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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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【現地レポート】フィルタープレスによるろ過と脱ガム

以前、ジャトロファの種子からの搾油作業の様子をお伝えしました。種子から採取された油は、その後3日間静置され、スラッジ(汚泥)を取り除きます。

下の写真は静置後の油です。
搾油・静置後の油脂

そして搾油の際に発生するスラッジ(汚泥)は、以下の写真のものです。
搾油後のスラッジ
このスラッジはまだ油分を多く含んでおり、コンポスト生産には向いていません。そのため、このスラッジから油分を取り除いてからコンポストの原料にすることを検討しています。

一方、静置後の油はフィルタープレスという機械を使って、ろ過を行います。以下の写真は、フィルタープレスから出てくるろ過後の油です。
フィルタープレスによるろ過

ろ過後の油は、以下の写真のように透明となります。
フィルタープレス後の油脂

この油脂の中にはまだリンが(実際にはリン脂質という形で)含まれており、それがエンジンの中に入ると堆積物ができたりするので、そのリンを除去しなければなりません。その工程を脱ガム工程といい、油の精製における最初の工程となります。

ジャトロファ・センターでは、リン酸を水に溶かした溶液を加熱した油脂と混合することで、脱ガムを行なっています。油を水と混合するので、反応後は油の層と水の層に分かれるのですが、そのうちの水の層に、油脂中に含まれていたリン脂質が移動します。下の写真で、黄色い油脂の層と無色の水の層の間にある白っぽいものが除去されたリン脂質です。
精製(脱ガム)工程で除去されるガム質

この後、上の層の油脂をさらにもう一度フィルタープレスでろ過してできたものが、製品油となります。

(APEX彦坂)
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