メタノール合成実験開始
メタノール合成リアクターの保険手続きがやっと終わりいよいよ実験に取り掛かりました。
メタノール合成は200℃、100気圧という高温高圧条件で行います。
しかも使用するのは一酸化炭素と水素。
実験は安全に注意しながら行うのはもちろんですが、それでも何かのときのために保険をかけておきましょうということになりました。
でもここはインドネシア。
保険の見積もりから、保険内容の確認などいちいち手続きに時間がかかります。
そうして1年程度かかってやっと保険手続きが完了しました。
普通メタノール合成は50 bar~100 barという高圧条件下で反応させますが、本プロジェクトでは通常の1/10程度の低圧で合成を行う、低圧多段式を用います。
メタノール合成触媒が入ったリアクターを複数並列につなげ、原料ガスを供給します。

リアクター内で水素と一酸化炭素が反応し、メタノールガスが生成されます。
メタノールは60℃以下で液体になるので、1つ目のリアクターを通過後、ガスを一度別の容器内で冷却し
ガス中のメタノールを液体にします。
というわけで、メタノール合成触媒を入れるリアクターと同様の形の冷却用の容器がついています。

そうやって生成したメタノールをリアクターごとに引き抜いていき、次のリアクターに流しまた反応させます。
一度流しただけでは反応しきれなかった一酸化炭素と水素を、効率的にメタノールにすることができるというわけです。

インドネシアとの共同プロジェクトなので、実験はもちろん現地スタッフと一緒にやります。
が、、BPPTのスタッフは、SATREPS事業だけでなく、他のプロジェクトも掛け持ちしています。
また、海外での研修も頻繁に行っており、不定期で忽然といなくなります。。。
できるだけ一緒に実験できるよう心掛けてはいますが、なかなか難しいことも。
一酸化炭素や水素といったガスも使用するので、安全にはくれぐれも気を付けつつ。。。。。
がんばります!
APEX・河合
メタノール合成は200℃、100気圧という高温高圧条件で行います。
しかも使用するのは一酸化炭素と水素。
実験は安全に注意しながら行うのはもちろんですが、それでも何かのときのために保険をかけておきましょうということになりました。
でもここはインドネシア。
保険の見積もりから、保険内容の確認などいちいち手続きに時間がかかります。
そうして1年程度かかってやっと保険手続きが完了しました。
普通メタノール合成は50 bar~100 barという高圧条件下で反応させますが、本プロジェクトでは通常の1/10程度の低圧で合成を行う、低圧多段式を用います。
メタノール合成触媒が入ったリアクターを複数並列につなげ、原料ガスを供給します。

リアクター内で水素と一酸化炭素が反応し、メタノールガスが生成されます。
メタノールは60℃以下で液体になるので、1つ目のリアクターを通過後、ガスを一度別の容器内で冷却し
ガス中のメタノールを液体にします。
というわけで、メタノール合成触媒を入れるリアクターと同様の形の冷却用の容器がついています。

そうやって生成したメタノールをリアクターごとに引き抜いていき、次のリアクターに流しまた反応させます。
一度流しただけでは反応しきれなかった一酸化炭素と水素を、効率的にメタノールにすることができるというわけです。

インドネシアとの共同プロジェクトなので、実験はもちろん現地スタッフと一緒にやります。
が、、BPPTのスタッフは、SATREPS事業だけでなく、他のプロジェクトも掛け持ちしています。
また、海外での研修も頻繁に行っており、不定期で忽然といなくなります。。。
できるだけ一緒に実験できるよう心掛けてはいますが、なかなか難しいことも。
一酸化炭素や水素といったガスも使用するので、安全にはくれぐれも気を付けつつ。。。。。
がんばります!
APEX・河合
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