コミュニティ排水処理技術 国際セミナー@ジョクジャカルタ
10月17、18日と「国際セミナー:コミュティ排水処理適正技術―技術選択の多様化」
をジョクジャカルタで開催しました!
インドネシア政府の排水処理関連部署の官僚や、大学の先生、研究所の先生などを講師に招き、
日本からも、香川高等専門学校の多川先生をお招きして盛大に開催されました!

開会の挨拶では、ジョクジャカルタの王様(!)をお招きしましたが、お子様の結婚式の準備で
忙しいとのことで、代理の方が見えました。
挨拶の後、少しお話ししましたが「私は、日本に留学していたんだよ。広島大学でした。」と
流暢に話されてびっくりでした!
今回のセミナーには、コミュニティ排水処理施設建設をすすめる地方政府や中央政府の関係者を
インドネシア中から招き、約80名の方々がいらっしゃいました。
講師には、去年の12月に行った排水処理適正技術研修でも講演してくださったおなじみの中央
政府関係者の方も。

参加者のみなさんも、熱心に聞いてました。


実は、インドネシアの中央政府のコミュニティ排水処理施設建設プロジェクトでの技術選択肢というのは
実際1つだけ(嫌気性処理)。なので、政府関係者の方々の発表では、
「狭い土地しか確保できないところでは、処理施設が作れないんです」
といった意見も出されていました。
そんな中、APEXの技術では、〝狭い土地でも処理施設が作れ、処理水質も良い”
ということで、結構インパクトがあったようです。

そして、日本からのお客様、多川先生の講演では、日本の水質汚染についてや、
特にうどんが大好きな香川県では、うどんの茹で汁(意外かもしれませんが、
うどんの茹で汁ですら川などの汚染を引き起こします)をきちんと処理する
必要があることや、ご自身の開発された方法で処理した結果などをご紹介いただきました。

また、同じ方法をつかってインドで行ったプロジェクトの様子なども紹介してくださいました。
私自身、いろんな方法があるんだなぁと感心しました。
そして、次の日は現場見学です!

ジョクジャカルタのコミュニティ排水処理施設がある、おなじみのクリチャック地区。
細い道が見学者で一杯になってしまいました(笑)
つづいて、スクナン地区でも見学。説明図があるボードの写真をとる方もいました。

会場に戻ってからは、大学の若手の先生による講演。
嫌気処理ですが、微生物の塊を作ることによって処理効率を上げることができたUASB法という
技術について講演いただきました。

そして、パネルディスカッションです。
講演者の皆さんが、それぞれの考えをのべるとともに、会場からの意見や質問に
答えました。
「コミュニティ排水処理の方法にはいろいろなものがあることがわかったよ」
といった感想や
「コミュニティの人たちに理解してもらうためにはどうするか?」
「今回いろいろな情報を得たけど、具体的にどのようにしたらわが地域ではできるかな?」
などの質問もありました。

上の写真、みんな笑顔ですがその理由は。。。
実は、配布資料の排水処理適正技術マニュアルに多川先生の数年前の写真がのっているんです!
「このときは、0.◎トンだったけど、今は0.◎※トンになってしまったんです」
と、ご自分でユーモアをこめて紹介されたことに対して盛り上がったのでした(笑)
いろいろ準備で大変でしたが、あっという間にセミナーは終わりました。
でも、ある地方政府の方は
「うちでコミュニティ排水処理研修をやってくれないかな?」
「どうしたらAPEXの方法をつかって処理施設が建設できるかな?」
といった嬉しい提案や質問をしてくれる方もいました。
ここで作ったつながりを、また次につなげていかなくては!!
(APEX 尾上)
をジョクジャカルタで開催しました!
インドネシア政府の排水処理関連部署の官僚や、大学の先生、研究所の先生などを講師に招き、
日本からも、香川高等専門学校の多川先生をお招きして盛大に開催されました!

開会の挨拶では、ジョクジャカルタの王様(!)をお招きしましたが、お子様の結婚式の準備で
忙しいとのことで、代理の方が見えました。
挨拶の後、少しお話ししましたが「私は、日本に留学していたんだよ。広島大学でした。」と
流暢に話されてびっくりでした!
今回のセミナーには、コミュニティ排水処理施設建設をすすめる地方政府や中央政府の関係者を
インドネシア中から招き、約80名の方々がいらっしゃいました。
講師には、去年の12月に行った排水処理適正技術研修でも講演してくださったおなじみの中央
政府関係者の方も。

参加者のみなさんも、熱心に聞いてました。


実は、インドネシアの中央政府のコミュニティ排水処理施設建設プロジェクトでの技術選択肢というのは
実際1つだけ(嫌気性処理)。なので、政府関係者の方々の発表では、
「狭い土地しか確保できないところでは、処理施設が作れないんです」
といった意見も出されていました。
そんな中、APEXの技術では、〝狭い土地でも処理施設が作れ、処理水質も良い”
ということで、結構インパクトがあったようです。

そして、日本からのお客様、多川先生の講演では、日本の水質汚染についてや、
特にうどんが大好きな香川県では、うどんの茹で汁(意外かもしれませんが、
うどんの茹で汁ですら川などの汚染を引き起こします)をきちんと処理する
必要があることや、ご自身の開発された方法で処理した結果などをご紹介いただきました。

また、同じ方法をつかってインドで行ったプロジェクトの様子なども紹介してくださいました。
私自身、いろんな方法があるんだなぁと感心しました。
そして、次の日は現場見学です!

ジョクジャカルタのコミュニティ排水処理施設がある、おなじみのクリチャック地区。
細い道が見学者で一杯になってしまいました(笑)
つづいて、スクナン地区でも見学。説明図があるボードの写真をとる方もいました。

会場に戻ってからは、大学の若手の先生による講演。
嫌気処理ですが、微生物の塊を作ることによって処理効率を上げることができたUASB法という
技術について講演いただきました。

そして、パネルディスカッションです。
講演者の皆さんが、それぞれの考えをのべるとともに、会場からの意見や質問に
答えました。
「コミュニティ排水処理の方法にはいろいろなものがあることがわかったよ」
といった感想や
「コミュニティの人たちに理解してもらうためにはどうするか?」
「今回いろいろな情報を得たけど、具体的にどのようにしたらわが地域ではできるかな?」
などの質問もありました。

上の写真、みんな笑顔ですがその理由は。。。
実は、配布資料の排水処理適正技術マニュアルに多川先生の数年前の写真がのっているんです!
「このときは、0.◎トンだったけど、今は0.◎※トンになってしまったんです」
と、ご自分でユーモアをこめて紹介されたことに対して盛り上がったのでした(笑)
いろいろ準備で大変でしたが、あっという間にセミナーは終わりました。
でも、ある地方政府の方は
「うちでコミュニティ排水処理研修をやってくれないかな?」
「どうしたらAPEXの方法をつかって処理施設が建設できるかな?」
といった嬉しい提案や質問をしてくれる方もいました。
ここで作ったつながりを、また次につなげていかなくては!!
(APEX 尾上)
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