アフリカの受難
アフリカ大陸は、世界でもっとも地球温暖化による気候変動の影響を受ける地域のひとつといわれています。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が9月下旬に発表した第2作業部会第4次評価報告書によれば、アフリカの一部の国では、2020年までに気候変動のため農業生産量が半減すると予想されています。また、農作物による収入は2100年までに90%も落ち込み、2080年までにアフリカ大陸での小麦の生産はできなくなると予想されるそうです。
水に関していえば、現在2億人いるアフリカの人口のうち約25%(約5千万人)が安全な水を得られない状況にありますが、2020年代までにその数は7千5百万~2億人、2050年代までに3億5千万~6億人にまで増えると予想されています。
ただでさえ、アフリカの各国は飢餓率が高いのに(参照:ハンガーマップ)、気候変動の影響でさらに悪化するということになります。
9月にもアフリカ大陸の計20カ国で記録的な大洪水が発生し、約300人が死亡、約150万人が被災するという大災害が発生しました。その後、各国が支援をしていますが、コレラなどの疫病の蔓延も懸念されています。地球温暖化の結果、このような異常気象も増加するといわれています。
2020年といえば、あと13年しかありません。
(APEX彦坂)
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が9月下旬に発表した第2作業部会第4次評価報告書によれば、アフリカの一部の国では、2020年までに気候変動のため農業生産量が半減すると予想されています。また、農作物による収入は2100年までに90%も落ち込み、2080年までにアフリカ大陸での小麦の生産はできなくなると予想されるそうです。
水に関していえば、現在2億人いるアフリカの人口のうち約25%(約5千万人)が安全な水を得られない状況にありますが、2020年代までにその数は7千5百万~2億人、2050年代までに3億5千万~6億人にまで増えると予想されています。
ただでさえ、アフリカの各国は飢餓率が高いのに(参照:ハンガーマップ)、気候変動の影響でさらに悪化するということになります。
9月にもアフリカ大陸の計20カ国で記録的な大洪水が発生し、約300人が死亡、約150万人が被災するという大災害が発生しました。その後、各国が支援をしていますが、コレラなどの疫病の蔓延も懸念されています。地球温暖化の結果、このような異常気象も増加するといわれています。
2020年といえば、あと13年しかありません。
(APEX彦坂)
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