コンポストの販売開始
フローレス島駐在の彦坂です。10月も残りわずかとなりましたが、ここ、フローレス島では10月といえば聖母マリアを祀る月です。今月いっぱいは、毎晩7時から1時間程度、その周辺に住むカトリック信者の住民が1軒の家に集まり、お祈りを捧げています。
ジャトロファ事業の拠点となる事務所が建てられているディアン・デサ財団の農園内には、ゴア・マリアというマリア像のある洞窟(下の写真)があります。そのため、10月はこの農園を訪ねてくる人も増えるのです。

先日も、事務所の近くを目の見えないお爺さんが杖をつきながら1人で歩いているのを現地スタッフが見つけて、バイクでゴア・マリアまで送り届けたそうです。
さて、前置きが長くなりました。前回の記事でコンポストの粉砕の様子をお伝えしましたが、既にコンポストの梱包を行い、販売を開始しています。


包装用の袋は、協力先NGOであるディアン・デサ財団が昔販売していた有機肥料の袋の余りを、使い回した有効利用したものです。
まずは、周辺の農民の人に直接販売したり、観葉植物などを販売している店においてもらったりしています。また、植栽地のある村へモニタリングなどで訪問した際にコンポストを持参して、住民に紹介・販売なども行なっています。
販売を開始したばかりで、まだ売れ行きはそれほどありませんが、このような副産物の利用はジャトロファ事業の経済的自立のためには欠かせないものですので、これから勢力的に販売を行いたいと思います。
(APEX彦坂)
ジャトロファ事業の拠点となる事務所が建てられているディアン・デサ財団の農園内には、ゴア・マリアというマリア像のある洞窟(下の写真)があります。そのため、10月はこの農園を訪ねてくる人も増えるのです。

先日も、事務所の近くを目の見えないお爺さんが杖をつきながら1人で歩いているのを現地スタッフが見つけて、バイクでゴア・マリアまで送り届けたそうです。
さて、前置きが長くなりました。前回の記事でコンポストの粉砕の様子をお伝えしましたが、既にコンポストの梱包を行い、販売を開始しています。


包装用の袋は、協力先NGOであるディアン・デサ財団が昔販売していた有機肥料の袋の余りを、
まずは、周辺の農民の人に直接販売したり、観葉植物などを販売している店においてもらったりしています。また、植栽地のある村へモニタリングなどで訪問した際にコンポストを持参して、住民に紹介・販売なども行なっています。
販売を開始したばかりで、まだ売れ行きはそれほどありませんが、このような副産物の利用はジャトロファ事業の経済的自立のためには欠かせないものですので、これから勢力的に販売を行いたいと思います。
(APEX彦坂)
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