第4回開発とNGO研究会の報告と次回の予定
昨日、第4回「開発とNGO」研究会を行いました。今回は新しい人も加わり、議論に花が咲きました。
テキストは見田宗介著の「現代社会の理論 -情報化・消費化社会の現在と未来-」で、今回は第1章「情報化/消費化社会の展開」と第2章「環境の臨界/資源の臨界」を読みすすめました。
第1章
「拡大し続ける資本主義社会下での生産は市場の有限性の前に破綻する」という壁を乗り越えるために、「管理された資本主義化」と「消費社会化」という打開策をみつけ、自ら需要を無限に作り出せるようになった現代社会。しかし今や、その前に新たな障害として環境(資源)面での限界、南北問題や国内での格差の問題、人間のアイデンティティーなどの内部問題が立ちふさがっていると論じられていました。
第2章
1つ目の臨界、環境・資源面での臨界について。レイチェル・カーソンの「沈黙の春」や水俣病などを例として、増え続ける消費が生み出す環境の限界、また資源の有限性による資源枯渇の問題などが論じられていました。
次回、第3章「南の貧困/北の貧困」、第4章「情報化/消費化社会の転回」では南北間、国内での格差の問題、それらの課題に対してどのように社会を変えていくべきかが論じられることと思います。
次回の研究会は3月30日(木)午後6時半からの予定です。
会員でなくても、開発学などを学んだことがない方でも、どなたでも無料でご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
(APEX彦坂)
テキストは見田宗介著の「現代社会の理論 -情報化・消費化社会の現在と未来-」で、今回は第1章「情報化/消費化社会の展開」と第2章「環境の臨界/資源の臨界」を読みすすめました。
第1章
「拡大し続ける資本主義社会下での生産は市場の有限性の前に破綻する」という壁を乗り越えるために、「管理された資本主義化」と「消費社会化」という打開策をみつけ、自ら需要を無限に作り出せるようになった現代社会。しかし今や、その前に新たな障害として環境(資源)面での限界、南北問題や国内での格差の問題、人間のアイデンティティーなどの内部問題が立ちふさがっていると論じられていました。
第2章
1つ目の臨界、環境・資源面での臨界について。レイチェル・カーソンの「沈黙の春」や水俣病などを例として、増え続ける消費が生み出す環境の限界、また資源の有限性による資源枯渇の問題などが論じられていました。
次回、第3章「南の貧困/北の貧困」、第4章「情報化/消費化社会の転回」では南北間、国内での格差の問題、それらの課題に対してどのように社会を変えていくべきかが論じられることと思います。
次回の研究会は3月30日(木)午後6時半からの予定です。
会員でなくても、開発学などを学んだことがない方でも、どなたでも無料でご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
(APEX彦坂)
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