第176回APEXセミナー:2012年度適正技術人材育成研修の報告会
2月9日、第176回APEXセミナーが環境パートナーシッププラザで行われました。
おかげさまでたくさんのお申込をいただき、会場は満員のお客様で賑わっていました。
今回のセミナーは、2012年度に行われた「適正技術人材育成研修」の報告会です。研修にご参加頂いた方に、○研修に参加された動機、○研修中に学んだこと、○これからどうしたいか、などについて、自由な形式でご報告いただきました。報告される方のうち分けは、学生さん4名、社会人の方が5名です。

はじめに、代表の田中から「適正技術」という言葉についてや研修内容についての説明があり、概要部分を会場と共有。その後、お一人ずつに発表していただき、最後に質疑を行いました。
みなさんはなぜ研修に参加されたのでしょうか。動機としておよそ以下のようなことが挙げられていました。
○大学の講義に関連している ○適正技術という言葉/概念を学んでみたかった ○技術を仕事にしているが、どのように社会貢献できるか考えてみたかった、他に、APEXとの接点があったことを挙げて下さった方もいらっしゃいます。

「研修で何を学んだか」については、個人的にも関心の高い部分でした。ご参加いただいた方は、専門性も異なり、技術に携わっている方、いない方とさまざまです。また、研修のおおよそのメニューに参加できた方、一部のみとご参加の仕方も一様ではなかったのです。

いろいろなご意見をいただきましたが、まずは、適正技術という言葉をめぐるこれまでの議論と解釈、適正技術の要件などを学んだというご意見が多かったかと思います。
「適正技術という言葉は、最近耳にするようになったのですが、実は1960年代から議論されていたことだったと知った。」というコメントもありました。

なぜ聞かれなくなったのかと、そしてなぜいま適正技術かということも、講義の中では説明されていましたね。
ついで、講師の方の社会観や技術開発・国際協力に対する姿勢などにも影響を受けたというご意見も多かったです。技術者の方は、お仕事上で技術開発がどんな風に進んでいるかや技術者の性状などを例示しながら、これからの技術のあり方を考える機会になった、とおっしゃっていました。
今後どうしたいかについては、それぞれの方が生活やお仕事などに合わせた考察をして下さっていて、大変興味深いご意見ばかりでした。
・この研修を通して、今の保険の仕事の社会的な役割を見いだせた。新しい提案をしていけたら。
・技術者が社会的な視点を持てるような働きかけができたらいい
・技術を扱いながら、広い視野を持って社会とのつながりを考えていきたい、ほか多数。

長期にわたる研修でしたので、連続的にご参加いただくのは大変だったと思いますが、みなさまが、社会とご自分の関係について考えたり、適正技術を身近なものに感じるような機会になったことがうかがえて、大変嬉しかったです。
質疑の時間がほとんどなくなってしまい、会場からのご意見をうかがえなかったのが残念ですが、いただいたアンケートの中では、「文系の方やさまざまな方の適正技術への関わり方について意見を聞けたのが良かった」というようなご意見が多かったです。どうもありがとうございました。
ご報告者のみなさま、会場にお越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。
なお、「適正技術人材育成研修」は、2012年度は初級コースのみ実施しましたが、2013年度は中級コースを併設して(初級コース、中級コースで)実施する予定です。ご関心がございましたらどうぞご参加ください。
(APEX三木)
おかげさまでたくさんのお申込をいただき、会場は満員のお客様で賑わっていました。
今回のセミナーは、2012年度に行われた「適正技術人材育成研修」の報告会です。研修にご参加頂いた方に、○研修に参加された動機、○研修中に学んだこと、○これからどうしたいか、などについて、自由な形式でご報告いただきました。報告される方のうち分けは、学生さん4名、社会人の方が5名です。

はじめに、代表の田中から「適正技術」という言葉についてや研修内容についての説明があり、概要部分を会場と共有。その後、お一人ずつに発表していただき、最後に質疑を行いました。
みなさんはなぜ研修に参加されたのでしょうか。動機としておよそ以下のようなことが挙げられていました。
○大学の講義に関連している ○適正技術という言葉/概念を学んでみたかった ○技術を仕事にしているが、どのように社会貢献できるか考えてみたかった、他に、APEXとの接点があったことを挙げて下さった方もいらっしゃいます。

「研修で何を学んだか」については、個人的にも関心の高い部分でした。ご参加いただいた方は、専門性も異なり、技術に携わっている方、いない方とさまざまです。また、研修のおおよそのメニューに参加できた方、一部のみとご参加の仕方も一様ではなかったのです。

いろいろなご意見をいただきましたが、まずは、適正技術という言葉をめぐるこれまでの議論と解釈、適正技術の要件などを学んだというご意見が多かったかと思います。
「適正技術という言葉は、最近耳にするようになったのですが、実は1960年代から議論されていたことだったと知った。」というコメントもありました。

なぜ聞かれなくなったのかと、そしてなぜいま適正技術かということも、講義の中では説明されていましたね。
ついで、講師の方の社会観や技術開発・国際協力に対する姿勢などにも影響を受けたというご意見も多かったです。技術者の方は、お仕事上で技術開発がどんな風に進んでいるかや技術者の性状などを例示しながら、これからの技術のあり方を考える機会になった、とおっしゃっていました。
今後どうしたいかについては、それぞれの方が生活やお仕事などに合わせた考察をして下さっていて、大変興味深いご意見ばかりでした。
・この研修を通して、今の保険の仕事の社会的な役割を見いだせた。新しい提案をしていけたら。
・技術者が社会的な視点を持てるような働きかけができたらいい
・技術を扱いながら、広い視野を持って社会とのつながりを考えていきたい、ほか多数。

長期にわたる研修でしたので、連続的にご参加いただくのは大変だったと思いますが、みなさまが、社会とご自分の関係について考えたり、適正技術を身近なものに感じるような機会になったことがうかがえて、大変嬉しかったです。
質疑の時間がほとんどなくなってしまい、会場からのご意見をうかがえなかったのが残念ですが、いただいたアンケートの中では、「文系の方やさまざまな方の適正技術への関わり方について意見を聞けたのが良かった」というようなご意見が多かったです。どうもありがとうございました。
ご報告者のみなさま、会場にお越しくださったみなさま、どうもありがとうございました。
なお、「適正技術人材育成研修」は、2012年度は初級コースのみ実施しましたが、2013年度は中級コースを併設して(初級コース、中級コースで)実施する予定です。ご関心がございましたらどうぞご参加ください。
(APEX三木)
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