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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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世界の大多数の人たちのための技術体系―第185回APEXセミナーにて

APEXの塩原です。さて、先日5/9(土)に、第185回APEXセミナーが開催されました。このセミナーは、2015年度適正技術人材育成研修の第1回講義と同時の開催となりました。

会場のようすAPEXの活動に関わっていただいているみなさまにはお馴染みかと思いますが、毎年5月に行われているこのセミナーは、APEX代表の田中が、適正技術について講義を行うセミナーです。APEXのこれまで活動実践を踏まえ、適正技術とは何かを、代表自らの口から話すので、APEXの活動や、適正技術分野のいまを知りたいという方には、まさにうってつけとなるセミナーです。

ただ、内容は毎回全く同じというわけではなく、事業の進捗や構想など、最新の情報が少しずつ加えられています。今回は「適正技術とこれからの技術体系」と題し、適正技術の概念・実践について話された後、適正技術の創出に必要なポイントや、国内における適正技術の担い手に関する今後の構想なども話されました。
質疑2今回は学生の参加者が比較的多く、また、各章ごとに区切って質疑の時間を設けたこともあり、たいへん活発な質疑が交わされました。

また、参加された学生の専門分野は工学系から語学系など幅広く、質疑の内容面も、排水処理の水質や個別の技術との比較などから、適正技術という分野にさまざまな専門性が交流する場が必要なのではないかなど、多様な意見が聞かれました。

質疑1
今回の講義の中で、私がたいへん関心を寄せたのは、やはり「適正技術センター」の構想についてです。環境問題の解決から、持続可能性の模索へと、より広い視野の中で世界を良い方向へ進めていこうとするとき、これからわたしたちのアクションは、さまざまな専門性が集結して、有効性を担保されていかなくてはいけません。


直さんこれから社会をよりよくしていくためには、技術や人、文化や経済を相互に結びつけた実践が必要であることは、APEXのこれまでの活動がまさに証明してきたことだと思います。さまざまな専門性が集い、このような実践が生み出される場を、<適正技術>という言葉のもとに創出していく。それはまさに、これまで<適正技術>に向き合ってきたAPEXが取り組むべきことだと感じました。(APEX塩原)
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