人が人になる時-精神と象徴 2016「開発とNGO」研究会第1回
APEXでは、NGO活動の基礎となるような世界観を形成していこうと、「開発とNGO」と題する研究会を行っています。2016年度は、これからの技術と社会のあり方について本質的な観点から考えていこうと、シリーズ〈機械と人間〉題して開催していますが、5月29日(日)にその第1回が行われました。
今年度の研究会は、ルイス・マンフォードの2巻にわたる大著『機械の神話』をメインテキストとしています。これらは1960年代から1970年代にかけて執筆された本ですが、人間と技術の本質的な関係に対する深い洞察は、今となっても読み手にさまざまなインスピレーションを与えてくれる良著です。
さて、第1回は〈人が人になる時―精神と象徴〉としまして、『機械の神話第1巻 技術と人類の発達』の前半部分を扱いました。1章から7章まで進める予定でしたが、初回はオリエンテーション的な位置づけもあり、実際に扱えたのは4章までとなりました。ただ、代表からの冒頭のテキスト紹介や、今回の要約者によるレジュメ、議論を通じまして、参加者間では、マンフォードがこの本で言わんとしていることについてはおおかた共有することができたのではないでしょうか。
「メガマシーン」などのキータームについては次回以降、本格的な議論を進めていくことができるかと思いますので、みなさんの議論を楽しみにしたいと思います。
なお、本研究会は単発でのご参加も歓迎ですので、もしご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、イベント名や題材のイメージよりも実際にはずっと和やかな雰囲気でやっていますので、どうぞお気軽にご参加ください。!
APEX塩原
▼「開発とNGO」研究会イベントページはこちら
http://www.apex-ngo.org/kokunai/kenkyukai.html

さて、第1回は〈人が人になる時―精神と象徴〉としまして、『機械の神話第1巻 技術と人類の発達』の前半部分を扱いました。1章から7章まで進める予定でしたが、初回はオリエンテーション的な位置づけもあり、実際に扱えたのは4章までとなりました。ただ、代表からの冒頭のテキスト紹介や、今回の要約者によるレジュメ、議論を通じまして、参加者間では、マンフォードがこの本で言わんとしていることについてはおおかた共有することができたのではないでしょうか。
「メガマシーン」などのキータームについては次回以降、本格的な議論を進めていくことができるかと思いますので、みなさんの議論を楽しみにしたいと思います。
なお、本研究会は単発でのご参加も歓迎ですので、もしご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、イベント名や題材のイメージよりも実際にはずっと和やかな雰囲気でやっていますので、どうぞお気軽にご参加ください。!
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