APEX創立30周年記念行事が行われました
APEXは、今年創立30周年を迎えましたが、去る12月9日(土)に創立30周年記念行事-APEXの30年の歩みをふりかえって-を行いました。

記念行事は2部の構成をとり、まずは、30年の歴史を振りかえり、時代ごとにゆかりの深い方にお話しいただく「講演の部」、次にパーティを行いました。
APEXの創立は1987年ですが、それから2000年頃までは、インドネシア現地NGOの支援が主な活動で、国内では、セミナーや研修生派遣事業を行っていました。
当時の活動は、社会人がボランティアベースで行っており、会の意思決定はミーティングでなされていました。わたしが入職する前の時期のため実感はありませんが、講演内容から感じられたのは、当時は国内外を問わず多くの方が交流して有機的なつながりを持ち、それらが影響し合って活動を成り立たせていたということでした。


2000年頃から現在に至るまでは、事業が盛んに行われた「プロジェクトの時代」です。
APEXの代名詞である適正技術の開発が進展した時期であり、排水処理事業、バイオマスエネルギー事業ともに開発が進み、国内では、APEXセミナーや「開発とNGO」研究会も行われました。
改めてこれまでの歩みを振り返ると、少しずつ積み上げてきたものの大きさが分かり、たいへん感慨深いです(その時その時で今でも覚えていることというのは、大変な思いだけだったりもするのですが笑)。設立当時の問題意識は時代と共にますます重要視されていることでもあり、今後の活動は、この流れを太く大きくしていく事を目指していきたいものです。


第2部のパーティは、はじめに、東北大学の原田先生からお言葉をいただき、ついでAPEX副理事の吉田の乾杯でスタートしました。1部でお話いただかなかった方々にお言葉をいただきました。
パーティの中盤には、余興の一環として、現ボランティアメンバーによるバンド演奏がありました。内容は、APEX創設時、10周年記念時(1997年)、20周年時(2007年)そして30周年(今年)のヒットソング各2曲の演奏だったのですが、「なつかしい!」、「わからないし(笑)。」という声が聞かれて、たいへん盛りあがりました。


この催しには、会員の有無を問わず、40名ほどの方が参加してくださいました。
入職したての頃にお世話になった方々にもお会いできて初心を思い出したり、ご協力者のみなさまのあたたかいお気持ちに触れられて、節目としてふさわしい機会となりました。
(APEX三木)

記念行事は2部の構成をとり、まずは、30年の歴史を振りかえり、時代ごとにゆかりの深い方にお話しいただく「講演の部」、次にパーティを行いました。
APEXの創立は1987年ですが、それから2000年頃までは、インドネシア現地NGOの支援が主な活動で、国内では、セミナーや研修生派遣事業を行っていました。
当時の活動は、社会人がボランティアベースで行っており、会の意思決定はミーティングでなされていました。わたしが入職する前の時期のため実感はありませんが、講演内容から感じられたのは、当時は国内外を問わず多くの方が交流して有機的なつながりを持ち、それらが影響し合って活動を成り立たせていたということでした。


2000年頃から現在に至るまでは、事業が盛んに行われた「プロジェクトの時代」です。
APEXの代名詞である適正技術の開発が進展した時期であり、排水処理事業、バイオマスエネルギー事業ともに開発が進み、国内では、APEXセミナーや「開発とNGO」研究会も行われました。
改めてこれまでの歩みを振り返ると、少しずつ積み上げてきたものの大きさが分かり、たいへん感慨深いです(その時その時で今でも覚えていることというのは、大変な思いだけだったりもするのですが笑)。設立当時の問題意識は時代と共にますます重要視されていることでもあり、今後の活動は、この流れを太く大きくしていく事を目指していきたいものです。


第2部のパーティは、はじめに、東北大学の原田先生からお言葉をいただき、ついでAPEX副理事の吉田の乾杯でスタートしました。1部でお話いただかなかった方々にお言葉をいただきました。
パーティの中盤には、余興の一環として、現ボランティアメンバーによるバンド演奏がありました。内容は、APEX創設時、10周年記念時(1997年)、20周年時(2007年)そして30周年(今年)のヒットソング各2曲の演奏だったのですが、「なつかしい!」、「わからないし(笑)。」という声が聞かれて、たいへん盛りあがりました。


この催しには、会員の有無を問わず、40名ほどの方が参加してくださいました。
入職したての頃にお世話になった方々にもお会いできて初心を思い出したり、ご協力者のみなさまのあたたかいお気持ちに触れられて、節目としてふさわしい機会となりました。
(APEX三木)
ジョンカン地区の排水処理設備の検収を行いました
今年2月から外務省の日本NGO連携無償資金協力事業として始まったコミュニティ排水処理事業も、第1年次の終了まであと2ヶ月を切りました。10月に行われたプログラム研修の甲斐もあって、第1年次の目標であった13ヶ所の対象コミュニティも決まり、設備の建設を急ピッチで進めているところです。雨季という状況と、設置工事要員の少なさがネックとなっていますが、何とか契約期間内には完成させたいです。
そんな中、ジョクジャカルタ特別州スレマン県のサリハルジョ村ジョンカン地区に設置された回転円板の検収をおこなうというので、同行しました。ここはもともと嫌気性処理のみの設備でしたが、本事業で回転円板を追加した地域です。対象世帯数が多いので、回転円板を2基設置しています。現在の接続世帯数は350世帯とのこと。


実際に現場へ行ってみると、こちらが推奨している設計どおりには作られていませんでしたが、何とかカバーできる範囲内のようです。今はまだ電源が接続されていないので、発電機を持ち込んで回転円板の試運転を行い、きちんと運転が行えることを確認しました。


以下の地図は、第1年次の対象コミュニティのある県/市(すべてジャワ島内)の場所を示したものです。1つの県/市でも複数のコミュニティに設置されているケースもあり、全部で13ヶ所以上のコミュニティが対象となります。その他にも複数の地域から既に関心表明があり、第2年次の対象コミュニティの選定は第1年次ほど苦労せずに済みそうです。

(APEX彦坂)
そんな中、ジョクジャカルタ特別州スレマン県のサリハルジョ村ジョンカン地区に設置された回転円板の検収をおこなうというので、同行しました。ここはもともと嫌気性処理のみの設備でしたが、本事業で回転円板を追加した地域です。対象世帯数が多いので、回転円板を2基設置しています。現在の接続世帯数は350世帯とのこと。


実際に現場へ行ってみると、こちらが推奨している設計どおりには作られていませんでしたが、何とかカバーできる範囲内のようです。今はまだ電源が接続されていないので、発電機を持ち込んで回転円板の試運転を行い、きちんと運転が行えることを確認しました。


以下の地図は、第1年次の対象コミュニティのある県/市(すべてジャワ島内)の場所を示したものです。1つの県/市でも複数のコミュニティに設置されているケースもあり、全部で13ヶ所以上のコミュニティが対象となります。その他にも複数の地域から既に関心表明があり、第2年次の対象コミュニティの選定は第1年次ほど苦労せずに済みそうです。

(APEX彦坂)