【MARIの突撃レポート】第四弾「コミュニティ排水処理新規事業 12月活動報告」
みなさま。インターンの北田です。2012年がスタートし、気付けば今月もあっという間に下旬ですね。私にとって昨年は、APEXの活動を通じて新たな挑戦に満ち溢れた、とても印象的な年となりました。さぁ、今年もこの取材を通して、APEXの情報をどしどしお届けしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて、2012年最初の取材は、現在APEXでホットな話題のコミュニティ排水処理新規事業についてお伝えします。年末ムードが漂う12月、現地ではどんな動きがあったのでしょうか。代表田中さんに直撃しました!! なお、より詳細にはAPEX通信をご覧下さい。
Q1.先月(12月)はどんな活動をされましたか。
A1.11月のトレーニングに、しばらくごぶさたしていたジョクジャカルタ市政府の方が参加してくれたということは前回お話ししましたね。それで、今月はまずジョクジャカルタ市を訪ねて、今回のプロジェクトとPUSTEKLIMの技術について説明しました。先方は関心を持ってくれて、次はモデルシステムの見学に見えることになっています。それから、州レベルの政府筋にも話を通しておこうと、中部ジャワ州政府の関係者をスマランに訪ねました。やはり非常に好意的で、近々中部ジャワ州内から関係者を集めてフォーラムを開催し、PUSTEKLIMのプロジェクトの紹介するのはどうか、といわれました。その後は、例によって、ソロ(スラカルタ)市、バリのタバナン市、プカロンガン市、テガール市と回って、コミュニティ選定のための調査を行いました。
Q2では、それぞれのプロジェクト対象地域で実施している調査の進捗を聞かせてください。
A2.今回のプロジェクトの対象地域は、中部ジャワ州のテガール市、プカロンガン市、ソロ市とバリ州のタバナン県ですが、そのうち、ソロ市とタバナン県については、ほぼモデルシステムをつくる対象コミュニティが決まっています。ただ、ここにきて、ソロ市が、モデルシステム設置費用を2012年度の予算に入れるのが間に合わなかったといい出したため、話し合いをしなくてはいけません。どの地域においても、これまで、プロジェクトの交渉をしてきた人は、いわゆる隣組長や町内会長レベルでしたが、タナバンではいよいよ住民との話し合いが始まります。テガール市、プカロンガン市は現在、2つずつ有力候補があげられているので、住民の要望も兼ね合わせながら、最終的に1つのコミュニティに絞ります。
Q3.それでは、1月の予定を聞かせてください。
A3. 今月のメインイベントは、ジャカルタの水供給と環境改善に関わる国家レベルのワーキンググループで、PUSTEKLIMの技術をプレゼンテーションすることです。いつものようにモデルシステムを設置する4つの都市や県も回って、候補地選びや、政府との打ち合わせをやります。

中部ジャワ州政府との打ち合わせ 住民への聞き取り調査(タバナンにて)
以上、田中さんの12月の活動インタビューでした。現地では各州/県政府のPUSTEKLIMの技術への関心が高まりつつあり、各対象地域で行われている調査も順調に進んでいるようです。次回はいよいよ住民へのアプローチが始まります。どんな反応があるか楽しみです。
(APEX北田万理)
さて、2012年最初の取材は、現在APEXでホットな話題のコミュニティ排水処理新規事業についてお伝えします。年末ムードが漂う12月、現地ではどんな動きがあったのでしょうか。代表田中さんに直撃しました!! なお、より詳細にはAPEX通信をご覧下さい。
Q1.先月(12月)はどんな活動をされましたか。
A1.11月のトレーニングに、しばらくごぶさたしていたジョクジャカルタ市政府の方が参加してくれたということは前回お話ししましたね。それで、今月はまずジョクジャカルタ市を訪ねて、今回のプロジェクトとPUSTEKLIMの技術について説明しました。先方は関心を持ってくれて、次はモデルシステムの見学に見えることになっています。それから、州レベルの政府筋にも話を通しておこうと、中部ジャワ州政府の関係者をスマランに訪ねました。やはり非常に好意的で、近々中部ジャワ州内から関係者を集めてフォーラムを開催し、PUSTEKLIMのプロジェクトの紹介するのはどうか、といわれました。その後は、例によって、ソロ(スラカルタ)市、バリのタバナン市、プカロンガン市、テガール市と回って、コミュニティ選定のための調査を行いました。
Q2では、それぞれのプロジェクト対象地域で実施している調査の進捗を聞かせてください。
A2.今回のプロジェクトの対象地域は、中部ジャワ州のテガール市、プカロンガン市、ソロ市とバリ州のタバナン県ですが、そのうち、ソロ市とタバナン県については、ほぼモデルシステムをつくる対象コミュニティが決まっています。ただ、ここにきて、ソロ市が、モデルシステム設置費用を2012年度の予算に入れるのが間に合わなかったといい出したため、話し合いをしなくてはいけません。どの地域においても、これまで、プロジェクトの交渉をしてきた人は、いわゆる隣組長や町内会長レベルでしたが、タナバンではいよいよ住民との話し合いが始まります。テガール市、プカロンガン市は現在、2つずつ有力候補があげられているので、住民の要望も兼ね合わせながら、最終的に1つのコミュニティに絞ります。
Q3.それでは、1月の予定を聞かせてください。
A3. 今月のメインイベントは、ジャカルタの水供給と環境改善に関わる国家レベルのワーキンググループで、PUSTEKLIMの技術をプレゼンテーションすることです。いつものようにモデルシステムを設置する4つの都市や県も回って、候補地選びや、政府との打ち合わせをやります。


中部ジャワ州政府との打ち合わせ 住民への聞き取り調査(タバナンにて)
以上、田中さんの12月の活動インタビューでした。現地では各州/県政府のPUSTEKLIMの技術への関心が高まりつつあり、各対象地域で行われている調査も順調に進んでいるようです。次回はいよいよ住民へのアプローチが始まります。どんな反応があるか楽しみです。
(APEX北田万理)
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