「適正技術人材育成研修」初級コース 講義 第2回
「適正技術人材育成研修」2013年度初級コースの講義第2回を開催しました。
今回は「途上国の村落向け小規模浄水供給システムの開発と展開」と題し、
ヤマハ発動機株式会社海外市場開拓事業部事業企画部クリーンウォーターグループの山際様にお話を伺いました。
ヤマハ発動機様はCSRやBOPと言った言葉が広がるずっと以前の1963年より途上国ビジネスを始められており、お話の全体を通して、その経験と実績の豊富さ、そしてそれを支える企業文化について知ることができました。
今回のお話の中心で、山際様のご担当である「ヤマハクリーンウォーターシステム」という商品は、非常にコンパクトで、従来の浄水場建設と比べ工事も容易に、安価に浄水を提供でき、途上国の地方の水ビジネスや水供給に貢献されているようです。(丁度APEXのコミュニティ排水処理施設と同じ程度の広さで設置が可能とのことでした。)
国際機関や政府補助金、日本企業とのつながり等を活用されつつ、様々な地域で設置をされ、改良を続けてられています。その普及に関しては、一般的な企業より大きな視点で、目覚ましい成果を望むのではないところが特徴でもあると思われました。

今回は「適正技術人材育成研修」ということで、実践的なお話を聞かれたい方が多いことを受け、設置についての手順や設置例から、設置地域への貢献、ビジネスモデルについて、具体的に細かくお話をいただきました。様々な視点を持つ参加者の方にも、非常に参考になったようです。
ヤマハ発動機様のような長い目で見た取組みをする企業が多い社会になると、もう少し安心感のある社会になるのではないかな、と思いつつ、卵とニワトリの話と同じかもしれない、とも思う講義でした。
(APEX 青山)
今回は「途上国の村落向け小規模浄水供給システムの開発と展開」と題し、
ヤマハ発動機株式会社海外市場開拓事業部事業企画部クリーンウォーターグループの山際様にお話を伺いました。
ヤマハ発動機様はCSRやBOPと言った言葉が広がるずっと以前の1963年より途上国ビジネスを始められており、お話の全体を通して、その経験と実績の豊富さ、そしてそれを支える企業文化について知ることができました。
今回のお話の中心で、山際様のご担当である「ヤマハクリーンウォーターシステム」という商品は、非常にコンパクトで、従来の浄水場建設と比べ工事も容易に、安価に浄水を提供でき、途上国の地方の水ビジネスや水供給に貢献されているようです。(丁度APEXのコミュニティ排水処理施設と同じ程度の広さで設置が可能とのことでした。)
国際機関や政府補助金、日本企業とのつながり等を活用されつつ、様々な地域で設置をされ、改良を続けてられています。その普及に関しては、一般的な企業より大きな視点で、目覚ましい成果を望むのではないところが特徴でもあると思われました。

今回は「適正技術人材育成研修」ということで、実践的なお話を聞かれたい方が多いことを受け、設置についての手順や設置例から、設置地域への貢献、ビジネスモデルについて、具体的に細かくお話をいただきました。様々な視点を持つ参加者の方にも、非常に参考になったようです。
ヤマハ発動機様のような長い目で見た取組みをする企業が多い社会になると、もう少し安心感のある社会になるのではないかな、と思いつつ、卵とニワトリの話と同じかもしれない、とも思う講義でした。
(APEX 青山)
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