ベトナム調査(適正技術情報収集活動)
7月29日から8月3日にかけて、適正技術情報収集活動の一環で、ベトナムでの現地調査を行いました。
スタッフ2名+ボランティア4名での来訪となりました。
1日目は、再生エネルギーの普及や資源問題に携わっている、GreenIDのオフィスに伺いました。
主な活動分野として、1.環境調和型の開発(Green Development)、2.持続可能なエネルギー供給 (Sustainable Energy)、3.水と大気の管理 (Water and Air Governance)があり、どの分野でも住民参加型のアプローチに重きを置いています。再生エネルギー技術の導入数はそこまで多くなかったですが、アドボカシー活動などを通して、ベトナムのエネルギー供給のあり方によい影響を与えていくのではと思いました。


2日目は農村の産業支援をしているVIRI(Vietnam Rural Industries Research and Development Institute)を訪れました。各地域の伝統工芸や資源を生かしながら、住民の人が使いやすい「シンプルで役に立つ技術」や知識を共有することで、地域産業の発展に取り組んでいる団体です。例えば、形が悪いなどの理由で捨てられていたオレンジを使って、エッセンシャルオイルをつくるなど。地元にある資源を生かすことで環境にも負担をかけず、また、住民と一緒に商品を作り上げていく中で、住民の能力開発にもつながっているのではと感じました。


3日目は、ローコスト住宅の設計なども行っているH&P Architectsという企業で情報交換を行いました。
この企業ではマズローの欲求5段階説(図1)に沿って建設を行っており、特に貧困層のニーズとして、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのニーズに対応する建設物の建築に力を入れているそうです。洪水の際に水に浮く竹の家や、トイレと植物栽培を組み合わせた建物など、斬新なアイデアとデザインが印象的でした。


そして、現地滞在最終日には、参加者全員でこの海外調査での学びをシェアしあいました。それぞれの視点からの学びがあり、とても勉強になりました。ありがとうございました。(ジェンキンソン 陽(みなみ))
スタッフ2名+ボランティア4名での来訪となりました。
1日目は、再生エネルギーの普及や資源問題に携わっている、GreenIDのオフィスに伺いました。
主な活動分野として、1.環境調和型の開発(Green Development)、2.持続可能なエネルギー供給 (Sustainable Energy)、3.水と大気の管理 (Water and Air Governance)があり、どの分野でも住民参加型のアプローチに重きを置いています。再生エネルギー技術の導入数はそこまで多くなかったですが、アドボカシー活動などを通して、ベトナムのエネルギー供給のあり方によい影響を与えていくのではと思いました。


2日目は農村の産業支援をしているVIRI(Vietnam Rural Industries Research and Development Institute)を訪れました。各地域の伝統工芸や資源を生かしながら、住民の人が使いやすい「シンプルで役に立つ技術」や知識を共有することで、地域産業の発展に取り組んでいる団体です。例えば、形が悪いなどの理由で捨てられていたオレンジを使って、エッセンシャルオイルをつくるなど。地元にある資源を生かすことで環境にも負担をかけず、また、住民と一緒に商品を作り上げていく中で、住民の能力開発にもつながっているのではと感じました。


3日目は、ローコスト住宅の設計なども行っているH&P Architectsという企業で情報交換を行いました。
この企業ではマズローの欲求5段階説(図1)に沿って建設を行っており、特に貧困層のニーズとして、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのニーズに対応する建設物の建築に力を入れているそうです。洪水の際に水に浮く竹の家や、トイレと植物栽培を組み合わせた建物など、斬新なアイデアとデザインが印象的でした。


そして、現地滞在最終日には、参加者全員でこの海外調査での学びをシェアしあいました。それぞれの視点からの学びがあり、とても勉強になりました。ありがとうございました。(ジェンキンソン 陽(みなみ))
夏季休業のお知らせ
日ごろより、APEXの活動にご理解、ご協力をいただきまして、ありがとうございます。
APEXでは、下記の期間を休業としますので、お知らせいたします。
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■夏季休業期間
2019年8月13日(火)~2019年8月19日(月)
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夏季休業期間中のお問い合わせは、メールでいただけばさいわいです。
休業期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほど、お願いいたします。
APEX事務局
APEXでは、下記の期間を休業としますので、お知らせいたします。
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■夏季休業期間
2019年8月13日(火)~2019年8月19日(月)
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夏季休業期間中のお問い合わせは、メールでいただけばさいわいです。
休業期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほど、お願いいたします。
APEX事務局
第16回総会の開催と2018年度年次報告書の発行
ご報告が遅くなりましたが、2019年6月9日にAPEXの第16回総会が開催され、正会員12名とオブザーバーとしてAPEXのスタッフ2名が参加しました。代表の田中から2018年度の全般の状況と、インドネシアでのコミュニティ排水処理事業を中心に海外事業に関するご報告、2019年度の活動計画案の説明がありました。その後、国内事業・広報担当のジェンキンソン陽より、国内事業の活動報告と活動計画案についてご説明しました。


ご報告の途中や最後のまとめでは、「排水処理後の水はどこに流すのか?」「処理水質のモニタリングはどのようになっているのか?」といった質問から、APEXの財源強化に関することまで、様々な質疑応答がありました。最後に、活動報告案と活動計画案、そして決算案と予算案は、無事採択されました。また、長年にわたり理事を務められた岩佐さんが退任となりました。この場をお借りして、岩佐さんには厚くお礼申し上げます。
また、総会で採択された2018年度の活動報告と2019年度の活動計画をまとめた「2018年度年次報告書」を、7月下旬に発行いたしました。会員の皆様には既にお手元に届いていると思いますが、APEXのホームページの 年次報告書 からも閲覧やダウンロードができますので、ぜひご一読ください。



ご報告の途中や最後のまとめでは、「排水処理後の水はどこに流すのか?」「処理水質のモニタリングはどのようになっているのか?」といった質問から、APEXの財源強化に関することまで、様々な質疑応答がありました。最後に、活動報告案と活動計画案、そして決算案と予算案は、無事採択されました。また、長年にわたり理事を務められた岩佐さんが退任となりました。この場をお借りして、岩佐さんには厚くお礼申し上げます。
また、総会で採択された2018年度の活動報告と2019年度の活動計画をまとめた「2018年度年次報告書」を、7月下旬に発行いたしました。会員の皆様には既にお手元に届いていると思いますが、APEXのホームページの 年次報告書 からも閲覧やダウンロードができますので、ぜひご一読ください。
