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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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PUSTEKLIMの近況

PUSTEKLIM(排水処理適正技術センター)では、これまで産業排水処理ならびに生活排水処理に関するJICAの二つの委託事業を行ってきましたが、それらが終了した後も、自主的に活動を続けています。

その委託事業以外のものとして、これまでに病院の排水処理をはじめとする約20件のプラントを設置した他、昨年の11月30日~12月5日には、久しぶりで「排水処理適正技術研修」を実施しました。
一週間ほどの研修プログラムで、水質汚濁の概論、排水の性状、処理技術の概要、処理技術各論などの講義と、設計演習、現場見学からなり、ひととおり排水処理技術について理解し、基礎設計ができる程度まで学んでもらうものです。

これはJICAの事業の中で行ってきたものですが、事業終了後も問い合わせ・要望が寄せられていたため、独立企画として実施したものです。広報が遅れて、申し込みの出足は悪かったのですが、直前になって申し込みがふえ、45名の方が参加しました。
研修のオープニング


今回の参加者は企業関係者が大半で、石油、自動車、アブラヤシ、化学などいろいろな業種の人が集まりました。他に大学の研究者や、排水処理のコンサルタント、これからコンサルタントを始めたいという人などもいました。

外部からはバンドン工科大学のチャンドラ教授、スマランのスギヨプラナタ大学のブディ教授、環境省のサフルディン氏を講師として招いて、インドネシアの水質汚濁問題や排水処理技術の概論をお願いし、排水処理技術の各論をPUSTEKLIMのメンバーで受け持つという形にしました。APEXからは、代表の田中が、活性汚泥法、回転円板、凝集処理、コミュニティ排水処理、排水処理適正技術と、計5本の講義を受け持ちました。

グループに分かれて設計、演習を行った

コミュニティ排水処理のモデルシステムが形成された、ジョクジャカルタのクリチャック地区、スクナン地区では、その後も住民が自主的に運転・管理を続けており、運転経費も自分たちでまかなっています。

料金徴収票(2009年8月ごろ)


来る3月23-25日には、スラバヤで途上国のための分散型排水処理に関する国際会議が開催されますが、田中がこのコミュニティ排水処理のプロジェクトについて発表することになっています。

最近のインドネシアは順調な経済発展を続けていますが、それにともない水質汚濁負荷も増大していると考えられます。環境省の全国9河川に関するモニタリング結果によると、2006年に対して2008年では大半の河川で汚濁が深刻化しています。PUSTEKLIMは、今後とも水質汚濁の問題の緩和・解決に向けて努力していきたいと思います。
クリチャック地区の脇を流れる川(2009年8月)


(代筆 APEX 三木)
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