標を掲げています。
今回の勉強会では、SDGsの具体的内容と策定経緯などを共有し、
今後、国あるいは企業、個人がどのような活動をしていけば
よいかについて話し合いたいと思います。
16:20-16:30 休憩
16:30-17:30 ボランティアミーティング(参加自由)
17:30 終了
※終了後、近くのレストランで懇親会兼忘年会を行います!こちらへもお気軽にご参加ください。
▼参加費
無料
▼申し込み方法
メール、電話またはFAXで、「アフタヌーンカフェ参加希望」と明記のうえ、お名前とご連絡先(メールアドレスまたは電話)をお知らせ下さい。
▼お申込先
特定非営利活動法人APEX(担当三木)
電話:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
E-mail:tokyo-office[at]apex-ngo.org
URL:http://www.apex-ngo.org/

メタノール合成実験開始
メタノール合成リアクターの保険手続きがやっと終わりいよいよ実験に取り掛かりました。
メタノール合成は200℃、100気圧という高温高圧条件で行います。
しかも使用するのは一酸化炭素と水素。
実験は安全に注意しながら行うのはもちろんですが、それでも何かのときのために保険をかけておきましょうということになりました。
でもここはインドネシア。
保険の見積もりから、保険内容の確認などいちいち手続きに時間がかかります。
そうして1年程度かかってやっと保険手続きが完了しました。
普通メタノール合成は50 bar~100 barという高圧条件下で反応させますが、本プロジェクトでは通常の1/10程度の低圧で合成を行う、低圧多段式を用います。
メタノール合成触媒が入ったリアクターを複数並列につなげ、原料ガスを供給します。

リアクター内で水素と一酸化炭素が反応し、メタノールガスが生成されます。
メタノールは60℃以下で液体になるので、1つ目のリアクターを通過後、ガスを一度別の容器内で冷却し
ガス中のメタノールを液体にします。
というわけで、メタノール合成触媒を入れるリアクターと同様の形の冷却用の容器がついています。

そうやって生成したメタノールをリアクターごとに引き抜いていき、次のリアクターに流しまた反応させます。
一度流しただけでは反応しきれなかった一酸化炭素と水素を、効率的にメタノールにすることができるというわけです。

インドネシアとの共同プロジェクトなので、実験はもちろん現地スタッフと一緒にやります。
が、、BPPTのスタッフは、SATREPS事業だけでなく、他のプロジェクトも掛け持ちしています。
また、海外での研修も頻繁に行っており、不定期で忽然といなくなります。。。
できるだけ一緒に実験できるよう心掛けてはいますが、なかなか難しいことも。
一酸化炭素や水素といったガスも使用するので、安全にはくれぐれも気を付けつつ。。。。。
がんばります!
APEX・河合
メタノール合成は200℃、100気圧という高温高圧条件で行います。
しかも使用するのは一酸化炭素と水素。
実験は安全に注意しながら行うのはもちろんですが、それでも何かのときのために保険をかけておきましょうということになりました。
でもここはインドネシア。
保険の見積もりから、保険内容の確認などいちいち手続きに時間がかかります。
そうして1年程度かかってやっと保険手続きが完了しました。
普通メタノール合成は50 bar~100 barという高圧条件下で反応させますが、本プロジェクトでは通常の1/10程度の低圧で合成を行う、低圧多段式を用います。
メタノール合成触媒が入ったリアクターを複数並列につなげ、原料ガスを供給します。

リアクター内で水素と一酸化炭素が反応し、メタノールガスが生成されます。
メタノールは60℃以下で液体になるので、1つ目のリアクターを通過後、ガスを一度別の容器内で冷却し
ガス中のメタノールを液体にします。
というわけで、メタノール合成触媒を入れるリアクターと同様の形の冷却用の容器がついています。

そうやって生成したメタノールをリアクターごとに引き抜いていき、次のリアクターに流しまた反応させます。
一度流しただけでは反応しきれなかった一酸化炭素と水素を、効率的にメタノールにすることができるというわけです。

インドネシアとの共同プロジェクトなので、実験はもちろん現地スタッフと一緒にやります。
が、、BPPTのスタッフは、SATREPS事業だけでなく、他のプロジェクトも掛け持ちしています。
また、海外での研修も頻繁に行っており、不定期で忽然といなくなります。。。
できるだけ一緒に実験できるよう心掛けてはいますが、なかなか難しいことも。
一酸化炭素や水素といったガスも使用するので、安全にはくれぐれも気を付けつつ。。。。。
がんばります!
APEX・河合