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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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NEDOの提案公募型開発支援研究協力事業」に採択決定

 バイオマスのガス化技術の共同開発プロジェクトが、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「平成18年度提案公募型開発支援研究協力事業」として採択されました。
平成18年度「提案公募型開発支援研究協力事業」に係る助成先の決定について

 NEDOの提案公募型開発支援研究協力事業は、開発途上国単独では解決困難な技術課題・技術ニーズに対処するとともに、途上国における研究開発能力の向上を図ることを目的とするもので、今年度は45件の応募があった中で9件のテーマが採択されたそうです。

以下、事業の要約です。
(1)事業名:「インドネシアにおける、粘土を触媒とするバイオマスの低コスト流動接触分解ガス化技術の共同開発」
(2)研究期間:2年間(2006~2007年度)
(3)事業の内容:APEXと東京農工大では、2000年度より粘土を触媒とするバイオマスの流動接触分解アガス化の研究を開始した。2003年度からはインドネシア技術応用評価庁ならびにディアン・デサ財団も共同開発に加わり、2005年度にはインドネシアにおいて25kWのガス化パイロットプラント(バブリング流動層)が完成し、生成ガスをエンジンに投入して発電するにいたっている。パイロットプラントの知見を踏まえ、残された課題と対策を整理して、アブラヤシ廃棄物を原料とするバブリング流動層の実証テストプラント(100kW)を設計、製作、運転、解析、評価し、この技術の実用化をはかる。さらに、外部循環型流動層パイロットプラント(100kW)をも建設、運転、解析、評価し、二つの方式を比較して選択の指針を得る。
(4)事業実施体制:特定非営利活動法人APEX、東京農工大学堀尾研究室、ディアン・デサ財団、インドネシア技術応用評価庁(BPPT)の4者による共同研究

 NEDOは経済産業省所管の独立行政法人で、産業技術とエネルギー・環境技術の研究開発と普及を推進する日本最大規模の中核的な機関です。日本の未来社会のため優れた研究成果を生み出すことを目的に、産学官の総力を結集させたさまざまな研究開発をトータルコーディネートしています。
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