2014年度第2回「開発とNGO」研究会『世界共和国への展望』を開催しました
<成長に依存しない社会をめぐって>というテーマで行っている2014年度の「開発とNGO」研究会ですが、第2回は柄谷行人著『世界共和国へー資本=ネーション=国家を超えて』(岩波新書、2006年)をテキストに、25名の参加者を迎え開催いたしました。
本研究会は、内容の要約をするレジュメ担当者、問題提起を行うコメント担当による発表、そしてディスカッションという流れで毎回進めていますが、今回はレジュメとコメントを中央大学の学部生の方にご担当いただきました。いずれも素晴らしい出来と評判で、その後のディスカッションも多くの発言もあり、有意義な研究会となりました。
研究会では、現在の資本主義社会の様相を的確に捉える柄谷氏の分析を評価しつつ、その先にある未来をどのように構想するのか、という点に対する発言が多くされたように思います。現在の社会状況の抱える矛盾と向き合い、これからの代替社会を構想していこうと活動するAPEXや、他のNGO、NPOなどのアソシエーションが、どのような世界共和国を望み、形作っていくべきなのかという点において、非常に多くのことを考えさせられるテキストでありました。

運営上の話になってはしまいますが、前回の反省を踏まえ、今回はディスカッションをマイクなしで行ったことが大正解で、結果として非常に活発な議論が交わされました。前回に引き続きご参加いただいたみなさまも、回を重ねるごとに、それぞれの参加者の方の視点や考え方などが少しずつわかってきたのではないでしょうか。
さて次回(8月3日)は、<内発的発展論に学ぶ>をテーマに、鶴見和子著『内発的発展論の展開』(筑摩書房、1996年)をテキストに取り上げます。個人的に非常に関心の高い著書でしたので、司会ながらレジュメ担当に立候補させていただきました。
なお、「開発とNGO」研究会は、外部に開いたイベントとなっております。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください。 「開発とNGO研究会」詳細は こちら
(APEX塩原)



運営上の話になってはしまいますが、前回の反省を踏まえ、今回はディスカッションをマイクなしで行ったことが大正解で、結果として非常に活発な議論が交わされました。前回に引き続きご参加いただいたみなさまも、回を重ねるごとに、それぞれの参加者の方の視点や考え方などが少しずつわかってきたのではないでしょうか。
さて次回(8月3日)は、<内発的発展論に学ぶ>をテーマに、鶴見和子著『内発的発展論の展開』(筑摩書房、1996年)をテキストに取り上げます。個人的に非常に関心の高い著書でしたので、司会ながらレジュメ担当に立候補させていただきました。
なお、「開発とNGO」研究会は、外部に開いたイベントとなっております。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください。 「開発とNGO研究会」詳細は こちら
(APEX塩原)
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