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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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ジャワ島地震救援活動(5/31)

 APEXの彦坂です。読売新聞によると、インドネシア政府の災害対策本部は31日夜、ジャワ島中部地震の死者数が6234人に達したと明らかにしたそうです。ディアン・デサ財団が活動を行っているジョクジャカルタ特別州バントゥル県では、全体の約3分の2に当たる3968人が死亡したと伝えられています。全半壊した家屋は計13万9618棟に上っているとのこと。募金先はこちらです。
 以下は、田中代表理事からのレポートです。

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 今日も、一番被害の大きかったバントゥル県で、米(これまでに3トン余り)、ミルク、砂糖、ミネラルウォーター、インスタントラーメンなどの食糧品の配布が続いています。
 まだ現場はてんてこまいで数量的なものがよく整理されていませんので、そのへんはまたあらためてお伝えします。さらに毛布を3000枚、テント500張りを注文し、毛布は1000枚まで、テントは150張りまで入荷。入荷次第順次配布しているそうです。
 ディアン・デサ財団の中は、次第に支援物資の倉庫のようになってきたとのこと。救援活動をとりしきっているクリスティーナさんは、これらの物資に対する住民の要望に、供給がとても追いつかないといっていました。

 また、ディアン・デサ財団とユニセフとの協力で、数日以内には簡易トイレの設置活動も始まります。バントゥル県内、クラテン県などの6地域で、各20ユニット、合計120ユニットを20日以内には設置するそうです。さらにバントゥル県内の4つの病院に簡易トイレを設置する話も進んでいます。

 アチェの復興支援活動に出かけて留守をしていた、ディアン・デサ財団のディレクター(代表者)のアントン・スジャルウォ氏が、今日明日中にもジョクジャカルタへ戻ってきます。彼が加わると、救援活動にも一段とはずみがつきそうです。

 明日、ジャカルタからこれまでにいただいたご寄付78万円の送金をしますが、これまでの緊急援助物資の購入で約1億ルピア(130~140万円)使っているそうですので、その半分以上はAPEXからの支援でまかなえることになります。ご支援に感謝いたします。

ジョクジャカルタ市内で最近開店したばかりのショッピングモールも被害を受けたジョクジャカルタ市内で最近開店したばかりのショッピングモールも被害を受けた

テント不足のため、にわかづくりのシェルターで過ごす住民(バントゥル県)テント不足のため、にわかづくりのシェルターで過ごす住民(バントゥル県)

トタン屋根のシェルターをつくった住民もいる(バントゥル県)トタン屋根のシェルターをつくった住民もいる(バントゥル県)
                     
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