SATREPS事業中間評価とJCC
2014年4月よりSATREPS事業が開始され、5 年間の事業も半分が経過し、
プロジェクトの中間評価が行われました。
JICAとJSTが11月22日からインドネシア側の研究機関BPPTとDian Desaへのインタビュー、
研究成果や進捗状況などの現地調査をしました。
私も現地での実験の様子や、成果、今後の予定などをインタビューされました。
会議の様子です。

この調査を受けて、12月1日に第3回 JCC(合同調整委員会)が開催され、JICA(林氏、内藤氏、寿楽氏、福田氏)、
JST(堤氏、上阪氏)、群馬大学(野田准教授、宝田教授、渡邊教授)、APEX(多川理事、河合、須藤)、
BPPT(SATREPS 事業関係者)ら関係者が参加し、今後の方針のとりまとめが行われました。
今まで決められていた役割分担を見直すことや、全体で協力をしながら円滑に進めていくことが話し合われました。
また、バンドン工科大学(ITB)を正式なSATREPS事業の共同研究機関として、
ガス発酵研究を行っていくことが決められました。
参加者の集合写真です。

これまでやってきた、基礎研究を生かし、
スケールアップへと進んでいきます。
(APEX須藤)
プロジェクトの中間評価が行われました。
JICAとJSTが11月22日からインドネシア側の研究機関BPPTとDian Desaへのインタビュー、
研究成果や進捗状況などの現地調査をしました。
私も現地での実験の様子や、成果、今後の予定などをインタビューされました。
会議の様子です。

この調査を受けて、12月1日に第3回 JCC(合同調整委員会)が開催され、JICA(林氏、内藤氏、寿楽氏、福田氏)、
JST(堤氏、上阪氏)、群馬大学(野田准教授、宝田教授、渡邊教授)、APEX(多川理事、河合、須藤)、
BPPT(SATREPS 事業関係者)ら関係者が参加し、今後の方針のとりまとめが行われました。
今まで決められていた役割分担を見直すことや、全体で協力をしながら円滑に進めていくことが話し合われました。
また、バンドン工科大学(ITB)を正式なSATREPS事業の共同研究機関として、
ガス発酵研究を行っていくことが決められました。
参加者の集合写真です。

これまでやってきた、基礎研究を生かし、
スケールアップへと進んでいきます。
(APEX須藤)
ココナッツ・オイル生産エリアの改造
現在、ジャトロファ/センターではココナッツ・オイル生産時の衛生管理を徹底するため、ココナッツ・オイルの搾油・ろ過を行う生産エリアを改造しています。搾油機やフィルタープレスのある区画を壁で囲い、天井を作るという作業です。


床はまだむき出しのコンクリートですが、今後、セラミック製のタイルを敷く予定です。
PUSPHAで生産したココナッツ・オイルはまだ少しずつですが、販売数を伸ばしています。用途は当初、調理油を想定していましたが、様々な用途に使われているようです。
インドネシアではよくオイルを利用してマッサージを行う文化が根づいており、このココナッツ・オイルも薬効のある植物と一緒に煮込んで、伝統的な薬(マッサージオイル)を作るのに利用されています。また、天然のコンディショナーとして髪の毛に利用している人もいます。自分も時々使うのですが、意外と虫に刺された際のかゆみ止めにもなります。
インドネシアで販売されている調理用ココナッツ・オイルは、大体の場合、コプラの生産地とココナッツ・オイルの生産工場が離れているので、運搬中、コプラにカビが生えやすく、搾油後に精製(脱酸・脱色・脱臭)工程が必要となります。その精製過程では、通常、化学薬品が使用されます。
一方、PUSPHAではコプラを生産してその場で搾油を行うので、カビの発生が少なく、精製過程が必要ありません。少し加熱して水分を飛ばしている程度で、化学薬品などの添加物が一切なく、コプラのみで生産しているというのがPUSPHAのココナッツ・オイルの特徴でもあるのです。


(APEX彦坂)


床はまだむき出しのコンクリートですが、今後、セラミック製のタイルを敷く予定です。
PUSPHAで生産したココナッツ・オイルはまだ少しずつですが、販売数を伸ばしています。用途は当初、調理油を想定していましたが、様々な用途に使われているようです。
インドネシアではよくオイルを利用してマッサージを行う文化が根づいており、このココナッツ・オイルも薬効のある植物と一緒に煮込んで、伝統的な薬(マッサージオイル)を作るのに利用されています。また、天然のコンディショナーとして髪の毛に利用している人もいます。自分も時々使うのですが、意外と虫に刺された際のかゆみ止めにもなります。
インドネシアで販売されている調理用ココナッツ・オイルは、大体の場合、コプラの生産地とココナッツ・オイルの生産工場が離れているので、運搬中、コプラにカビが生えやすく、搾油後に精製(脱酸・脱色・脱臭)工程が必要となります。その精製過程では、通常、化学薬品が使用されます。
一方、PUSPHAではコプラを生産してその場で搾油を行うので、カビの発生が少なく、精製過程が必要ありません。少し加熱して水分を飛ばしている程度で、化学薬品などの添加物が一切なく、コプラのみで生産しているというのがPUSPHAのココナッツ・オイルの特徴でもあるのです。


(APEX彦坂)