第2の処理施設はどこに??~プカロンガン市、テガール市~
7月も、恒例のプカロンガン市、テガール市訪問です。
プカロンガン市のパンジャン・ウェタン地区では、処理施設の設計図ができたのでその説明をしに行きました。

説明も終わり、さてみなさんどうですか?というときに、突然の急展開。。
「おれは、このプロジェクトには反対なんだ!」
という人が!!
「毎日Rp.500(約5円)なんて出せるはずない!!
電気代が払えなくて、もし施設が止まってしまうようなことが起きたら大変だ!!」
と言い始めたのです。
それでも、
「以前のミーティングでは、みなさん払えると言っていましたよ。
それに、これまではやる気で一杯だったじゃないですか?どうしたんですか??」
と言ってもだめです。
どうやらこの方は、コミュニティ内でも有名な「何でも反対する人」だったようです。。。
結局、コミュニティの人たちもこの方にたてつける人はいないようで、プロジェクトの実施はなしということになってしまいました。
今までの苦労は何だったのか。。。
そして次の日はプカロンガン市政府とのミーティング。

きのうのミーティングの報告をし、早速新しいコミュニティを探さなくては!ということになりました。
それで、早速見てきました。
果てしなく道が続いているコミュニティです。コミュニティの端から端までは400mほどあるそうです。

まだ測量調査などをしなくてはいけないことを考えると、大急ぎではじめないと間に合わない!
どこらへんに処理施設を建設できそうかなど、見て回ります。

ここはどうだ、土地は傾斜があるのかないのか、排水路の水はどっちの方向に流れているんだ、
などなど、見て回ります。

コミュニティ内のおじさんたちにも、話を聞き、地図を見せてもらい、何家族が住んでいるのか、
などを聞きます。
それじゃ、何となくできそうだから住民ミーティングをさっそく持とう!
ということになりました。
今度こそうまくいきますように!!!
そして、テガール市へ移動です。
今日はスレロック地区、といっても以前のスレロック地区とは違うコミュニティへ。
実は、テガール市の第2の処理施設建設予定地区は、同じスレロック地区内なのです!
こちらのコミュニティでは、隣接する隣組が共同で1つの処理施設建設に参加することになっています。
始めに決まっていたコミュニティでは参加人数が少なかったので、隣のコミュニティに声をかけたところ
参加したいとの返事だったそうです!
今日は、その隣のコミュニティの住民の方々を対象とした説明会です。

表から見えるのはこんな感じだったので、参加者は男性だけかなぁと思いきや!
裏の部屋には女性もたくさん参加されていました!

そして、この隣のコミュニティでは希望する全部のご家庭が処理施設につなげられるわけではないところが申し訳ないところ。というのは、予算的に最高で70家族分までしか処理ができないからなのです。
技術調査の結果、どこのおうちまではプロジェクトに参加できますよ、とお知らせしましたが、
「それじゃ、うちはだめだわ。。。」
と、がっかりされているお母さんもいらっしゃいました。
本当に申し訳ないです。。
このプロジェクトが成功して、新たな施設の建設があるように!と祈らずにはいられません。
<APEX尾上>
プカロンガン市のパンジャン・ウェタン地区では、処理施設の設計図ができたのでその説明をしに行きました。

説明も終わり、さてみなさんどうですか?というときに、突然の急展開。。
「おれは、このプロジェクトには反対なんだ!」
という人が!!
「毎日Rp.500(約5円)なんて出せるはずない!!
電気代が払えなくて、もし施設が止まってしまうようなことが起きたら大変だ!!」
と言い始めたのです。
それでも、
「以前のミーティングでは、みなさん払えると言っていましたよ。
それに、これまではやる気で一杯だったじゃないですか?どうしたんですか??」
と言ってもだめです。
どうやらこの方は、コミュニティ内でも有名な「何でも反対する人」だったようです。。。
結局、コミュニティの人たちもこの方にたてつける人はいないようで、プロジェクトの実施はなしということになってしまいました。
今までの苦労は何だったのか。。。
そして次の日はプカロンガン市政府とのミーティング。

きのうのミーティングの報告をし、早速新しいコミュニティを探さなくては!ということになりました。
それで、早速見てきました。
果てしなく道が続いているコミュニティです。コミュニティの端から端までは400mほどあるそうです。

まだ測量調査などをしなくてはいけないことを考えると、大急ぎではじめないと間に合わない!
どこらへんに処理施設を建設できそうかなど、見て回ります。

ここはどうだ、土地は傾斜があるのかないのか、排水路の水はどっちの方向に流れているんだ、
などなど、見て回ります。

コミュニティ内のおじさんたちにも、話を聞き、地図を見せてもらい、何家族が住んでいるのか、
などを聞きます。
それじゃ、何となくできそうだから住民ミーティングをさっそく持とう!
ということになりました。
今度こそうまくいきますように!!!
そして、テガール市へ移動です。
今日はスレロック地区、といっても以前のスレロック地区とは違うコミュニティへ。
実は、テガール市の第2の処理施設建設予定地区は、同じスレロック地区内なのです!
こちらのコミュニティでは、隣接する隣組が共同で1つの処理施設建設に参加することになっています。
始めに決まっていたコミュニティでは参加人数が少なかったので、隣のコミュニティに声をかけたところ
参加したいとの返事だったそうです!
今日は、その隣のコミュニティの住民の方々を対象とした説明会です。

表から見えるのはこんな感じだったので、参加者は男性だけかなぁと思いきや!
裏の部屋には女性もたくさん参加されていました!

そして、この隣のコミュニティでは希望する全部のご家庭が処理施設につなげられるわけではないところが申し訳ないところ。というのは、予算的に最高で70家族分までしか処理ができないからなのです。
技術調査の結果、どこのおうちまではプロジェクトに参加できますよ、とお知らせしましたが、
「それじゃ、うちはだめだわ。。。」
と、がっかりされているお母さんもいらっしゃいました。
本当に申し訳ないです。。
このプロジェクトが成功して、新たな施設の建設があるように!と祈らずにはいられません。
<APEX尾上>
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