第179回APEXセミナー 2013年度「適正技術人材育成研修」参加者報告会
2/1(土)に、2013年度の「適正技術人材育成研修」参加者による、報告会を開催しました。

研修の報告会は公開で実施しており、一般の方にも報告を聞いていただきました。本年度の研修には当初15名が参加されましたが、当日は8名(初級3名・中級5名)から報告をいただきました。流れとしては、前半は初級コース参加者の方、後半は中級コース参加者の方からの報告をお願いしました。
初級コースは、講義・研究会・現地訪問からなっていて、各自が個人的な興味・視点を基に、適正技術を学ぶ形となっています。このため、報告のポイントも、
・印象が強かった現地訪問
・技術のあり方や種類等についての考察
・フィールドワークや事業実施者として現地に入る際の立ち位置
とそれぞれの内容となりました。
同じ研修を受講されながら、多様な気づきがあり、それを受けた報告となったことは、非常に興味深く思われました。
中級コースは、具体的な事業形成を学んできたため、その内容と今後の関わり方を中心に、実務的な報告が多くなりました。発表は個人ごとだったものの、こちらはむしろ全体的に視点が共有されていて、チーム感が伝わったかと思います。
中級コースでは、APEXの事業の中で生まれてきたテーマである"西カリマンタン州でのバイオマスのワイズユース"に加えて、バングラデシュにAPEXの排水処理システムを適用することを参加者が自ら提案し、プロジェクト化されようとしている案件があります。この案件は、基本的に提案者の方が進められていますが、他の参加者もこのプロジェクトにも協力されるなど、適正技術の実践を参加者全員で現実のものとして進めようとされています。立ち上がり始めたこれらの事業は、新たな中級コース参加者の方を加えて、来年度以降次のステップに進んでいきます。
試行錯誤しながら進んでいる研修ですが、来年度以降も多くのみなさんの適正技術の実践に資することができればと思います。
(APEX 青山)

研修の報告会は公開で実施しており、一般の方にも報告を聞いていただきました。本年度の研修には当初15名が参加されましたが、当日は8名(初級3名・中級5名)から報告をいただきました。流れとしては、前半は初級コース参加者の方、後半は中級コース参加者の方からの報告をお願いしました。
初級コースは、講義・研究会・現地訪問からなっていて、各自が個人的な興味・視点を基に、適正技術を学ぶ形となっています。このため、報告のポイントも、
・印象が強かった現地訪問
・技術のあり方や種類等についての考察
・フィールドワークや事業実施者として現地に入る際の立ち位置
とそれぞれの内容となりました。
同じ研修を受講されながら、多様な気づきがあり、それを受けた報告となったことは、非常に興味深く思われました。
中級コースは、具体的な事業形成を学んできたため、その内容と今後の関わり方を中心に、実務的な報告が多くなりました。発表は個人ごとだったものの、こちらはむしろ全体的に視点が共有されていて、チーム感が伝わったかと思います。
中級コースでは、APEXの事業の中で生まれてきたテーマである"西カリマンタン州でのバイオマスのワイズユース"に加えて、バングラデシュにAPEXの排水処理システムを適用することを参加者が自ら提案し、プロジェクト化されようとしている案件があります。この案件は、基本的に提案者の方が進められていますが、他の参加者もこのプロジェクトにも協力されるなど、適正技術の実践を参加者全員で現実のものとして進めようとされています。立ち上がり始めたこれらの事業は、新たな中級コース参加者の方を加えて、来年度以降次のステップに進んでいきます。
試行錯誤しながら進んでいる研修ですが、来年度以降も多くのみなさんの適正技術の実践に資することができればと思います。
(APEX 青山)
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