新しいプロジェクトが始まりました!
先月9月23日から、新しいプロジェクトが始まりました!
このプロジェクトのタイトルは、「インドネシアにおけるナンヨウアブラギリの複合的利用による環境保全型地域開発」というものです。
ナンヨウアブラギリ(ジャトロファ)という植物は、乾燥に耐え、害虫にも強い灌木で、種子からは油が採れます。そしてこの油は食用には向かないのですが、軽油代替燃料になります。
プロジェクトは、インドネシアの中でも特に低所得の地域のひとつで行われます。ここは、1年のうち3分の2近くが乾季であり、また年間降水量が1000~1500mmと比較的乾燥した地域でもあります。 このような乾燥地の荒地に資源植物を植栽することで緑化を推進し、生成する軽油代替燃料は、地元のみなさんの生活向上や地域振興に利用します。
また、これまで取り組んできた、バイオマスのガス化技術開発での経験を生かして、ナンヨウアブラギリの栽培から油の抽出にいたる過程で副生する廃棄物を「発電」に利用し、さらに、廃熱を使って海水を淡水化するという、複合的な利用に関する技術の開発と普及のモデル創出を行います。
プロジェクトが行われる村では、もともと家のまわりにナンヨウアブラギリを植える風習があり、この植物の取り扱いに慣れているようです。さらに、地域には目だった産業もなく、収入も低いので、村の人たちもこのプロジェクトの開始を待望しているとのこと。従って一過性の事業となることなく、持続性があり、また他の地域への波及可能性なども見込めるプロジェクトといえると思います。
プロジェクトは約3年間の計画で、これまで協同してきた現地NGOと進めていきます。APEXからもスタッフが現地に滞在し、地域のみなさんと生活を共にしながら進めていきます。
これから担当スタッフを通じて逐次プロジェクトの進捗をご紹介して参りますので、どうぞご期待ください!
(APEX 三木)
このプロジェクトのタイトルは、「インドネシアにおけるナンヨウアブラギリの複合的利用による環境保全型地域開発」というものです。
ナンヨウアブラギリ(ジャトロファ)という植物は、乾燥に耐え、害虫にも強い灌木で、種子からは油が採れます。そしてこの油は食用には向かないのですが、軽油代替燃料になります。
プロジェクトは、インドネシアの中でも特に低所得の地域のひとつで行われます。ここは、1年のうち3分の2近くが乾季であり、また年間降水量が1000~1500mmと比較的乾燥した地域でもあります。 このような乾燥地の荒地に資源植物を植栽することで緑化を推進し、生成する軽油代替燃料は、地元のみなさんの生活向上や地域振興に利用します。
また、これまで取り組んできた、バイオマスのガス化技術開発での経験を生かして、ナンヨウアブラギリの栽培から油の抽出にいたる過程で副生する廃棄物を「発電」に利用し、さらに、廃熱を使って海水を淡水化するという、複合的な利用に関する技術の開発と普及のモデル創出を行います。
プロジェクトが行われる村では、もともと家のまわりにナンヨウアブラギリを植える風習があり、この植物の取り扱いに慣れているようです。さらに、地域には目だった産業もなく、収入も低いので、村の人たちもこのプロジェクトの開始を待望しているとのこと。従って一過性の事業となることなく、持続性があり、また他の地域への波及可能性なども見込めるプロジェクトといえると思います。
プロジェクトは約3年間の計画で、これまで協同してきた現地NGOと進めていきます。APEXからもスタッフが現地に滞在し、地域のみなさんと生活を共にしながら進めていきます。
これから担当スタッフを通じて逐次プロジェクトの進捗をご紹介して参りますので、どうぞご期待ください!
(APEX 三木)
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