第三回開発とNGO研究会のご報告
本日、第三回開発とNGO研究会が行われました。
今回は「人間のための経済学 -開発と貧困を考えるー」(西川潤、岩波書店)の第3部「社会、人間の開発理論」をとり上げました。第3部では、これまでの開発の方向性を振り返り、今後の発展における政府でも企業(営利団体)でもない市民団体(非営利)の重要性が論じられていました。
西川潤先生はこの本全体を通して、文化の多様性を重視する内発的発展と、個人の能力や安全保障を重視する人間開発論の中間領域にある、市民団体を中心とした社会経済(地域、市民社会)にもとづき、愛や信頼など積極的平和によって支えられた豊かさを追求していかなければならないと説いていると私は思いました。
(APEX 彦坂)
今回は「人間のための経済学 -開発と貧困を考えるー」(西川潤、岩波書店)の第3部「社会、人間の開発理論」をとり上げました。第3部では、これまでの開発の方向性を振り返り、今後の発展における政府でも企業(営利団体)でもない市民団体(非営利)の重要性が論じられていました。
西川潤先生はこの本全体を通して、文化の多様性を重視する内発的発展と、個人の能力や安全保障を重視する人間開発論の中間領域にある、市民団体を中心とした社会経済(地域、市民社会)にもとづき、愛や信頼など積極的平和によって支えられた豊かさを追求していかなければならないと説いていると私は思いました。
(APEX 彦坂)
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