プカロンガン市 第2号機のコミュニティ探しへ
2月14日、プカロンガン市の第2号コミュニティ排水処理施設設置の候補コミュニティを探しに行きました。
市政府から候補地をいくつか挙げてもらい、どんな地形なのか、住民のみなさんのニーズはあるのか、施設を住民自身で維持できるような場所か、などを見ていきます。
ひとつめの場所は、家が密集したところで表の道沿いはきれいですが、中に入るとよりごちゃごちゃしているな。。。という雰囲気のところでした。
町内会長さんに、トイレはありますか?上水は何を使っていますか?などを聞きました。

町内会長さんの話によると、井戸水は臭うとことでした。
「住民の皆さんから、衛生改善に関する要望はありますか?」
と尋ねましたが、、、あまりない様子。
プロジェクトを実施するには、住民のみなさんが自己負担で電気代を出したり、メンテナンス費用を出したりする必要があります、などなどお伝えすると、会長さん自身は言葉にしませんでしたが
「ちょっと難しいな。。。」という雰囲気でした。
次の候補地はきれいなところでした。下水用の地下の配管がすでにあるそうで、インドネシアでよく見られる排水溝が大雨であふれるといったことや、普通に臭いといったことはないようでした。
ただ、下水がどこへ行くかというと、直接ちかくの川に垂れ流しでした。。。

こちらでも町内会長さんに住民からの要望や、井戸の状態はどうかなどを尋ねましたが、
現状に満足している様子。
下水は垂れ流しなので長い目で見たら環境によくないに決まっていますが、住民のみなさんが必要性を感じてくれない限りプロジェクトは成り立ちません。
次の場所は、水はけが超悪いところでした。大雨になったら大洪水になりそうな場所です。
近くには大きな湿地が広がっていました。湿地の向こう側に見える家々が候補地です。

こちらでも町内会長さんに話を伺いました。

雰囲気的には、衛生環境はなるべくなら良くしたいような雰囲気でした。
しかし、見てくださいこの住宅地の様子を

家が果てしなく続いています。。
この地域は町内会が5つあるそうで、この道には2つの町内会が隣同士並んでいます。
家庭排水は、家の前の排水溝に流れますが、向こう側の町内会の排水はこちらの町内会の排水溝に合流して流れていくと言った感じです。
つまり、一つの町内会の環境が良くなっても、もう一つからの排水はあいかわらず流れ込むことになり、たとえこの町内会に排水処理施設ができても環境の改善を実感することはできません。。。
2つの町内会分をいっぺんにできればよいのでしょうが、予算的に難しそうです。。
ちょっと今回のところは難しそうだなぁという雰囲気が流れ始めましたが、気を取り直して次の候補地へ。
ここはパンジャン・ウェタンというところです。

ここは、そんなに大きくない町内会で家の数は46件です。広さも、50m四方くらいでしょうか。
家の前にはオープンな排水溝があって、家庭排水(台所や洗濯)はそこを流れて近くのどぶ川に注ぎます。
トイレの水は、直接どぶ川に流れるようでした。
こちらでも町内会長さんに話を聞きます。

水は井戸水をつかっていますが、水質は悪く、飲み水は購入しているとのことでした。
こちらでも、プロジェクト実施には住民の方にも運転費用を負担してもらう必要があることなどを話し、
各家庭から1日300~500ルピアくらい(27~45円くらい)負担してもらうことになる、と話しましたが
そんなに高くないな、といった印象を持たれたようでした。
どうやら候補地として挙げてもよさそうです。
よかった~~!
まだ住民のみなさん全員からの合意ではないのでプロジェクトが実施できるかどうかは分かりませんが、とりあえず有力候補地です!!
<APEX尾上>
市政府から候補地をいくつか挙げてもらい、どんな地形なのか、住民のみなさんのニーズはあるのか、施設を住民自身で維持できるような場所か、などを見ていきます。
ひとつめの場所は、家が密集したところで表の道沿いはきれいですが、中に入るとよりごちゃごちゃしているな。。。という雰囲気のところでした。
町内会長さんに、トイレはありますか?上水は何を使っていますか?などを聞きました。

町内会長さんの話によると、井戸水は臭うとことでした。
「住民の皆さんから、衛生改善に関する要望はありますか?」
と尋ねましたが、、、あまりない様子。
プロジェクトを実施するには、住民のみなさんが自己負担で電気代を出したり、メンテナンス費用を出したりする必要があります、などなどお伝えすると、会長さん自身は言葉にしませんでしたが
「ちょっと難しいな。。。」という雰囲気でした。
次の候補地はきれいなところでした。下水用の地下の配管がすでにあるそうで、インドネシアでよく見られる排水溝が大雨であふれるといったことや、普通に臭いといったことはないようでした。
ただ、下水がどこへ行くかというと、直接ちかくの川に垂れ流しでした。。。

こちらでも町内会長さんに住民からの要望や、井戸の状態はどうかなどを尋ねましたが、
現状に満足している様子。
下水は垂れ流しなので長い目で見たら環境によくないに決まっていますが、住民のみなさんが必要性を感じてくれない限りプロジェクトは成り立ちません。
次の場所は、水はけが超悪いところでした。大雨になったら大洪水になりそうな場所です。
近くには大きな湿地が広がっていました。湿地の向こう側に見える家々が候補地です。

こちらでも町内会長さんに話を伺いました。

雰囲気的には、衛生環境はなるべくなら良くしたいような雰囲気でした。
しかし、見てくださいこの住宅地の様子を

家が果てしなく続いています。。
この地域は町内会が5つあるそうで、この道には2つの町内会が隣同士並んでいます。
家庭排水は、家の前の排水溝に流れますが、向こう側の町内会の排水はこちらの町内会の排水溝に合流して流れていくと言った感じです。
つまり、一つの町内会の環境が良くなっても、もう一つからの排水はあいかわらず流れ込むことになり、たとえこの町内会に排水処理施設ができても環境の改善を実感することはできません。。。
2つの町内会分をいっぺんにできればよいのでしょうが、予算的に難しそうです。。
ちょっと今回のところは難しそうだなぁという雰囲気が流れ始めましたが、気を取り直して次の候補地へ。
ここはパンジャン・ウェタンというところです。

ここは、そんなに大きくない町内会で家の数は46件です。広さも、50m四方くらいでしょうか。
家の前にはオープンな排水溝があって、家庭排水(台所や洗濯)はそこを流れて近くのどぶ川に注ぎます。
トイレの水は、直接どぶ川に流れるようでした。
こちらでも町内会長さんに話を聞きます。

水は井戸水をつかっていますが、水質は悪く、飲み水は購入しているとのことでした。
こちらでも、プロジェクト実施には住民の方にも運転費用を負担してもらう必要があることなどを話し、
各家庭から1日300~500ルピアくらい(27~45円くらい)負担してもらうことになる、と話しましたが
そんなに高くないな、といった印象を持たれたようでした。
どうやら候補地として挙げてもよさそうです。
よかった~~!
まだ住民のみなさん全員からの合意ではないのでプロジェクトが実施できるかどうかは分かりませんが、とりあえず有力候補地です!!
<APEX尾上>
- 関連記事
-
- 排水処理事業 1年生のおわりに
- プカロンガン市 第2号機のコミュニティ探しへ
- 普及プロジェクト第一号の処理施設が完成!!