ガス化実験、進捗状況
インドネシア現地で、ガス化に使用する触媒粘土の活性評価実験を行っています。
粘土を流動媒体として用いて、小規模ガス化炉でバイオマスの流動接触分解ガス化を行い、活性を評価します。

実験装置が搬入されたばかりの時は、マイクロヒーターの昇温、ガス化炉内の圧力の上昇、ガス漏れなどの問題も発生しました。
修正した後も、実験を進めている中で、生成ガスの配管系や水供給のチューブのサイズなどが適正ではないなど、装置の改良を行いながらの実験となりました。

現段階では順調に実験を行い、炭素収率も85%以上と比較的良好な運転を維持することが出来ています。
熱電対、圧力センサーを用いてガス化炉内の温度、圧力を見ながら、粒子の動きを判断し、バイオマスを供給、ガス化後のガス、タール、チャーになった物質をそれぞれ分析します。
炭素の収率から、ガス化に適し粘土触媒の最適化を行っています。

NEDO事業で活性が高いと結果が出たスメクタイト系の粘土に注目し、インドネシア現地で収集を行っています。現段階では9種類の粘土を収集しています。

今後も実験を引き続き行っていく予定です。
(APEX須藤)
粘土を流動媒体として用いて、小規模ガス化炉でバイオマスの流動接触分解ガス化を行い、活性を評価します。

実験装置が搬入されたばかりの時は、マイクロヒーターの昇温、ガス化炉内の圧力の上昇、ガス漏れなどの問題も発生しました。
修正した後も、実験を進めている中で、生成ガスの配管系や水供給のチューブのサイズなどが適正ではないなど、装置の改良を行いながらの実験となりました。

現段階では順調に実験を行い、炭素収率も85%以上と比較的良好な運転を維持することが出来ています。
熱電対、圧力センサーを用いてガス化炉内の温度、圧力を見ながら、粒子の動きを判断し、バイオマスを供給、ガス化後のガス、タール、チャーになった物質をそれぞれ分析します。
炭素の収率から、ガス化に適し粘土触媒の最適化を行っています。

NEDO事業で活性が高いと結果が出たスメクタイト系の粘土に注目し、インドネシア現地で収集を行っています。現段階では9種類の粘土を収集しています。

今後も実験を引き続き行っていく予定です。
(APEX須藤)
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