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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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チレボン県の排水処理設備訪問、第2年次署名式

2月26日、排水処理事業の拠点のあるジョグジャカルタから電車で5時間かけて、チレボン県まで行ってきました。第1年次最後の建設となる排水処理モデルシステムの動作確認のためです。

チレボン県ムンドゥ郡ペンペン村では、政府予算で建設する嫌気性処理槽からなる排水処理設備に回転円板を追加供与しました。

チレボン県ペンペン村に設置された回転円板政府予算で建てられた嫌気性処理設備

ペンペン村では、同じく政府予算で建てられたMCK(トイレ、水浴び場、洗濯場の複合施設)もすぐ近くにあり、こちらの排水も同じ設備で処理されます。MCKも新設したのは、このあたりの住民宅はトイレの無い世帯が多いからだそうです。MCKの管理者用の部屋もあり、普段はそこでお菓子などを販売しているそうですが、訪問時には片付けられており、お菓子を囲いながらの会合の場となりました。

政府予算で建てられたMCKペンペン村村長との面会

私達と一緒に同行していただいたチレボン県公共事業局衛生課長と現地のファシリテーターの方、ペンペン村の村長さんを交えて、ここは西ジャワ州で最初にPUSTEKLIMの回転円板を取り入れたところだから、そのうち同州の各地から多くの人が視察しにくるようになるといったことなどを話しました。

その後は、今年、コミュニティ排水処理設備を建設する候補地の調査を行いました。
チアウィガジャ村役場を訪問サンピラン村の排水処理設備を訪問
(左:チアウィガジャ村役場で村長と面会、右:サンピラン村の排水処理設備を訪問して、設備の運営グループの人に話を伺う)

この事業は全体として3年間の計画で2017年2月13日に開始されたので、今年の2月12日には第1年次が終了していなければいけなかったのですが、長引く雨季などの影響で工事が遅れたため、2週間強延長させてもらい、2月28日までとしていただいております。2月27日にはジャカルタの日本大使館で第2年次の署名式が行われました。

第2年次署名式

APEX代表の田中が石井大使にAPEX/PUSTEKLIMの技術や事業内容について説明しましたが、「うまくいっている優良事業」という認識が大使館内ではゆきわたっている印象があり、たいへん好意的に受け止められたそうです。その期待に応えられるように第2年次も努力してまいりたいと思います。

(APEX彦坂)

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