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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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APEX通信81号発行のお知らせ

長らくお待たせいたしましたが、APEX通信第81号が発行されました。

今回の通信では、2017年度の活動をまとめてお伝えしています。2017年度の大きな動きとしては、排水処理事業の本格的な普及をめざす新規事業が始まったことや適正技術フォーラムの設立などが挙げられますが、これらに加え、バイオマスのガス化事業のその後の開発の経過や国内事業の動きなどもお伝えしています。また、APEX創立30周年の節目の年として行われた記念行事の様子も掲載しました。


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目次
●排水処理事業 高処理水質コミュニティ排水処理システムの広域的普及に向けて
●粘土を触媒とするバイオマスの流動接触分解ガス化技術の開発 長年の技術課題の解決目途
●適正技術フォーラムの設立報告 適正技術の社会化に向けた国内のプラットフォームとして
●国内事業「開発とNGO」研究会
●適正技術×人 「夢からのスタート」高専の教育と適正技術
 多川正さん(香川高専専門学校教員准教授/APEX理事)
●Topics&Information APEX創立30周年記念行事のご報告ほか



(画像をクリックすると大きく表示されます)

会員の方には既にお届けしておりますので、どうぞご一読ください。また、会員以外の方で閲覧をご希望の方は、事務局までご連絡ください。
APEX通信に関するみなさまのご感想、ご意見もお待ちしております。

(APEX三木)

ジョンカン地区の排水処理設備の譲渡式

3月23日に、ジョクジャカルタ特別州スレマン県スリハルジョ村ジョンカン地区で建設された生活排水処理設備の譲渡式がありました。この排水処理設備は今後、ジョンカン地区の住民グループの手によって運営管理が行われます。当日は、ジョンカン地区の住民代表、サリハルジョ村村長のほか、スレマン県環境局衛生課長などの方々、約30名ほどの參加がありました。

ジョンカン地区譲渡式1ジョンカン地区譲渡式2
譲渡式のようす

ジョンカン地区譲渡式(譲渡に関する覚書署名)
譲渡文書への署名

このジョンカン地区の排水処理設備は、もともと嫌気性処理槽のみのシステムでした。住民は、この排水処理設備と排水を流す川の間にある空き地(以下の写真)に池を作って、魚を飼う計画でした。しかし、嫌気性処理のみでは処理水質は十分なものではなく、臭いもあることから、PUSTEKLIMの推奨する回転円板を嫌気性処理槽の後に追加することにしたのです。

ジョンカン地区排水処理設備隣接の空き地

住民グループの方は、この近隣では高齢者の方が多いから、今後、この空き地で魚を養殖したり、いろいろな果樹を植えたりして高齢者の方も参加できるような仕事を作りたいとおっしゃっていました。そのために、きれいな処理水を養殖池や果樹への水やりに利用するとのことです。

将来的には、ここが新たなモデル地区として生まれ変わる可能性も秘めているのではと思いました。

(APEX彦坂)

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