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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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ジャトロファ事業の展開とココナッツ・オイルの販売

ジャトロファ・センターでは、2010年からジャトロファの種子を買い取って来ましたが、その収集量はほとんど伸びず、既に6年が経過しました。7年目の今年は、ジャトロファ事業は少し規模を縮小して、ココナッツ・オイルなどその他の事業を拡大して経済性の改善を狙うことになりました。

ジャトロファの種子の買い取りはこれまで9地域(約40村)から行ってきましたが、その地域の数を減らして4地域としました。また、昨年は一定量の種子を集めた種子収集人にボーナスを支給していましたが、期待していたほどの収集量増加の効果がなく、今年はそのボーナスは廃止することとしました。その代わりに歩合制の賃金を少し増やしました。さらに、種子の買い取り価格を若干(20%ほど)値上げしました。

種子収穫量の多い地域に集中することで、ジャトロファ事業にかかる時間を減らし、もう少し採算性の見込めそうな他の事業へ時間をさけるようにしました。

昨年の12月には各地の種子収集人を訪れ、買い取り価格や種子収集人賃金の値上げなどを告知して理解を求めて来ましたが、今月、種子収集が本格的に集まる前にもう一度各地域を訪問して、周辺の住民に知れ渡っているかを確認しています。


一方、ココナッツ・オイル事業の方では、昨年生産したココナッツ・オイルがまだ50リットルほどあるので、その販売を行っています。市販されているアブラヤシの油から出来た調理油よりも若干値段が高く、住民にとっては初めての商品なので、売上量増加のペースはまだまだ遅いのですが、一度つかってもらえるとリピーターになっていただける人も多いようです。

そのため、これまで1.5リットル入りのボトルのみ利用していましたが、600ml入りのボトルも用意して少額で提供し、初めての人でも試しやすくなるようにしました。

ジャトロファ・センターのあるシッカ県の言葉では、ココナッツをKaborといい、ココナッツ・オイルをLengi Kabor(ルンギ・カボール)と言います。ココナッツ・オイルの商品名は、このKaborから言葉を取って「Kabora」としました。この地方の製品ということが分かるように、この地方の言葉を取り入れたかったのです。

ココナッツ・オイル

地元で取れたココナッツを利用して地元で作られ、地元の言葉を配したオイルが地元だけでなく、他の島でも消費される日を夢見ながら、今後も努力していきたいと思います。

(APEX彦坂)
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