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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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SATREPS事業3年目突入

SATREPS(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム)事業が2014年より始まり、
3年目に突入しました。(プロジェクト年数:5年)

インドネシアに適合的な、バイオマス廃棄物の流動接触分解ガス化技術と、ガス化で得られたガスから液体燃料を合成する技術を準商業プラントレベルまで開発し、その後の普及の基盤を整備しようとするものです。

ガス化技術は、2000年から開発に取り組んできた、粘土を用いた流動層ガス化技術を用います。

NEDO事業で実証テストプラントレベル(135kw)まで進みましたが、そこで洗い出された、チャー(炭様の塊)の抜出、流動層の循環の安定化、バイオマス供給システムの最適化、粘土触媒の最適化などの課題を克服していき、さらに得られたガスを、発電のみでなく、液体燃料としても利用しようとするものです。

液体燃料は『低圧メタノール合成技術』をベースとしていますが、
新たな選択肢として、『ガス発酵技術』を加え、現地に適合的な技術の開発を進めていく予定です。

僕が担当しているガス化では、粘土触媒の最適化として、現地で入手可能な粘土触媒の収集、活性評価を行いました。

NEDO事業で活性が高いと認められたスメクタイトグループのベントナイトに注目し、BPPTと協力しながら、12種、収集しました。

  CIMG1537.jpg

集められたベントナイトサンプルは小型ガス化装置で実験を行いました。

   IMG_7006.jpg           IMG_7310.jpg

この実験装置は、APEXで設計したものを現地の作製会社に発注し、何度も打ち合わせをしながら作ったものです。

すでに実験は終了し、活性が高いと認められた粘土に関して、パイロットスケールのコールドモデル(現地で作製)を用いてチャーの抜出し機構の開発と粒子の循環流動の安定化を検討します。

   Cold model4    Cold model6

3年目はコールドモデルの実験、またデモプラントの設計がメインになってきます。
基本設計は各研究機関で合同ワークショップを行いながら、基本設計をし、APEXで取りまとめ、日本のエンジニア会社に詳細設計を依頼し、現地で作製するという形になります。

SATREPS事業3年目。今までの実験室レベルの試験からいよいよ、スケールアップに入っていきます。

須藤

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