適正技術人材育成研修の募集を開始しました!(2016年度)

APEXでは、排水処理やバイオマスエネルギーなどにかかわる適正技術の開発・普及に取り組んできた蓄積を生かして、そのような分野に関心をお持ちの方を対象とした研修プログラムを実施しています。2016年度のプログラムが決定し、募集を開始しましたので、今回のみどころを少しご紹介させていただきます。
研修プログラム詳細・お申込みページ

研修は初級コースと中級コースに分かれていますが、ここでは初級コースについて主にご紹介します。初級コースは、適正技術の基礎的な部分を学んだり考えていただくコースで、①適正技術に関わる分野で活躍されている方をお招きしての講義、②重要文献を輪読し、参加者での議論を通して人間や社会などの広い視野から世界観を形成するための研究会、③そして実際に現地(インドネシア)のプロジェクト現場を視察して、学びを実践に結び付けて考えるための現地訪問から成ります。

また、研究会では、ルイス・マンフォードの大著『機械の神話』をメインテキストとして、人間と機械(あるいは技術)の望ましい関係のあり方を探ります。環境や資源などの視点において、「エコ」という名のつく技術を目にするのは、いまやめずらしいことではありませんが、環境問題の原因の根底にある、社会構造や格差などの問題との関係も含めて、技術を論じることの必要性を考えたいと思います。

それでは、みなさまのご参加を心よりお待ちしています!
プログラムの詳細につきましては、2016年度版のパンフレットや、ホームページの情報をご覧ください。
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これまでの研修プログラムの報告記事等はこちら
※パンフレットにつきましては、APEXの団体資料の請求をいただけましたら、合わせて送付することもできます。
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(塩原)
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