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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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「開発とNGO」研究会 第1、2回を通じて

4月3日(日)、「開発とNGO」研究会の第1回が開かれました。第1回は西川潤著「飢えの構造 近代と非ヨーローッパ世界」をテキストとし、13名の方にご参加いただきました。

この著作では、飢えが、「途上国」における問題(文盲、人口増加等)や異常気象により引き起こされるものではなく、「先進国」との関係の中で生じる低開発状態や貧困が、人口と食糧のアンバランスをもたらすために引き起こされることを示しています。
著作の中では、先進国の発展が非西欧諸国の植民地化や国際分業化などの従属的関係の上に構成され、そのような近代的開発が低開発状態をもたらし、さらにその線上で、低開発な地域の人種、民族を蔑視するような差別の観念も現われてきたとしています。

第1回研究会
(初回は13名の方にご参加いただきました)


日本も西欧的発展を遂げた国の1つとして、アジア諸国に対する支配や人種差別を行ったことについての記述があり、これについての意見交換した際は、場が少し熱くなりました。


5月8日(日)に行われた第2回研究会では、スーザン・ジョージの「なぜ世界の半分が飢えるのか」を取りあげました。この回には18名もの方が参加して下さいました。いい陽気の日でしたので、満員の事務所はとても暑かったです。

こちらは別の視点から食糧危機の構造を明らかにしている著作で、特にアメリカの社会経済や多国籍アグリビジネスなどが主動的にこの構造を作り出しているとして、痛烈に批判しています。

参加者のみなさまからは、80年代に、データを駆使して事実を論じようとしている点や、市民活動の重要性を訴えている点を評価する声がありました。また、最終章「あなたに何ができるか」を受けて、どのような国際関係を目指すべきかなどが話し合われました。

第2回研究会
(さまざまな年代の方からたくさんのご意見をいただきました)

1、2回の研究会を通して、参加者のみなさまからは、このような従属的関係の上に発展と飢えがあることを気づかされたので、今後は慎重に国際関係や多国籍ビジネスなどを見て行きたいというご意見や、勉強することの大切さを感じた、などのご意見がありました。

次回は、6月5日(日)に行いますので、またぜひご参加ください。

(APEX三木)







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