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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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【現地レポート】ジャトロファの挿し木と植林準備

ナンヨウアブラギリ(ジャトロファ)事業を担当している、フローレス島駐在中の彦坂です。

10月17日付けのスタッフ日記でお知らせしたとおり(事業詳細はこちらをご覧ください)、フローレス島のとある農村で、プロジェクトはコツコツと進行しております。今回は、2ヶ月ほどの進捗をご紹介。

事業サイトでは、現在、苗木の育成と植林用の穴掘りが進められています。

苗木の育成は、ポリバッグに詰められた土に長さ20cmほどに切ったジャトロファの枝を植える、挿し木で行われています。挿し木を行った後は定期的に水をやりながら、ポリバッグの中で苗木を2ヶ月間育てます。
そのようにして育てられたジャトロファの苗木は、12月末ごろから植栽される予定です。

これらの作業は植林対象地の住民が農作業の合間を縫って行っており、作業者の中には女性の姿も多く見受けられます。

挿し木の作業を行う住民の方々

挿し木の作業が一段落すると、村では住民の方々が、点在する荒地に植林用の穴を掘り始めました。

初年度は80ヘクタールの土地に20万本の木を植える計画なので、縦横2メートルずつの土地に1本の木を植える計算になります。そこで、事業サイトでは2メートル間隔に縦40cm×横40cm×深さ40cmの穴を掘っています。

荒地に掘られた植林用の穴

村では、住民との会合もしばしば開かれており、事業の進捗や問題点などについて話し合われています。時には対象地域(300世帯)から約50名の住民が集まることもあり、住民の関心の高さが伺えます。

住民とのミーティングの様子

挿し木を行ってから約1ヵ月間が経過した先々週、村を訪問して来ました。
ほとんどの苗木はおおむね順調に育っていますが、いくらか枯れる苗木も出ており、そのような苗木は順次新しいものに置き換えられています。生育のよいものは高さ30~40cmほど(ひざの高さぐらい)に成長しています。これからの成長が楽しみです。

挿し木をしてから約1ヶ月後の苗木

(APEX彦坂)
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