【現地レポート】苗木生産・植栽・養生に関するワークショップ
APEXの彦坂です。
現在、ジャトロファの植栽を他地域にも広めるために、30ヶ所以上の村で苗木生産・植栽・養生に関するワークショップを開催しております。この事業はこれまでフローレス島シッカ県内の2つの村を中心に行なわれてきましたが、このワークショップはシッカ県以外にも隣のエンデ県および東フローレス県の村々でも行なっています。
計画では少なくとも10ヵ所以上の村で行なう予定でしたが、新聞などにジャトロファ・センター竣工式の様子が報じられたりするなど、この事業が広く知れ渡ったためか要望が殺到して、30箇所以上の村で開催することとなりました。
以下の写真のような、約100へクタールほどの広大な荒れ地も植栽候補地のひとつです。
ワークショップで苗木生産の方法について説明するスタッフ。
各ワークショップでは、苗木生産に必要な資材を住民に手渡しています。第3年次に住民に引き渡される資材は、合計で25万本の苗木生産・植栽に必要な量の資材です。1ヘクタールあたり2500本植栽すると仮定すると、100ヘクタール分の量になります。
引き渡した資材を使用して、いざ実践練習です。苗木生産では女性の積極的参加も得られます。
挿し木作業の様子。
このワークショップは、その後のフォローアップも含めて、12月ごろまで行なわれます。今年はラニーニャ現象の影響で、この地域でも例年に比べて雨が多く、ジャトロファもよく育ちそうです。
(APEX彦坂)
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